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ミシュラン CROSSCLIMATE 2 の特徴

概要

最大主張は雪も走れる夏タイヤを強調

雪も走れる夏タイヤを強調。またオールシーズンとは示さず全天候型タイヤ。M+Sにプラスしてスリーピークマウンテンスノーフレークマークが刻印、高速道路の冬用タイヤ規制は原則通行可能。

製品情報

 ミシュランのオールシーズンタイヤは「CROSSCLIMATE SERIES」、タイプ別に3種をラインアップ。軽・コンパクトカー用の「CROSSCLIMATE」、セダン用「CROSSCLIMATE+」、SUV用「CROSSCLIMATE SUV」となる。その一角セダン用「CROSSCLIMATE+」を進化させた「CROSSCLIMATE 2(クロスクライメート ツー)」を投入。

 「CROSSCLIMATE 2」の主張は従来を踏襲し 雪も走れる夏タイヤ を強調。またオールシーズンとは示さず全天候型タイヤとな。なお従来の「CROSSCLIMATE SERIES」は維持し新たに追加、という対応です。2021年10月8日から発売を開始しています。

 従来品「CROSSCLIMATE SERIES」は2018年にオートバックスでの先行販売を経て、2019年から一般販売に切り替わりました。市場への露出を2019年と受け止めれば2年で移行したのはこのカテゴリー強化、そう可能性ありと判断した為では。しかも、やはりそこは最も需要が見込まれるセダン、そう乗用車用に絞り込んだのは納得出来るものです。

 それにしてもミシュランの冬製品(ここではオールシーズンも敢えて冬製品とする)に対する強化が加速しています。オールシーズンはセダン用を最新化し、軽・コンパクトカー用とSUV用を維持。またスタッドレスタイヤも2020年に「X-ICE SNOW」シリーズを投入、乗用車用「X-ICE SNOW」とSUV用「X-ICE SNOW SUV」を構築。しかも2021年から双方倍増するサイズ設定を実現しフォロー体制の更なる拡大を図ります。

 ただそこはカテゴリーの異なるスタッドレスとオールシーズン、路面適合の違いを明確化しつつも特性はシッカリ主張。夏タイヤに求められるハンドリング性能やドライ・ウェット時のブレーキング性能を高い水準で満たしながら、急な降雪での雪上走行も可能にした全天候型タイヤを謳います。

 なお、オールシーズンの特性としてアイス路の走行は無理。冬シーズンにこれが日常的ならスタッドレスを選択しないといけないでしょう。もしくはチェーンを装着しましょう。いずれのメーカーもその点は明確にしています。

 あと当然ながらM+Sにプラスしてスリーピークマウンテンスノーフレークマーク(3PMSF)が刻印され、高速道路の冬用タイヤ規制は原則通行可能としています。

(ミシュラン公式サイトより)

搭載技術

 注目するのは雪路性能、従来品「CROSSCLIMATE+」との比較では7%の短縮を実現したという。またウェット・ドライブレーキング性能もそれぞれ6%、5%の短縮を果たします。この実現には新開発のコンパウンドと新デザインのトレッドパターンの果たす役割が大きい。

 サーマル・アダプティブ・コンパウンド は、ドライ・ウェット、雪路など変化する路面状況に幅広く対応し通年で安全性に寄与。新Vシェイプトレッドパターン は、センターからショルダーにかけて、溝面積が広くなる新設計。従来品に比べ大きく切れ込んだV字角の新トレッドパターンで、排水・排雪性能に貢献し、ウェット、雪路で高いパフォーマンスを発揮。

 ブイランプエッジ は、エッジ部に施された面取り加工でブロックの倒れこみを抑制。接地面が最大化されドライ路面での高い制動力を発揮する。エルイーブイサイプ は、ブロック同士がお互いに支えあい倒れこみを抑制。夏・冬路面に効果的なグリップを発揮し、耐摩耗性と転がり抵抗低減も実現。ピー エッジ は、摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現。効率的に排水、排雪しながらエッジ効果により摩耗時におけるウェット・雪上性能が向上。

