2021年シーズン夏タイヤ 詳細情報の更新 完了!

プレミアムコンフォートタイヤ性能比較

 走りのクオリティを高める高速安定性と極上の静粛性、そして路面からのショックを吸収し最上級の乗り心を実現するのがプレミアムコンフォートタイヤの特徴です。

 ハイクオリティー性能の実現は、構造・パターン・素材などタイヤ性能を決める各々の要因をバランス良く調和させる開発が重要。その為にノイズ抑制のサイレントテクノロジー、左右非対称パターン・構造などを採用し、プレミアム性能を高めた製品を実現します。

 低燃費タイヤの普及初期段階において、プレミアムコンフォートカテゴリーは独自路線を継続し導入には積極的な姿勢を示しませんでした。しかし、全体がその傾向を強める中では理解を示さざるを得なくなりました。

 これにより徐々に転換への道筋が作られて行ったのです。ただそれでも絶対的な拘りはカテゴリーの特徴として色濃く示されています。ラベリング制度のグレーディング追求は当初から高位には興味が示されず、ほぼスタンダードレベルに終始しています。

 要はグレーディング追求はそこそこに抑え、快適性(静粛性+乗り心地)、運動性能を極上レベルに引き上げることが優先されました。プラスして剛性向上、耐摩耗性なども備え、最高級のプレミアムカーを満足させる性能レベルを高次元で追求しています。

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2021年 プレミアムコンフォートタイヤ ラインアップ

 2021年シーズンは2020年シーズンの踏襲です。ブリヂストンは「REGNO」、従来品「REGNO GR-XI」から2019年に「REGNO GR-XⅡ」へ進化し最大注目に。「REGNO」ブランドの絶対性を持ってカテゴリーを牽引します。

 また2016年からそれまで対象外と思われていた、軽カーやコンパクトカーへも推奨される動きが広がりました。ブリヂストン「REGNO GR-Leggera」は軽カーへ向けられた専用プレミアムコンフォートです。このところの軽カー人気に裏打ちされたのが投入のきっかけかと。

 ヨコハマはそれまで「ADVAN dB」が2018年に「ADVA dB V552」へ進化。2017年末に発売され、一定猶予のアドバンテージを得て2018年シーズンは完全認知になりました。ヨコハマ史上最高の静粛性を謳います。

 ダンロップは2013年発売の「VEURO VE303」から8シーズン目となる2020年に新展開、「VEURO VE304」が投入されました。高い静粛性能と操縦安定性で最上級の快適な車内空間を実現すること。更に最高レベルのウェット性能維持です。サイレントコア(特殊吸音スポンジ)搭載による極上の静粛性も当然拘りのひとつとして継承します。

 ミシュランは、アクティブコンフォートと呼ばれる次世代コンフォートタイヤを強調した「
PRIMACY 3」の進化版となる「PRIMACY 4」が欧州での先行発売を経て、2018年7月から国内でも実践投入されています。

 プレミアムコンフォート第4世代としての正当進化に期待は大きい。求められる静粛性と省燃費性を確保した上で、履き始めから履き替え時までウェットブレーキ性能の向上を実現させた製品です。トレッドデザインは従来を踏襲しながらも独自進化を遂げています。

 またコンチネンタル「PremiumContact 6」も興味を高めています。「ContiSportContact 5」と「ContiPremiumContact 5」の2つを吸収し1本化、というコンセプトで開発された製品です。6世代への移行が進む中で欧州育ちのハイレベルな最新技術の採用が際立ちます。

 一方トーヨー、グッドイヤー、ピレリはそれ以前からの製品を踏襲します。これまでの信頼性に訴える、ということかと。ただそこはやはり世代違いを感じる点があるかと。その中で実はピレリ「Cinturato P7」が同名で新展開を果たしています。

 余談だけれどピレリは新製品であっても名称が同じ場合が多く、新製品なのか従来品なのか見極めずらい。これ何とかして欲しい‥ ということで新たな「Cinturato P7」については追って詳細化を図る予定です。

 全体として製品展開が明確に区分けされ、その中で更なる認知向上へ向かうブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、ミシュランなどが中心になる展開かと。極上を更に追求する非常にレベルの高い競演が繰り広げられます。

ブランドの理想的展開

 プレミアムコンフォートにラインアップされるブランドは、専用と共用、大きく2つの施策が見られます。

 専用展開されるのがブリヂストン「REGNO」、ダンロップ「VEURO」、ミシュラン「PRIMACY」、コンチネンタル「PremiumContact」など。

 対して共用展開は、ヨコハマ「ADVAN」、トーヨー「PROXES」、グッドイヤー「E-GRIP」「EAGLE」、ピレリ「Cinturato」などで、プレミアム・グローバル・スポーツなど幅を持たせながらも高位の役割を果たします。

