≫ SUVと4×4オフロードが怒涛の勢いで6-7月需要へ向かう!

オールシーズンタイヤ性能比較

 オールシーズンタイヤの傾向、そうラインアップそのものはほぼ昨シーズンを維持。しかし、サイズ拡大などフォロー体系に進化が見られます。そこは筆頭としてのグッドイヤーに依然として高い注目が注がれます。

 ただ国内メーカーもそれに近い興味を既に得ているよう。ヨコハマ、ダンロップのセンセーショナルな投入はユーザー心理をくすぐります。ミシュランがこれをどう切り崩し図るのか、このあたり注視するところです。

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2021年のオールシーズンは最大のラインアップ!

グッドイヤー、ファルケン

 オールシーズンタイヤ全体ラインアップに触れるなら筆頭としてやはりグッドイヤーからでしょ。ここまで導いた功績は大きい。「Vector 4Seasons Hybrid」と「Assurance WeatherReady」をラインアップ。「Vector 4Seasons Hybrid」はサイズ展開も十分だし実績もあり。国内生産に切り替わるなど国内市場を重視しているし、やはり先駆者として最初に検討されるべき製品だと思います。

 「Assurance WeatherReady」も強化が進みます。2020年8月より従来サイズに17を追加し合計30となる。対象にミニバンも取り込みSUVとの共存を果たします。

 次いでファルケン「EUROWINTER HS449」かな。国内ではグッドイヤーに次ぐ露出強化に貢献してきました。国内導入は2015年ですが欧州では2012年から既に発売されています。実績を備え確実に国内市場へ投入された、と考えるべきかと。グッドイヤーに次ぐ貢献度を誇ります。

ミシュラン、ピレリ

 で、実はここから隆盛への導きに貢献します。ピレリ「Cinturato ALLSEASON PLUS」は2018年から。正直当初の注目度はいまひとつ。しかし、近年の隆盛に乗ってその一角を担います。2021年、SUV用「SCORPION VERDE ALL SEASON SF」の新投入は注目です。

 ミシュラン「CROSSCLIMATE SERIES」は2018年にオートバックスで先行販売を実施していたもので、ようやく解禁? です。しかもSERIES(シリーズ)はタイプ別に3種をラインアップ。軽・コンパクトカー用の「CROSSCLIMATE」、セダン用「CROSSCLIMATE+」、SUV用「CROSSCLIMATE SUV」となる。計80サイズを設定します。

ダンロップ、トーヨー

 これだけじゃない! 反応したのは海外メーカーに留まらず、トーヨー、ダンロップまでもがオールシーズンに参戦します。

 ダンロップは「ALL SEASON MAXX AS1」を2019年10月から発売開始。オールシーズンのカテゴリー認知がいま一つの中で急激な隆盛に注目を得るのは間違いないかと。最も興味を高めているひとつです。

 トーヨーは2015年に北米や欧州などで先行投入済みのSUV用「CELSIUS」を国内へも決断しました。SUV人気にまず対応しよう、ということかと。その後は乗用車用もあるかな?

 実はトーヨー、かつてオールシーズンとは呼ばなかったけれど明らかにそれよね、の製品投入を果たしています。トレッドデザインとコンパウンドは夏冬双方に対応可能なもので新ジャンル、クロスファンクショナルタイヤ(Cross Functional Tire)を謳いました。「CFt(シーエフティー)」という製品で2011年発売。

 ただ話題にならなかったような‥ いつしかラインアップの片隅に追いやられ、気が付いたらフェードアウト。先行するグッドイヤーが「Vector 4Seasons」のころだし、それも低空飛行で何とか持ちこたえていた印象だったので厳しかったのは間違いない。今なら可能性あるし「2」としてオールシーズンタイヤへ再投入したらどう? 勿論乗用車用です。

ヨコハマも動く! でもブリヂストンは‥

 ヨコハマも動く! 2018年のジュネーブモータショーで発表。その後欧州で先行発売を経た「BluEarth-4S AW21」を国内でも2020年1月9日から投入開始。初期設定サイズは 225/55R19 99V ~ 175/65R14 82T の19サイズです。

 ヨコハマは2019年初頭にマスコミ向けの試乗会を同社北海道テストコースで開催(私は当然ながら呼ばれていない‥)、存在が大々的に報じられるも国内投入に際して公には伝えられていませんでした。でも国内でオールシーズン市場の盛り上がりを確認出来たし本格投入が確定、ということかと。

