≫2022-2023 スタッドレスタイヤ等冬製品の最新化!

スタッドレスタイヤ性能比較

 スタッドレスタイヤ 2022-2023年の製品動向はどうよ? 世代は最新第7世代まで到達、各メーカーの進化レベルは加速しラインアップは最新化。乗用車用に限らずSUV/4×4専用も現代の車種事情を鑑み同様の流れに転じています。

 また 新製品 vs.従来品 の構図がキッチリ区分けされるようになりました。新製品は最新技術のアドバンテージを持って絶対的有利、と言えばそうでもない。従来品は熟成から得た信頼性、更にサイズ展開の豊富さに有利さを得ています。

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スタッドレスタイヤ 2022-2023年の動向!

新製品の投入は最小、しかしながら新たな展開も実現

 まず注目の新製品について触れてみたい。純粋なモノに拘れば今シーズンは1つ限り‥ 昨シーズンは5メーカーから6製品が発売され、過去最大規模だったのに比較すると正直見劣りしてしまいます。それはそうとして、ここではザックリ触れ詳細は以下のスタッドレスタイヤ性能比較で確認して欲しい。

 その貴重な新製品はピレリが投入した「ICE ZERO ASIMMETRICO」です。日本向けに開発したというフレーズは悪い気がしない。降雪地域のユーザーを対象とし、コンパクトからミニバン、SUVまで幅広い車種に対応するという主張。

 ピレリの人気製品は現状「ICE ASIMMETRICO」です。しかしながら流石にもう厳しい印象です。2世代前の技術展開は他メーカーがしのぎを削る日本国内でこれまで同様の評価を維持するのは難しい。従って新製品の投入を果たすことになったかと。

 昨シーズンは5メーカー6製品、具体的にはブリヂストン「BLIZZAK VRX3」、ヨコハマ「iceGUARD 7」、グッドイヤー「ICE NAVI 8」が一応乗用車用。一方SUV/4×4専用は、ダンロップ「WINTER MAXX SJ8+」、トーヨー「OBSERVE GSi-6」と「OBSERVE W/T-R」が投入されました。

 従来品となる今シーズンは、サイズ拡大を図り認知向上に更なる強化を図るはず。新製品効果は大きいけれど従来品も見逃せない、そんなシーズンになりそうです。

 そして目立つ施策は、近年の傾向である乗用車用にSUVサイズを設定し共有を図ること。大々的な公表はブリヂストン、「BLIZZAK VRX3」に追加しました。その他もサイズ拡大対応として同様の施策が進みます。

従来品の魅力は拡充されたサイズ展開!

 昨今のスタッドレスタイヤは、積極的な新規投入によりほぼほぼ第7世代まで到達し技術進化のレベルは相当なもの。従ってどうしても新製品に興味がひかれます。しかしながら、投入当初に果たせなかったサイズ展開の絶対性は2シーズン目以降の役割です。

 ブリヂストン「BLIZZAK VRX3」はSUV専用サイズを追加。近年増加傾向にあるオンロード領域のSUVを使用するユーザーへより安心で心地よいカーライフを足元から支えます。最新化した技術の搭載で「BLIZZAK DM-V3」とは異なる走りを体感してね、ということでは。

 ミシュランの現行サイズは合計で130を超える設定です。乗用車用からミニバン、そしてSUVまで車種フォローに長ける性格を実証します。そこに16サイズ(「X-ICE SNOW」8サイズ、「X-ICE SNOW SUV」8サイズ)が新たに追加されます。

 またダンロップの「WINTER MAXX」シリーズ3代目となる、プレミアムモデル「WINTER MAXX 03」へもSUV専用サイズを設定します。乗用車ベースのSUV、いわゆるCUVへの汎用性を示したものでは。このあり方はトータルパフォーマンスを主張する「WINTER MAXX 02」から。2016年8月に登場し翌2017年9月にSUVサイズを追加しました。

 その他もサイズ拡充が進み熟成の完全化を訴えます。従来品においてはこの点に是非とも注目すべきでしょう。

ファルケン国内撤退‥

 ファルケンの製品は「ESPIA W-ACE」だったはず。2018年9月に投入されたので4シーズン目を迎えることに。設定サイズ全てにスピードレンジ「S」「H」を採用。ところが製品状況を確認すると見当たらない。公式サイトから削除されています。

