エコタイヤ性能比較表
昨今の原油価格高騰そして環境保護、特にCO2の排出量削減が大きな課題となっている時代背景により、タイヤメーカーでは頻繁に「エコ」を唱え、その影響か一般ユーザーにもその関心が高まりを見せ、今や「エコタイヤ」は新たなタイヤ選びのカテゴリーとして定着しつつあります。

「エコタイヤ」は、「タイヤの転がり抵抗の低減」を図ることで車の燃費向上効果を得、「CO2の排出量削減」を目指します。
「転がり抵抗の低減」は、主にタイヤ自体の真円性の追求やシリカなどの素材の配合、タイヤ自体のダイエット化により達成することが多いようです。
また、タイヤの素材も石油などの化石資源を極力減らし、化石外資源に置き換える技術の開発により、タイヤの廃棄等により発生するCO2の排出量を削減したり、タイヤの摩擦低減で車の燃費向上を図り、車からの排ガス等を削減することでCO2の削減に貢献できるというものです。
エコタイヤの初め
「エコタイヤ」は、ミシュランの「グリーンタイヤ」構想が発端と言われています。1992年に初めて実用化され、それまでのタイヤと比較して「転がり抵抗」が低減されているのが特徴でした。
これは、シリカと呼ばれる特殊な素材をコンパウンドに配合することで達成されていたと言われています。シリカを使うことで、 転がり抵抗が低くなり、低温の路面でもグリップが良くなる。それまでは、転がり抵抗の低減を図ろうとするとグリップや摩耗性能が犠牲になると考えられていましたが、この技術でミシュランは「エコタイヤ」を実現しました。
そして、今日の「エコタイヤ」はミシュランの構想が基礎となり発展してきていると考えられます。現在、ミシュランのエコタイヤの製品構成は、「ENERGY」シリーズがそれに該当します。その技術は「エコタイヤ」の基本を踏襲したものという印象です。
このミシュランの「エコタイヤ」構想に影響された国産タイヤメーカーは、石油外資源の利用比率を大幅に高めたタイヤを開発し、それは「エコタイヤ」を超えた『超エコタイヤ』と呼ばれています。
これらは、ダンロップの「ENASAVE 97」やヨコハマ「DNA dB super E−spec」、そして今人気のヨコハマ「DNA Earth−1」が『超エコタイヤ』の代表となり、ブリヂストンの「ECOPIA EP100」やトーヨー「PROXES CT01e」などもこれに続こうとしています。
車の燃費向上そして環境保護に貢献する「エコタイヤ」の果たすべき役割は非常に大きく、2008年は各メーカーから多くの新製品が発売されています。
グリーン購入法
グリーン購入法とは、製品やサービスを購入する際に、環境を考慮して必要性をよく考え、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入することを推奨する法律です。
消費生活など購入者自身の活動を環境にやさしいものにするだけでなく、供給側の企業に環境負荷の少ない製品の開発を促すことで、経済活動全体を変えていく可能性を持っています。
2006年には一般公道用タイヤもグリーン購入法指定対象商品となり、その判断基準が定められています。
ここに掲載する「エコタイヤ」は、グリーン購入法対象商品を基準にしています(2008年7月現在)。
商品名

- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
エコタイヤへのコメント
エコタイヤ性能比較による評価、特徴に関して。
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ブリヂストンのエコタイヤの特徴は、「REGNO GRV」 「Playz」 「B−Style EX」 「B−Style RV」 「SNEAKER」等ブランドやタイヤのカテゴリーを超え広域に渡っていることです。また、これらはグリーン購入法対象商品でもあります。
構造的には、非対称形状や非対称構造、ドーナツ技術そして特殊素材のコンパウンド等により軽量化を図り、転がり抵抗の低減やロングライフ化を実現しています。
また、超エコタイヤと言ってもおかしくない「ECOPIA EP100」もラインアップに加わり、更なる拡大が期待できそうです。
- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
ECOPIAコンパウンド などの採用により、ブリヂストン国内市販用タイヤの中で最も低い転がり抵抗を実現した超エコタイヤ。もう一つの特徴は、制動時のブロックの接地圧を均一化することで、優れたブレーキ性能を実現。
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- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
新品時から摩耗時まで高いウェット性能を発揮
エコ対策の省燃費タイヤとして財布にも優しい。路面の細かな凹凸もそれ程気にならない。安全性を高める技術がフルに投入。 コンパウンドは固くなりにくく、経年変化によるノイズを抑える。グリップ性能は縦横共に満足レベル。
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ヨコハマのエコタイヤは、「DNA」シリーズ。国内のタイヤメーカーの中でいち早くエコに着目し、1998年の発売以来常に進化を遂げてきました。