 実はブリヂストンもラインアップとしてオールシーズンを備えます。しかしながらメインは海外。国内では地域性により路面環境の変化が大きいし、何よりもアイス路での確実な効きを重視。テストマーケティングとして一部で販売するも拡大には至りません。

コンチネンタルは微妙‥

 コンチネンタルは2021年3月に最新として投入された「ExtremeContact DWS06 PLUS」へ移行。従来品は「ExtremeContact DWS06」です。

 2012年9月から国内でも投入された「ExtremeContact DW」がベース。2014年6月にはこの姉妹品に該当する「ExtremeContact DWS」が発売に。「DW」の「D」はドライ性能、「W」はウェット性能、これに加えた「S」はスノー性能になる。そして2016年2月に「ExtremeContact DWS06」へ。

 最新ながら「ExtremeContact DWS06 PLUS」をオールシーズンとして括ってよいものか、従来品から続く迷い正直大きい。ドライ&ウェット路面を問わないオールラウンドスポーティタイヤを謳うメーカー主張は正直半端。また近年オールシーズンで主張の中心となる冬性能が非常に微妙‥ ただこの点以外は興味ある性能を搭載します。

 ということで微妙を引き摺りながらもメーカー主張を尊重、スポーツとオールシーズンの両カテゴリーへ掲載します。

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オールシーズンタイヤ性能比較

ヨコハマ

2018年のジュネーブモータショーで発表、その後欧州で先行発売を経て国内投入へ。センター部から左右斜め方向に広がるV字の ダイバージェントグルーブ の方向性パターンを採用。雪路とウェットで安定性を保持、ドライおよび耐摩耗性をも確保。

BluEarth-4S AW21 詳細

ダンロップ

ダンロップもいよいよ国内でオールシーズンタイヤを投入! ドライ、ウェットから雪道まで様々な路面で確かなグリップ力の発揮を謳う。コンパウンドは専用開発、常温で夏タイヤと同程度の硬さを持たせながら低温下でも硬くなりに難い特性を実現する。

ALL SEASON MAXX AS1 詳細

トーヨー

「CELSIUS」はトーヨーがSUVへ向けたオールシーズンタイヤ。2015年に北米や欧州などで先行投入済み。本場? というかオールシーズン先進市場で相応の支持を得たことから国内導入に踏み切ったよう。潜在的な顧客開拓を図る、としている。

CELSIUS 詳細

ファルケン

突然の雪にも対応でき、ドライ・ウェットで高い操縦安定性能を実現、スタッドレスへの交換の手間が省ける、という3つのメリットを謳う。サイドには欧州で冬用タイヤとして認証された スノーフレークマーク が刻印される。

EUROWINTER HS449 詳細

グッドイヤー

特殊コンパウンドは季節を問わず多彩な路面状況に対応、冬の低温時も硬くなり難い特性で冬タイヤの性能も実現。M+S に加え、スノーフレークマーク が刻印。2016年国産となり新たに SNOW マークが追加刻印、Hybrid となる。

Vector 4Seasons Hybrid 詳細

2020年よりサイズラインアップを大幅に拡充。対象にミニバンも取り込みSUVとの共存を果たす。乗用車用「Vector 4Seasons Hybrid」と合わせトータルでのフォロー体制を強調。合計75サイズのオールシーズンタイヤが展開される。

Assurance WeatherReady 詳細

ミシュラン

SERIES(シリーズ)はタイプ別に3種をラインアップ、軽・コンパクトカー用の「CROSSCLIMATE」、セダン用「CROSSCLIMATE+」、SUV用「CROSSCLIMATE SUV」となる。コンセプトは 雪も走れる夏タイヤ。

CROSSCLIMATE SERIES 詳細

ピレリ

コンパウンド系の改良を実現し「Cinturato ALLSEASON PLUS」に進化。これにより都会派ドライバーをターゲットに雪路及びウエットを重視、冬季・夏季の両シーズンに渡り安全ドライブを提供するという。

ALLSEASON PLUS 詳細

従来品「SCORPION VERDE ALL SEASON」の雪路性能が一段と向上、3PMSFが搭載されウィンタータイヤとしての認証クリア。トレッドパターンは従来を踏襲するもコンパウンド系に最新技術を取り入れたことで進化を果たす。

VERDE ALL SEASON SF 詳細

コンチネンタル

オールシーズンとしては物足りない‥ けれど従来からスノーとウェットブレーキ性能を大きく向上しているし一応ここに括る。ただ主張は従来同様ドレスアップスポーツだし、スポーツへも同時掲載しメーカーの意向を汲む。

DWS06 PLUS 詳細

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