既存詳細ページ更新一応完了。新製品の構築開始!

ミニバンタイヤ性能比較

 車種としてのミニバン人気は定着しました。家族みんなで、また友達同士大勢で会話を楽しみながらなどのカーライフは最適の評価を得ています。

 ミニバンはアメリカの巨大なバンと比べた時に一回り小さい、そうミニだから、が一般的な名称由来になっています。しかし、現在はファミリーユースから豪華さを備えるプレミアムまで、バンとはかけ離れた魅力多い車種展開を実現します。その一方でふらつきやすくタイヤの偏摩耗を起こしやすいなど弊害も見られます。

 それを抑えるには専用となるミニバンタイヤの存在が大きなものになっています。当初はミニバンの重い車重を補う為に硬く頑丈な設計でした。しかし、ふらつきや偏摩耗が抑えられても今度は静粛性や乗り心地に犠牲が強いられました。

 そこから20年を超える歴史によって、家族みんなが安全にドライブできる信頼性にプラスして快適性も高度に実現しています。ミニバン専用としての世代進化が進み、市場での開発競争に激しさを増した結果です。近年はカテゴリーの中で多様性が見られ、多くのニーズに対応する製品展開へ発展しています。

ふらつきと偏摩耗対応に最大効果!

 快適な室内空間で大人数の移動が可能なミニバンは、いろんな意味で重宝されます。しかしながらその実現による弊害が、ふらつきやすくタイヤの偏摩耗を起こしやすいことです。

 ふらつきは室内空間の快適さを求めるために背が高い、それにより重心が上がり重量増加もあって起こります。車線変更やコーナーリング時などにその症状が多く見られます。

 繰り返しの結果、特にOUT側の摩耗に偏ってしまう偏摩耗が発生しやすくなります。トレッド面全体の摩耗が均一に進めばライフ性能は伸びますが、偏摩耗の発生は早くして寿命を迎えることになります。

 ミニバンタイヤ以外、例えばターゲット車種にミニバンも加えるスタンダードと比較すればその差はかなり明確。スタンダードは一定速度のコーナリングで明らかに限界点が低く、早々にアクセルを緩める操作に移したい。一転ミニバン専用ならより高い速度まで引き上げられる。まだ行ける、という感触が高い次元で実現します。

 OUT側の剛性強化に寄与する部分が大きい、と伴にトレッドデザインも需要な役割を担います。ブロックによるグリップ感のある安定性が格段に大きく、これが安心感を高め安定したコントロール性をもたらします。いわゆるブロックのよれが最小レベルに抑制される訳です。

 トレッド全体で均等にグリップしているイメージが実感できるかな。サイドとショルダーに注目するケースが多いけれど、トレッド全体でそれぞれの部位が重要な役割を果たします。更には恩恵として制動面のメリットも加えるべきかと。強度が増していることで踏ん張りも期待できブレーキの利きに優位性をもたらします。

ミニバンタイヤの変革

 ミニバンカテゴリーで実績を持つのがトーヨーの「TRANPATH」シリーズです。1996年には車種としてミニバンブームが到来、そこに投入された「TRANPATH MP」は注目されました。

 この動きに対し他メーカーも、勢いミニバンカテゴリーヘの取り組みを強化します。新たなブランド構築を進めより高性能化を狙い、結果としてミニバンカテゴリー内の細分化に進展します。

 細分化はより上質の快適性を追求したプレミアム、高速走行やハンドリングを追及したスポーツ、静粛性と乗り心地を両立したコンフォート、そして転がり抵抗の低減や素材の工夫が見られる低燃費などに振った製品が出現しました。

 2010年からの低燃費タイヤ導入によりミニバンも同様の製品が主流となる中で、広がりを見せた細分化の動きは鈍ります。全体として低燃費追求型に集約され、転がり抵抗係数で最高グレーディングとなる「AAA」を目指し、低燃費=高性能と受け止められる製品の訴えをここでも強化して行きます。

 ミニバンカテゴリーは後発ながら用途の多様性、そして車種人気からタイヤへの要求は年々増し、それに応えるようカテゴリーの細分化が進んだはずなのですが・・

海外メーカーの対応

 国内メーカーの盛り上がりに対して、海外メーカーの姿勢は残念です。明確にミニバンタイヤを主張する製品は最小。海外ではミニバンに対しても商用バンのイメージが強く、ここに専用タイヤを投入しても乗用車並みの大きな需要になり難い、という割り切りが理由では。

 そんな中、グッドイヤーは海外メーカとしては唯一「EAGLE RV-F」を投入します。しかしながらこれも住友ゴムと提携の遺産でしょう。解消した今は独自施策を進めており、今後の対応は不透明。

 そこで、ミシュラン、ピレリ、コンチネンタルからも選択肢を指名するならコンフォートカテゴリーにその役割を持たせるのが適策では。

基本回帰で括りが復活!