 メーカーへ速攻で問い合わせをしたところ「ESPIA W-ACE」の製造は既に終了、その為に公式サイトから削除したという。ショップ在庫が捌ければ完全フェードアウト。

 何とも残念な‥ 個人的には「ESPIA」シリーズで採用されてきた引っかき素材であるマイクロエッグシェルを評価。卵の殻を細かく砕きコンパウンドに配合した独自素材でした。技術展開にオーツ由来の興味深さを持ち合わせていたのです。

 これをブランド展開含め住友ゴムとの合併後も維持していました。今後は住友ゴムとしてダンロップへ傾倒するのでしょうね。

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スタッドレスタイヤ性能比較

ブリヂストン

乗用車用

「BLIZZAK VRX」シリーズ3代目。従来品「BLIZZAK VRX2」で培ったアイス性能、その実力は20%の向上を果たし最高レベルに到達。実現するのはより多くアイス表面の吸水を可能にした発砲ゴムの進化系、フレキシブル発泡ゴム。

BLIZZAK VRX3 詳細

ブリヂストン「BLIZZAK VRX」が進化、投入された製品は「BLIZZAK VRX2」。従来品に比較して 氷上ブレーキ10%短縮、摩耗ライフ22%向上、静粛性向上(騒音エネルギー31%低減)など大幅な性能向上を謳う。

BLIZZAK VRX2 詳細

SUV/4×4専用

SUV/4×4専用「BLIZZAK DM-V2」が進化、「BLIZZAK DM-V3」として投入された。注目は「BLIZZAK VRX2」で採用の アクティブ発泡ゴム2 を搭載したこと。これ2017年登場から「BLIZZAK」シリーズにおける信頼を更に強固なものにした基幹技術だ!

BLIZZAK DM-V3 詳細

ヨコハマ

乗用車用

ヨコハマ「iceGUARD」シリーズが第7世代に進化。それでも追及する 氷に効く(アイス性能)を一層向上、雪に効く(雪路性能)もレベルアップ、永く効く(ライフ性能)も兼ね備え、一貫した追及姿勢を強調する。

iceGUARD 7 詳細

「iceGUARD」シリーズの基本コンセプトである 氷に効く、永く効く、燃費に効く に加え、ウェット性能(ウェットに効く)を新たに追加。氷上制動を大幅に向上させつつ、ウェット性能も一段と高めたのが主張点。

iceGUARD 6 詳細

SUV/4×4専用

テーマは SUVに、飛躍の氷上性能を。開発は乗用車用ブランド iceGUARD の基本コンセプトである 氷に効く、永く効く、燃費に効く を踏襲しており、iceGUARD の最新技術を同様レベルで搭載しこれまで以上に高性能化を誇る。

iceGUARD SUV G075 詳細

ダンロップ

乗用車用

「WINTER MAXX」シリーズの最新作。「03」になり氷に超速で効くダンロップ史上最高の氷上性能 というのが主張点。そうズバリ、アイス性能の更なる向上を強調した氷上性能特化型プレミアム製品。SUVサイズもフォローする。

WINTER MAXX 03 詳細

全ての冬路面に安定した性能を発揮する特性を強調、バランス型へ。それまでのハイスペックモデルの位置付けは最新「03」へ譲りつつも、従来通り軽カーからミニバン、プレミアム、更にはSUVまでフォロー可能。

WINTER MAXX 02 詳細

SUV/4×専用

乗用車用「WINTER MAXX 03」に採用したナノ凹凸ゴムを、従来品「WINTER MAXX SJ8」のトレッドパターンと組み合わせ。その結果、アイス性能の大幅な向上を実現。アイスブレーキ性能14%、アイスコーナリング性能11%向上。

WINTER MAXX SJ8 詳細

トーヨー

乗用車用

冬道での路面変化に対応、進化を遂げたNEWスタッドレス! ウェット性能を高め冬道での路面変化に対応、ゴムの経年変化によるアイス路での摩擦力低下を抑制、アイス路での性能が長持ち。新たな次元で開発されたコンパウンドとパターン採用。

OBSERVE GIZ2 詳細

「GARIT G5」の後継。凍結路面での性能確保の為に氷の表面に出来るミクロ単位の水膜に対応。NEO吸着ナノゲルゴム、新吸着3Dサイプ、コンビネーションブロック」を採用、吸水・密着・ひっかきの3大効果を訴える。