DNAシリーズ最強のエコタイヤは、「DNA dB super E−spec」。従来品より転がり抵抗を20%低減し、4%もの燃費向上効果を実現しています。また、空気透過抑制フィルムやオレンジオイル配合などの技術で、タイヤの柔軟性を高めて確かなグリップ力を引き出すことで安全面にもこだわりを持ち、エコとの両立が図られています。但し、発売サイズがプリウスやシビックなどのハイブリッドカーを想定したものに限定されています。
そこで、このタイヤに次ぐのが「DNA Earth-1」です。DNA Earth-1は幅広いニーズに応えるタイヤとして開発され、輸入車や国産セダンからミニバン、コンパクトカー、軽自動車までフォローするサイズバリエーションが特徴です。
- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
経済性だけでは物足りないユーザーへ
基本的に純正装着タイヤから交換する人が多い。純正タイヤでは静粛性に最も不満が多く、次に乗り心地。NDA ECOSはそれらを満たすレベルでお勧め。しかし、飽くまでもスタンダードタイヤでありそれ以上のレベルは期待できない。
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- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
こだわりを持つ環境に優しい新世代のエコタイヤ
オレンジオイルの配合により、ころがり抵抗の低減とグリップ力の向上をさらに高次元で両立させた新世代エコタイヤ。トレッドパターンや構造も新開発し省燃費性能を実現しながら、ウェットグリップ力、乗心地、静粛性なども向上。
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ダンロップのエコタイヤは、「VEURO」 「LE MANS」 「DIGI−TYRE ECO」 「ENASAVE ES801」。グリーン購入法対象商品としてラインナップされています。
この中で注目すべきは「ENASAVE ES801」です。石油外資源を70%まで高め、従来品に比べ転がり抵抗を30%低減するなど燃費向上にも貢献し、エコタイヤとして正に革命的な商品です。
- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
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- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
環境性能、居住性能、経済性の向上のエコタイヤ
エコタイヤであり転がり抵抗が低減され燃費やCO2削減が期待できる。このカテゴリーのタイヤは、ファミリーユースに使用されることも多く、経済性や運転性能、乗り心地などほど良い快適性が得られることでお勧め。
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トーヨーのエコタイヤは、「TEO plus」 「TRANPATH Ne」 「TRANPATH MP4」、そして「PROXES CT01e」が加わりました。いづれもグリーン購入法対象商品です。
トーヨータイヤはミニバンタイヤに見られる個性的商品の得意なメーカーですが、エコタイヤに関してはやや後発的イメージがあります。エコに関する特殊な技術や取り組みなど他のメーカーと比較して少し寂しさを感じます。
「TRANPATH」シリーズでのエコタイヤの訴求を、大いに期待したいものです。
- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
快適空間専用タイヤ、スタンダードで満足度も高い
他との比較ではコストパフォーマンスに優れていること、エコタイヤとしての燃費等の期待が大きいこと。純正レベルより格段に性能の良さが実感できる。特に、静粛性の高さと、ハンドリングの軽さは評価が高い。
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- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
ミニバン用タイヤとして人気が高いトランパスの4代目
ミニバンタイヤといえばTRANPATHというようにこのカテゴリーでの先駆者で人気のタイヤ。前作と比較してコーナーリングや高速でのレーンチェンジが更にスムーズになり、トータルでの快適性が更に向上した。
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ファルケンのエコタイヤは、「SINCERA」「ZIEX」がその対象商品となっています。ダンロップの対象商品と同じ考え方の下に、転がり抵抗の低減によるCO2の削減、そしてロングライフ化、更に静粛性能の向上を掲げ環境に優しいタイヤを目指しています。
しかし、現実的にはダンロップの「ENASAVE」や「VEURO」「LE MANS」などに見られる特殊技術は見られず、ファルケンのラインアップは少し寂しい印象を覚えます。
- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
スポーツ+コンフォートで幅広い層をターゲットにする
コンパクトカー、セダン、ミニバンそして輸入車などを対象とし、その層ごとに求められるニーズに応えてくれる。快適性と伴に運転する楽しさをも追及するオールラウンド性の高いスポーツコンフォートタイヤ。
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- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
「サーチ・アイ」の採用でローテーション時期を知らせる
特に不満もなく特に期待もない普通のタイヤ。しかし、価格から評価すると意外と満足度は高い。その多くが純正タイヤとの比較による。静粛性、ハンドリング、グリップ性能すべてに性能の向上が見られるようだ。
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グッドイヤーのエコタイヤは「Hybrid」テクノロジーで、最新の「HybridU」は「EAGLE LS2000 HybridU」に採用されています。「BioTRED」、「ValueTRED」、「G-TAMS」などが採用され環境性能や経済性能向上などが図られています。
グリーン購入法対称商品としては、「EAGLE LS3000 Hybrid」「EAGLE LS2000 HybridU」が掲げられていますが、「GT-Hybrid」もグッドイヤーのラインナップ上では区別されており、今後「Hybrid」対象商品が拡大していくと想像できます。
- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
高い静粛性能と最上級の乗り心地、大型ミニバンにも十分対応する
プレミアムセダン用として、静粛性や安定した素直なハンドリング性能が特徴として挙げられるが、この特徴が大型のミニバンにも十分対応できる。重量級のセダンを支える剛性はミニバンにも対応し相性もよい。
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- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
コストパフォーマンス重視。快適性能とロングライフの実現
コストパフォーマンスに優れている。トータル的には平均点の評価であるが、静粛性と乗り心地は少し厳しい。特に段差超えでは気になるほどの衝撃を感じることもあるようだ。しかし、価格的な面から考えると仕方なしか。
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ミシュランのエコタイヤは、「ENERGY」シリーズ。グリーン購入法対象商品です。
タイヤ素材に自然の砂に含まれるシリカを配合した技術を採用したのが、グリーンタイヤテクノロジー。この技術がミシュランのエコタイヤに受継がれています。「ENERGY」シリーズはグリーンタイヤコンセプトとして、環境保護に厳しいヨーロッパの基準をクリアーしたエコタイヤです。
- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
コンパクト〜ミディアム向けコンフォートタイヤ
トレッドパターンは左右非対称でスムーズなハンドリング性能と高いウエット性能を実現。硬めの評価を良く耳にするが、ミシュランタイヤ全体に言える事。やはりミシュランのポリシーがそのようなタイヤ作りをさせているように思う。
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- 転がり抵抗
- 省燃費性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 価 格
高水準の静粛性能を提供、じっくりとその良さが感じられる
装着当初は、静粛性や乗り心地の悪さが気になるかも。しかし、2,000km、3,000km走りこんでくると印象が変わり、グリップ感や剛性感そして乗り心地まで変化を感じる。慣らし期間の長さを理解することができれば評価は○。
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タイヤの組み換え、装着
タイヤのインターネットでの購入は、価格的に魅力がありますが、タイヤという商品から組み換え・装着には、購入後に直接ガソリンスタンド、カー用品店やディーラー等へ持ち込んで作業をしてもらうことが必要です。その為に、予算にはこの分も考慮しておかなければなりません。以下はその為の参考価格です。
| 【タイヤ組み換え等参考価格】 単位:タイヤ1本 | |||
| タイヤサイズ (inch) |
タイヤ組換え&バランス(円) | タイヤ処分(円) | 車両からの脱着(円) |
| 10〜13 | 1,000〜1,500 | 300〜500 | 500〜1,000 |
| 14〜16 | 1,600〜2,000 | ||
| 17〜18 | 2,100〜2,500 | 600〜1,000 | |
| 19〜20 | 2,600〜3,000 | ||