 トレッドウェアサイン は、スリップサインに対し摩耗度が3段階(25%・50%・75%)でわかる新デザインを採用。

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インプレッション

  • 投稿数 【3】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 平均評価値(5満点)
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3.3
  • 4.0
  • 4.3
  • 4.3
  • 4.3

pot さん
【購入年月】
202年9月
【装着車種】
セレナ
【装着サイズ】
195/60 16
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 4
  • 5
  • 4
  • 4
  • 5
【インプレッション】
昨年9月に CROSSCLIMATEからの履き替えです。初代CROSSCLIMATE
は58000キロ走れました。現在で7000キロ走ってます。見た目、トレッド面の溝の幅が広くなったように見えました。このせいか、雨も不安はありません、排水性は良さそうです。乗り心地はソフトで静かになったような気がします。12月の大雪に丹後、鳥取方面に行きましたが、スタッドレスと同等に走れました。アイスバーンも速度と「急」のつく運転さえしなければまずまず安心して走れました。1月の大雪も同様に全く大丈夫でした。タイヤ寿命も前と同様に持ちそうです。オールシーズンタイヤは私にとってベストの選択でした。
(2023/2/19)
mono さん
【購入年月】
2021年11月
【装着車種】
HONDA シャトル GK9
【装着サイズ】
185/60R15
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 3
  • 4
  • 4
  • 4
  • 5
【インプレッション】
ミシュラン CROSSCLIMATEからの履き替えです。基本的なデザインは変わりませんが、排水溝の幅が広くなり、トレッドの接地部が少なくなったように見えます。
使ってみると、ドライ路面の特性に大きな変化は無く、ウェット時の排水性は良くなったように感じます。スノーコンディションでの使用ですが、AWDで有るため、不安を感じるシーンはありませんでした。アイスコンディションではやはり、スタッドレスとの差は大きく感じます。わずかな部分であれば注意して走行できるでしょう。夏・冬専用タイヤにはかないませんが、積雪の少ない地域での使用には十分だと思います。
(2022/10/9)
プリしげ さん
【購入年月】
2022年4月
【装着車種】
ホンダ シャトル ハイブリッド X
【装着サイズ】
185-60-15
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 3
  • 3
  • 5
  • 5
  • 3
【インプレッション】
 4月に交換して約2か月1500km走行しての印象です。当然雪道は走っていませんから「氷上」「雪上」評価は一応「3」評価、「寿命」も「3」評価とさせていただいております。再度雪道を走っての印象を投稿させていただきます。今回は夏タイヤとしての評価になります。以前のタイヤはルマン5で、4年半の間、約30000kmを走行しました。以下ルマン5と比較しながらのインプレッションです。
 乗り心地は柔らかく、タイヤノイズの車内への侵入もルマン5と互角以上。特に雨の日の静粛性は抜群で、黒塗りの高級車並みです。ブレーキはドライでもウエットでも良く効きますが、少しハードなブレーキング行うとタイヤから「ゴーッ」という音が発生します。最近ブレーキダストで前輪ホイールが汚れ易くなりました。コーナーでは少しタイヤサイドがたわむ感覚がありますが、よく切り込みながら回頭してくれます。燃費はほんの少しだけ低下するようです。結果オールシーズンタイヤというネガティブな部分は微塵も感じさせること無く、使用しています。
(2022/6/27)

ミシュラン CROSSCLIMATE 2 のインプレッション募集中です

 インプレッションの投稿を募集しています。上のリンク『インプレッションを投稿する!』からフォームへお入りください。同一銘柄でも感じ方は人により様々かと。装着車種やサイズ、更には走行環境も異なる訳ですから。何を求めるのか、何処へ目を向けるのか、この点など実体感から伝わると良いですね。
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