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ピレリ ICE ZERO ASIMMETRICO の特徴

概要

日本市場へ向けた、という文言は本気度を感じる

創立150周年を迎えたことを記念し発表は駐日イタリア大使館にて行われた。日本市場へ向けた、という文言は本気度を感じるもの。国内メーカーへ向くユーザー視線を少しでも多く取り込みたい。

製品情報

 ピレリでは日本向けに開発したというスタッドレスタイヤ「ICE ZERO ASIMMETRICO(アイス・ゼロ・アシンメトリコ)」を投入しました。

 日本の降雪地域は過酷です。そんなユーザーも対象とし、コンパクトからミニバン、SUVまで幅広い車種に対応。最新の技術開発により安全性と快適性を兼ね備え、アイス路や雪路において高いブレーキング性能、そして優れたトラクション性能を実現するという。

 サイズ展開は2シーズン目となり 255/40R20 101H XL ~ 175/65R15 84T までの52と拡大へ。2022年7月より発売しています。

 ピレリの国内販売でスタッドレスを牽引するのは「ICE ASIMMETRICO」でした。2014年の投入ながら高い興味を維持。価格面のアドバンテージとそこそこ効く、という評価がその位置を不動にしました。

 一時後継として2018年に「ICE ASIMMETRICO PLUS」を投入。APAC(アジアパシフィック)市場に向けた製品でしたが今一つの評価であったのか‥ ということから「ICE ASIMMETRICO」の再考が果たされています。

 しかし流石にもう厳しい。2世代前の技術展開は他メーカーがしのぎを削る日本国内で、これまで同様の評価を維持するのは難しい。ということからこれもフェードアウト。「ICE ZERO ASIMMETRICO」が一括役割を果たします。

 さて、最新化した「ICE ZERO ASIMMETRICO」も従来通りコンパクトからミニバン、SUVまでフォローします。これはピレリが打ち出す継続した施策です。「ICE ASIMMETRICO」、「ICE ASIMMETRICO PLUS」も同様でした。

 また効きに対して重要な役割を果たすトレッドデザインは従来の考え方を踏襲。信頼を得た基本性能を維持しつつも更なる向上を果たすのが役割。時間の経過によって刻々と変化する路面に対する対応性、特にアイス路で安定した性能を発揮する。

 発表は駐日イタリア大使館にて行われました。創立150周年を迎えたことを記念したもの。その足跡を振り返る写真展示も行われたようですが、やはり新たなスタッドレスタイヤの発表がメインと捉えたい。

 これまで新製品の発表は主に中国で行うのが慣例。そうピレリは中国資本なんですね‥ 更にAPAC(アジアパシフィック)市場に向けた製品であることも大きい。しかし、今回においては日本市場へ向けた、という文言は本気度を感じるものです。

 国内メーカーへ向くユーザー視線を少しでも多く取り込みたい、そんな期待を強く印象付けます。

搭載技術

 トレッドデザインは、従来の3Dサイプのブロック剛性を向上させた新3Dサイプと、従来の2Dサイプを組み合わせた「ハイブリッドトレッドブロック」を採用。スクエアブロックとダブルサイド・トゥ・サイドグルーブによる革新的なパターンを実現。これによりアイス路を始めとした幅広い路面環境への対応が可能となりました。

 コンパウンドは、冬のあらゆる路面状況でグリップ力が向上。更にロングステイポリマーを採用した「デュラブル・ソフト・コンパウンド」により、経年劣化を抑えより長い性能維持を図ります。また気温が低くなる冬の朝・夜でも高い安全性を発揮します。

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