 専用ブランドの配置はユーザー視点が明確です。プレミアムコンフォートの認識がより強く植え付けられる可能性が高まります。一方共用はより多くのカテゴリーをフォローアップする位置付けとなり、統一性が曖昧で理想とは対極になる危険性をはらみます。当然ながら性能への方向付けにもその傾向が伺えます。

 プレミアムコンフォートは要求レベルが高いカテゴリーでもあり、明確な主張が評価レベルを高めます。その点から鑑みると、やはり専用ブランドへの拘りを理想としたいところです。但し、コンフォートに捉われずスポーツやその他追求性能の「プレミアム」を植え付けることが目的なら、必ずしも専用だけがいい、とはならないかな。

 プレミアムコンフォートにおける極上さは、快適性(静粛性+乗り心地)、そして剛性に関連付けられる安定性、更には運動性能などが絶妙にバランスされていること。全てが高位に実現していればこれによる恩恵は非常に大きい。逆に極端に突出や劣るなどがある場合、バランスを崩す要因となり極上性への導きは停滞するということも。

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プレミアムコンフォートタイヤ性能比較

ブリヂストン

プレミアムコンフォート「REGNO GR-XI」が進化、極上性能を更に向上させた「REGNO GR-XⅡ」として登場。キーメッセージは、REGNO FEELING.手のひら一枚分に込められた技術が、圧倒的なパフォーマンスを生み出すという。

REGNO GR-XⅡ 詳細

軽カーでの静かな車内空間を演出、快適な乗り心地を実現、そしてより長く使えるロングライフの3つを主張。REGNOの意義は 軽カーにも極上性能を。摩耗ライフは「ECOPIA EX20C」と比較して10%向上している。

REGNO GR-Leggera 詳細

ヨコハマ

従来品「ADVAN dB」の後継。すべてをゼロから見直し緻密に再設計、ヨコハマ史上最高の静粛性を提供するプレミアムコンフォートを実現。コンセプトは車内の空気感を変える、かつてない静粛性だというから大注目。

ADVAN dB V552 詳細

ダンロップ

主張は高い静粛性能と操縦安定性、最上級の快適な車内空間を実現すること。更に最高レベルのウェット性能維持。新たなコンセプトSMART TYRE CONCEPT技術を搭載したプレミアムコンフォートの実現を訴える。

VEURO VE304 詳細

トーヨー

静粛性や上質の乗り心地を更に加速。また高速スタビリティを加味することで、よりプレミアム性に拘る。最新技術の投入が盛りだくさんでポジショニングを優位に展開する。「PROXES C1S SPEC-a」はフェードアウト。

PROXES C1S 詳細

グッドイヤー

先行販売する欧州では輸入車ユーザーそしてハイブリッド車ユーザーもターゲットにする。ハイブリッドテクノロジー第4世代 G4 の搭載は、転がり抵抗低減と高位なウェット性能を両立。バランス性能が最も主張を高める。

EfficientGrip Performance 詳細

「EAGLE LS3000 HYBRID」の後継。方向性トレッドパターンを継続し、ウェット性能、操縦安定性、静粛性の向上、そして環境性能を謳うプレミアムモデル。快適性や運動性能に対する期待はそれなりに大きい。

EAGLE LS PREMIUM 詳細

ミシュラン

ミシュランのプレミアムコンフォートが第4世代に進化、投入されたのは「PRIMACY 4」。求められる静粛性と省燃費性を確保した上で、履き始めから履き替え時までウェットブレーキ性能の向上を実現。プレミアムコンフォートの完全化を目指す。

PRIMACY 4 詳細

ピレリ

国内ラベリング制動の低燃費タイヤ規格適合。転がり抵抗係数「AA」(一部「A」)、ウェットグリップ性能「a」。名称の「BLUE」はピレリがF1へ供給するウェットタイヤに因んでのこと。ウェットグリップへの自信あり。

Cinturato P7 BLUE 詳細

左右非対称パターンや、P ZEROシリーズから継承する4本溝の採用など「P7」に比べ新しいトレッドパターンを導入し、転がり抵抗の低減、静粛性、省燃費性能、そして運動性能の向上などが強調されている。

Cinturato P7 詳細

コンチネンタル

プレミアムスポーツ「ContiSportContact 5」と従来のプレミアムコンフォート「ContiPremiumContact 5」を統合、安全性に優れたプレミアムスポーツをテーマに開発されたのが「PremiumContact 6」。

PremiumContact 6 詳細

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