タイヤメーカー別性能比較とは? コンテンツの特徴を紹介

オールシーズンタイヤ性能比較

 2019-2020年に向けて正直これほどのラインアップ拡大が実現するとは思いませんでした。だって昨シーズンはグッドイヤーとファルケンの2メーカーにプラスアルファの展開でしたので。

 まぁ、今思えばミシュランが一部へ販路を絞り込むことでテスト販売するなど、可能性を模索する動きはありましたけどね。いずれにしても傾向としてはいい感じだし早速全体のラインアップを確認しましょ。

2019-2020年シーズンは過去最大のラインアップ!

 筆頭としてやはりグッドイヤーからでしょ。ここまで導いた功績は大きい。「Vector 4Seasons Hybrid」と「Assurance WeatherReady」を備え乗用車からSUV用まで更なる強化を図ります。特に「Vector 4Seasons Hybrid」はサイズ展開も十分だし実績もあり。国内生産に切り替わるなど国内市場を重視しているし、やはり先駆者として最初に検討されるべき製品だと思います。

 次いでファルケン「EUROWINTER HS449」かな。国内ではグッドイヤーに次ぐ露出強化に貢献してきました。国内導入は2015年ですが欧州では2012年から既に発売されています。実績を備え確実に国内市場へ投入された、と考えるべきかと。グッドイヤーに次ぐ貢献度を誇ります。

ミシュラン、ピレリ

 で、実はここからが新シーズンの特徴になります。ピレリ「Cinturato ALLSEASON PLUS」は2018年から。正直当初の注目度はいまひとつ。しかし、今シーズンの隆盛に乗ってその一角を担います。

 ミシュラン「CROSSCLIMATE SERIES」は2018年にオートバックスで先行販売を実施していたもので、ようやく解禁? です。しかもSERIES(シリーズ)はタイプ別に3種をラインアップ。軽・コンパクトカー用の「CROSSCLIMATE」、セダン用「CROSSCLIMATE+」、SUV用「CROSSCLIMATE SUV」となる。計80サイズを設定します。

ダンロップ、トーヨー

 これだけじゃない! 反応したのは海外メーカーに留まらず、トーヨー、ダンロップまでもが参戦します。トーヨーは2015年に北米や欧州などで先行投入済みのSUV用「CELSIUS」を国内へも決断しました。SUV人気にまず対応しよう、ということかと。

 かつてトーヨーはオールシーズンとは呼ばなかったけれど明らかにそれよね、の製品投入を果たしています。トレッドデザインとコンパウンドは夏冬双方に対応可能なもので新ジャンル、クロスファンクショナルタイヤを謳いました。「CFt」という製品で2011年9月発売。

 冬用タイヤ規制、チェーン規制中の道路や凍結路面などは、冬用タイヤもしくはチェーンを装着する必要がある、としていたので最新に比較すると雪路対応性が低かったかも。

 記憶薄れていますが確かそれほど話題にならなかったような。いつしかラインアップの片隅に追いやられ、気が付いたらフェードアウト。先行するグッドイヤーが「Vector 4Seasons」のころだし、低空飛行で何とか持ちこたえていた印象だったので厳しかったのは間違いない。今なら可能性あるし「2」として再投入したらどうかな? 勿論乗用車用としてです。

 ダンロップは「ALL SEASON MAXX AS1」を2019年10月から発売開始。カテゴリー認知がいま一つの中で急激な隆盛に注目を得るのは間違いないかと。最も興味を高めているひとつです。

 数年前まで全くの少数派だったオールシーズンながら、首都圏など非降雪地域への有効性にユーザー心理の浸透度が高まるのをメーカーが期待してのこと。またスタッドレスタイヤ市場の需要限界も影響しているのかな。現状国内メーカーの優位性は崩れず、海外メーカーにとっては何とも歯痒い。そこで見出したのがオールシーズン、ということも。こうなるとブリヂストンとヨコハマの参戦があるか?です。さぁどうする?