 一昔前に比較すると、ですがミニバンは車種人気に陰りが見られます。こうなると新たなミニバンタイヤの投入先延ばしが気になります。これに代わって台頭してきたのがSUVですね。世界市場をターゲットに展開可能、更には3列7人乗りなども登場しミニバンの代わりにもなり得るか?

 ミニバンは今後車種数が減少しフルチェンジも消極的だという。しかしながら、一定層を確保をするのも事実。そこで最新ミニバンタイヤ事情は低燃費の追求はそこそこに、本来のカテゴリー特性に傾倒する動きが戻りつつあります。低燃費タイヤであることを踏まえながらも標準レベルに留めます。プラスして基本のミニバン性能に回帰、結局多様性をもった括りが復活。

 具体的にはより上質の快適性を追求した「プレミアム」、高速走行やハンドリングを追及したスポーティ&ドレスアップ=「スポーツコンフォート」、静粛性と乗り心地を両立したコンフォートから標準性能重視までフォローする「コンフォートスタンダード」、そして「軽カーハイト系」が加わる新たな構築を実現します。

ミニバンタイヤ性能比較

プレミアム

 「プレミアム」は車種対応ならラグジュアリーミニバンを対象にしたもの。いまやVIPが使用するのはこれ、動く執務室とも言われるほどです。従って極上の静粛性と乗り心地そして居住性を実現するのが役割です。

 かつて高級サルーンの別称をもつプレミアムセダンがその役割を果たして来ました。でも現在は、芸能人や政治家の大先生までラグジュアリーミニバンを活用するシーン珍しくないですね。両側スライドドアを備えた乗降性は快適だし、室内空間と装備に対しても相当の高級感を演出します。

 ミニバンでありながらも大型化、というのは言葉として何だか変だけれど、ボディサイズ拡大があってのこと。但し、背高ボックス型の性格を更に強調することになり、ふらつき防止など走りへの繊細な気遣いが求められます。

 実現にはシッカリ支えることが大事。サスペンションと伴に剛性と快適性のバランスがタイヤにも及びます。それに応えることが可能、とするのがピックアップされた製品。いずれも高度に実現することが謳われています。

 ラインアップはブリヂストン「REGNO GRVⅡ」、ヨコハマ「BluEarth RV-02」、トーヨー「TRANPATH LuⅡ」の3つ。ヨコハマの配置は正直迷いました。

ブリヂストン REGNO GRVⅡ

転がり抵抗係数「A」、ウェットブレーキ性能「b」と物足りない。しかし、最大の追求性能である静粛性、快適性、運動性能を高位に実現。進化したサイレントテクノロジーが高い静粛性、上質な車内空間を演出する。

製品詳細

ヨコハマ BluEarth RV-02

「BluEarth RV-01」の転がり抵抗係数「A」はそのままに、ウェットグリップ性能を「b」から最高グレーディングの「a」へ引き上げる。独自技術を搭載した非対称トレッドパターンはミニバンでも安定感のある走りを発揮。

製品詳細

トーヨー TRANPATH LuⅡ

「TRANPATH LuⅡ」への進化では、最上級の静粛性と快適性を備え、ラグジュアリーミニバンにふさわしい上質な移動空間の提供。待望の低燃費タイヤ化を実現、転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」。

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スポーツコンフォート

 スポーティ&ドレスアップは少し言葉をやさしく、「スポーツコンフォート」がシックリしているでしょう。剛性を確保しミニバン特有のふらつきを抑制、みんなで乗ってもふらつきにくいを強調。スポーツが付くとビンビンのイメージになるけれどそうじゃない。安定した走りの実現です。

 実はスポーツモデルが欲しかった、でも家族や云々を考えるとそれは無理。ならせめて走りはそれなりであって欲しい。そんな要求に応えるクルマ、それをフォローするのがこの括りです。

 これには新たなミドルクラスミニバンの上級グレードも組み入れます。そう具体的にはトーヨー「TRANPATH ML」です。主張は高級感を演出するミドルクラスミニバンの上級グレード、新カテゴリーとして訴えます。プレミアムミドルクラスミニバンタイヤとして高速走行でのハンドリング安定性、ロングドライブにも耐えられる、でもありますね。

 またサイズ展開も20インチなど大口径を設定するなど、オールラウンドに対応する器用さが特徴にもなります。

 配置はブリヂストン「Playz PX-RV」が進化「Playz PX-RVⅡ」が2020年新登場。ここに従来からのトーヨー「TRANPATH ML」、グッドイヤー「EAGLE RV-F」が投入されています。

ブリヂストン Playz PX-RV

ふらつきと偏摩耗を抑制するミニバン専用設計。高次元の剛性を確保し、ミニバン特有のふらつきを抑制した、みんなで乗ってもふらつきにくい を強調。ライフ性能は従来品に対して13%の向上を謳う。ミニバンのスポーツコンフォートへ配置。

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トーヨー TRANPATH ML

車種としてのミニバンは高級感を演出するミドルクラスミニバンの上級グレードが人気。このセグメントを一つの新カテゴリーとして捉えたという。基本踏襲は「TRANPATH mpZ」ながら転がり抵抗8%の向上を示す。