OBSERVE GARIT GIZ 詳細

ミニバン/SUV/4×4専用

敢えてミニバン専用とは謳わずSUVやミニバンなどのハイト系を強調、新たなジャンルを狙う。HVやSUVでのふらつきを低減し冬道でもしっかり感が得られる。従来品比較でアイス制動性能12%の向上を示す。

Winter TRANPATH TX 詳細

先進技術が生み出すグリップ力と操縦安定性。多彩な冬の路面でのハンドリング性能とブレーキング性能向上。いずれも従来から7%の短縮を実現。従来品「OBSERVE GSi-5」を踏襲しつつ素材・パターン技術の大幅な進化を果たしている。

OBSERVE GSi-6 詳細

荒れた氷雪路や雪深い路面での走破性を追求したパターンデザインを採用。深雪でのトラクション効果を得るために、サイドに大型サイドブロックを採用し、雪を掴む効果を発揮。「OBSERVE GSi-6」と同時発売でこのカテゴリーの全体フォローを目指す。

OBSERVE W/T-R 詳細

グッドイヤー

乗用車用

更なるプレミアム性能を強化。「ICE NAVI」シリーズ初の左右非対称アシメトリックNAVIパターンによる効果は、やはりアイス性能の向上が際立つ。アイスコーナリング性能5%アップ、氷上ブレーキ性能8%アップがその証。

ICE NAVI 8 詳細

1997年に初めて日本市場に導入された「ICE NAVI」シリーズから20年となる節目、氷上ブレーキ性能の向上を最大主張点とし、多彩な路面に対応するプレミアムスタッドレスに位置付けている。向上効果に注目。

ICE NAVI 7 詳細

SUV/4×4専用

「WRANGLER」ブランドから決別し乗用車用の「ICE NAVI」へスイッチ。方向性なしの対称パターン採用、前後左右ローテーションが可能となりロングライフに貢献。氷上ブレーキ性能22%、雪上ブレーキ性能2%アップ。

ICE NAVI SUV 詳細

ミシュラン

乗用車用

乗用車用「X-ICE SNOW」とSUV用「X-ICE SNOW SUV」を同時展開。コンパウンドとパターンを一新、「X-ICE3+」からアイスブレーキ性能を9%、雪路ブレーキ性能を4%それぞれ向上。近年飛躍的に向上したアイス性能の強調姿勢を示す。

X-ICE SNOW 詳細

SUV/4×4専用

乗用車用「X-ICE SNOW」とSUV用「X-ICE SNOW SUV」を同時展開。SUV用としては「LATITUDE X-ICE XI2」以来10シーズンぶりの新製品投入。ベース自体が高剛性化、ミニバンを含め車種フォローに長ける性格を保持している。

X-ICE SNOW SUV 詳細

ピレリ

乗用車用

創立150周年を迎えたことを記念し発表は駐日イタリア大使館にて行われた、という文言は本気度を感じる。日本の降雪地域は過酷、そんなユーザーも対象とし国内メーカーへ向くユーザー視線を少しでも多く取り込みたい。

ICE ZERO ASIMMETRICO 詳細

開発はピレリの本拠地となるイタリアで。しかし、開発テストは日本でも実施されたということから、実質日本向けであることを謳う。日本の厳しい冬ニーズに対応し、ピレリのDNAである パワーとコントロール を訴える。

ICE ASIMMETRICO 詳細

SUV/4×4専用

最近注目されるハイエンドSUVやCUVに向けられた製品。サイズ設定は最大22インチ、最小16インチ。高レベルのニーズに応える。括りはSUVウインタータイヤ、夏タイヤ並みの高度で快適な走りを実現する。

SCORPION WINTER 詳細

コンチネンタル

乗用車用

「VikingContact 7」はコンセプトを一新。名称も Conti が省かれ世代進化の証では。最新第7世代になるのか。いや第6世代後期、という考え方もある‥ パターンはVikingContactシリーズで初の左右対称パターンを採用。

VikingContact 7 詳細

ニュースタンダードを謳いアイス路面でも搭載するパフォーマンスを最大限に発揮するのが主張点。従来品を「ContiVikingContact 6」とし、先進技術を用いて氷上性能を大きく向上。環境に配慮し、燃費性能も大きく改善した渾身の自信作。

NorthContact NC6 詳細

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