ヨコハマが動く! でもブリヂストンは‥

 そしたらヨコハマが動くことに! 2018年のジュネーブモータショーで発表。その後欧州で先行発売を経た「BluEarth-4S AW21」を国内でも投入するという。発売は少し先、2020年1月9日から。初期設定サイズは 225/55R19 99V ~ 175/65R14 82T の19サイズです。

 ヨコハマは2019年初頭にマスコミ向けの試乗会を同社北海道テストコースで開催(私は当然ながら呼ばれていない‥)、存在が大々的に報じられるも国内投入に際して公には伝えられていませんでした。でも国内市場の盛り上がりを確認出来たし本格投入が確定、ということかと。

 実はブリヂストンもラインアップとしてオールシーズンを備えます。しかしながらメインは海外。国内では地域性により路面環境の変化が大きいし、何よりもアイス路での確実な効きを重視。テストマーケティングとして一部で販売するも拡大には至りません。

 でもこの一部が気になりますね。というのも2013年6月から発売が開始されています。「NEXTRY Type S(ネクストリータイプエス)」がそれ。スタンダードタイヤ「NEXTRY」をベースに浅雪やシャーベット路の走行に配慮した新パターンを採用します。初期サイズは13 ~ 15インチまで8つを設定しましたが、最新はどうかな?

 「Type S」の「S」はシャーベット(sherbet)から名付けられたというけれど真意は不明。なお「NEXTRY」に比較し雪上ブレーキ性能が27%向上しているという。突然の降雪時にも対応できるオールシーズン性能を強調します。

 また同時に「Type L」も発売さていますが、こちらはロングライフを強調する製品です。いずれもブリヂストンのタイヤショップ専売モデルの位置付け。従って一部での販売に留まる、というのはこのこと。

 テストマーケティングとして可能性を探るも既に6シーズン経過で一般化しないのは、まぁそういうことなんでしょう。パターンを見れば他の専用とは異なり飽くまでも「NEXTRY」の派生なのでいかにも感が薄いです。残念ながらこれからブリヂストンの本気度を感じことは難しい。

オールシーズンタイヤ性能比較

ヨコハマ

BluEarth-4S AW21

2018年のジュネーブモータショーで発表、その後欧州で先行発売を経て国内投入へ。センター部から左右斜め方向に広がるV字の ダイバージェントグルーブ の方向性パターンを採用。雪路とウェットで安定性を保持、ドライおよび耐摩耗性をも確保。

製品詳細

ダンロップ

ALL SEASON MAXX AS1

ダンロップもいよいよ国内でオールシーズンタイヤを投入! ドライ、ウェットから雪道まで様々な路面で確かなグリップ力の発揮を謳う。コンパウンドは専用開発、常温で夏タイヤと同程度の硬さを持たせながら低温下でも硬くなりに難い特性を実現する。

製品詳細

トーヨー

CELSIUS(SUV用)

「CELSIUS」はトーヨーがSUVへ向けたオールシーズンタイヤ。2015年に北米や欧州などで先行投入済み。本場? というかオールシーズン先進市場で相応の支持を得たことから国内導入に踏み切ったよう。潜在的な顧客開拓を図る、としている。

製品詳細

ファルケン

EUROWINTER HS449

突然の雪にも対応でき、ドライ・ウェットで高い操縦安定性能を実現、スタッドレスへの交換の手間が省ける、という3つのメリットを謳う。サイドには欧州で冬用タイヤとして認証された スノーフレークマーク が刻印される。

製品詳細

グッドイヤー

Vector 4Seasons Hybrid

特殊コンパウンドは季節を問わず多彩な路面状況に対応、冬の低温時も硬くなり難い特性で冬タイヤの性能も実現。M+S に加え、スノーフレークマーク が刻印。2016年国産となり新たに SNOW マークが追加刻印、Hybrid となる。

製品詳細

Assurance WeatherReady(SUV用)

SUV専用オールシーズンタイヤ。従来の石油を原料とするオイルに代わり大豆を原料としたオイルを採用。大豆オイル、ゴム、シリカによる新配合オールシーズンシリカコンパウンドを搭載する。国内におけるオールシーズンラインアップ強化を図る。

製品詳細

ミシュラン

CROSSCLIMATE SERIES

SERIES(シリーズ)はタイプ別に3種をラインアップ、軽・コンパクトカー用の「CROSSCLIMATE」、セダン用「CROSSCLIMATE+」、SUV用「CROSSCLIMATE SUV」となる。コンセプトは 雪も走れる夏タイヤ。

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ピレリ

Cinturato ALLSEASON PLUS

コンパウンド系の改良を実現し「Cinturato ALLSEASON PLUS」に進化。これにより都会派ドライバーをターゲットに雪路及びウエットを重視、冬季・夏季の両シーズンに渡り安全ドライブを提供するという。

製品詳細

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