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グッドイヤー EAGLE RV-F

スポーツミニバンへの期待感を誘う。転がり抵抗係数「A」「AA」、ウェットグリップ性能「b」「c」へ進化。ミニバン専用低燃費タイヤにも、走る喜びを 「RV-F」が持つ3つの力 Three Force を訴える。

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コンフォートスタンダード

 コンフォートは安定した走行性能としっかり感はそのままに、しなやかさをも加えた性能指針を見出します。しかしながらある意味中間性能であって、ここにはスタンダードレベルも括られます。なら「コンフォートスタンダード」かな。

 ただ力強さがあるも平凡な印象は拭えない。エンジンに起因するような室内音は必ずしも極上とはならないかな。またイメージからは最もファミリー層の印象が強い。従って安心安全へはより拘りたい。

 従来からのミニバンスタイルを確実にフォロー、高性能化を高度に感じることは難しいけれど専用タイヤとしての恩恵は十分得られるのがこの括りです。その為、ラインアップは従来品としての熟成を受け入れます。価格的メリットは感じられそうです。

 注目は「エナセーブ RV504」が2019年に進化し「エナセーブ RV505」へ。新開発の FUNBARI TECHNOふんばりテクノロジー)の効果を強調します。またトーヨー「TRANPATH mpZ」が熟成の強みを発揮します。

ブリヂストン ECOPIA NH100 RV

コンフォート上位へ位置付ける。エコ効きもちゴム、剛性コントロールシート、耐摩耗最適化形状 と独自技術 ULTIMAT EYE により、ウェット性能、ライフ性能と低燃費性能を高次元で実現。転がり抵抗比較で13%低減、摩耗寿命比較で23%向上。

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ダンロップ エナセーブ RV505

「エナセーブ RV504」が進化、「エナセーブ RV505」として新たに投入。風や重さにふんばりが効く ふらつきにくく快適 が主張点。新開発の FUNBARI TECHNOLOGY(ふんばりテクノロジー)の効果で耐ふらつき性能19%向上、耐偏摩耗性能53%向上。

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トーヨー TRANPATH mpZ

「TRANPATH mpF」の後継となり6代目のミニバン専用タイヤ。左右非対称3本溝パターンとワイドトレッドを採用、接地面積拡大により摩耗ライフに対応。3Dマルチサイプとアウト側リブを広くとり剛性を高め偏摩耗を抑制。

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軽カーハイト系

 最後は「軽カーハイト系」です。トーヨーに続きブリヂストンも投入した時には、広がりを大いに期待したけれど他メーカーの追随にはなりませんでした。しかし、クルマ市場の人気車種を鑑みるとこの括りは外せない、というかもっと普及してもいいと思うのですが・・

 そしたらヨコハマから「BluEarth RV-02」に「CK」として追加になりました。C はコンパクト、K は軽カーからでしょうね。更にはブリヂストン「REGNO GR-Leggera」もハイト系対応を明確にしています。これで一部対応から一定規模の括りが完成しました。

 このクラス新車装着タイヤを見ると他軽カー同様を採用しています。軽カーでも特別、とは言わないけれど背高により室内空間はそのレベルを超えているし、やはりタイヤはワンランク上の選択を検討したい。

 車両価格はアッパーグレードで200万円近い設定もあります。なのにタイヤは他同様では心もとない。それに見合う選択なら軽カーハイト系専用タイヤを求めたい。ミニバン同様ふらつきを抑制、偏摩耗の発生を抑制しライフ向上も期待出来ます。快適な乗り心地だって実現するのでは。

ブリヂストン ECOPIA EX20C TYPE H

軽カーハイト系は一般のミニバンと比較してトレッド幅に対し車高が高い。横からの影響を受けやすく、ふらつきや偏摩耗が懸念される。専用タイヤならスーパーハイト系にも対応可能。ラベリング制度では「A/b」を実現。

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ブリヂストン REGNO GR-Leggera

軽カーでの静かな車内空間を演出、快適な乗り心地を実現、そしてより長く使えるロングライフの3つを主張。「REGNO」の意義は 軽カーにも極上性能を。摩耗ライフは「ECOPIA EX20C」と比較して10%向上している。

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ヨコハマ BluEarth RV-02CK

「BluEarth RV-02CK」のC はコンパクト、K は軽カーからでしょうね。低燃費で雨に強いをコンセプトにふらつきと偏摩耗の抑制、更に優れた静粛性を謳う。「RV-02」をベースに開発、パターンデザインの最適化などから専用性を図る。

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トーヨー TRANPATH LuK

軽カーはハイト系と呼ばれる背の高いタイプが人気。これらは横からの影響を受けやすくフラつきや偏摩耗が懸念される。「LuⅡ」の静粛性と上質な乗り心地を持ち合わせ、軽カーハイト系のフラつきや偏摩耗に対応する。

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