スタッドレスタイヤ性能比較表 (2009−2010)
各タイヤメーカーから発売されている最新のスタッドレスタイヤをはじめ、既に定番となっているモデルも含めその性能について比較評価していきます。
タイヤ評価方法
スタッドレスタイヤ性能を6項目で比較評価します。最大評価ポイントは5とし、ポイント数が多いほど高評価となります。

- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- 価 格
スタッドレスタイヤへのコメント
タイヤ性能比較による評価、特徴に関して。
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するものではありません。
ブリヂストンのスタッドレスタイヤは、既に30年近くの歴史を誇り、「BLIZZAK」はスタッドレスタイヤの代名詞ともいえます。実際その装着率は圧巻、北海道、北東北では約50%のシェアを誇り一人勝ちの様相を呈しています。「BLIZZAK」は、価格的には廉価イメージは無く高価な部類のスタッドレスタイヤですが、冬の危険な雪道で、走行の安全性を高めたいと願うユーザーの心理を掴んだ結果でしょう。
その「BLIZZAK」も、今シーズンは「REVO 2」から「REVO GZ 」へ進化、氷上ブレーキ性能を12%、ウェットブレーキ性能を9%向上していることが強調されています。これは、今までに増してより先進的な技術の投入により実現されたと思います。また、同社の自主基準を満たした「エコ対応商品」=エコタイヤであることも謳われています。
今シーズンは、社会不況の影響で、スタッドレスタイヤ市場でもより価格面に対する興味が拡大しそうですが、「BLIZZAK」においては、それ以上に性能面での評価が受け入れられ、その地位は揺るぎないと考えられます。
- 氷 上 性 能
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- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- 価 格
氷上性能が期待できる「レボ発泡ゴムGZ」、様々な冬道での性能向上を果す「非対称パタン」、「Playz」や「REGNO」にも採用されたふらつきを抑え直進安定性を向上させる「非対称形状」など、先進技術が満載で、更に信頼性アップ。
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- 価 格
信頼のスタッドレスタイヤ。その性能は様々な冬道で、縦に横に効く
「レボ発泡ゴムZ」は排水効果、その周りの「バイト粒子」は引っかく効果、この2重構造で制動性能を確保し横滑りにも強い。「RCポリマー」は、ゴムが温度変化で性能低下するのを抑え、あらゆる路面に適応する。
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剛性向上でミニバンや1BOXにも対応
氷上での高いグリップ性能を発揮。トータルでは「REVO2」に及ばないが、ブロック剛性の向上で、重量あるミニバンや1BOXにも適している。発売から相応の年数が経過し、価格的に魅力が感じられるようになった。
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ブリヂストンを追随するヨコハマのスタッドレスタイヤ「iceGUARD」は、「BLACK ig20」から「iceGUARDトリプル(ig30)」へ移行しています。今シーズンも織田裕二をCMに起用し、より熟成された高性能さをアピールしている印象です。
「BLACK ig20」から「 iceGUARDトリプル」への移行は、路面温度の違いを更に追求し、「新・温度対応」としたことです。温度による路面状況の変化にもしっかり機能するオールラウンド性が訴求のポイントとなっています。更に、環境にも配慮し「エコスタッドレスタイヤ」を謳うことで、夏タイヤでの「エコ」のイメージを継承しています。
冬の過酷な環境での走行に信頼性を得た「 iceGUARDトリプル」ですが、今シーズン発売のスタッドレスタイヤに対しても、その優位性は十分に発揮できるものと思われます。
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濡れたアイスバーン、乾いたアイスバーン、スノー&シャーベット、ウェット路面、ドライ路面などの温度によって変わる様々な環境下でも、「新・温度対応」機能でしっかりタイヤが対応。タイヤのライフサイクルを長くすることで地球環境にも配慮。
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路面温度の変化に対応するBLACK吸収ゴムの採用
「BLACK吸収ゴム」は、ゴムに従来より大きい空洞を作り水を吸い取り氷との密着を図る。「ブラックポリマー」は、低温でのゴムの性能低下を抑え、氷のわずかな隙間にも柔らかなゴムが入り設置面積のアップを図る。
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スタッドレスタイヤ「DSX」は、特に氷のようなつるつるのミラーバーンでの安全走行を得意とし、従来のひっかき効果を実現していた「ビックグラスファイバー」に新素材のナノレベルのひっかき効果を可能にした「テトラピック」(3,800億/タイヤ1本)を追加することで、氷雪路面のあらゆる条件に対応することを謳っています。しかし、2005年誕生で性能的に他社の新製品と比較して見劣りするように感じます。
そこで、昨シーズン登場した「DSX−2」は、「DSX」で採用された「ミウラ折りサイプ」を継承し、氷上におけるグリップとハンドリング性能を両立、氷をガッチリつかみ、しっかり踏ん張ることが特徴とされ、デジタイヤシリーズ最高を誇るスタッドレスタイヤを謳っています。
今シーズンは、ドライでの性能が今までにも増して注目されますが、ブロック剛性の高さは評価されるところであり、2年目となる今シーズンへの期待は更に大きいと考えられます。
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「ミウラ折りサイプ」を継承、氷上におけるグリップとハンドリングを両立
「ミウラ折りサイプ」は、氷上における「止まる」「曲がる」性能に加え、「安心感」という感応的な性能をも身につけた新世代のデジタイヤスタッドレス。氷上制動性能は「DSX」に比較して約7%の向上が謳われる。
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接地面積を拡大することでグリップを向上、氷上性能に特に自信あり
特にアイスバーンに強さを発揮する。ドライ路面での静粛性や「ミウラ折りサイプ」による高いブロック剛性は、ミニバンや1BOXなどの重量ある車種でもふらつきや腰砕けを防止し、安定ある走りを実現。
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人気のミニバン、1BOXは、氷雪路面ではドライ路面と比較して、ふらつきなどがより大きくなり安定性が失われます。その為に、ミニバン専用のスタッドレスタイヤでその性能を回復させることは、安全性向上に繋がります。トーヨーのミニバン、1BOX専用スタッドレスタイヤである「Winter TRANPATH MK4」は、ミニバン、1BOX専用の夏タイヤ「TRANPATH MP4」の技術も採用し、スタッドレスタイヤでありながら夏タイヤ並みの安定性を謳っています。
また、レギュラータイプでは、都市走行を意識した全天候型スタッドレスタイヤとして「GARIT PX」がポジショニングされ、更に「GARIT G4」の後継として、アイス制動やアイス旋回性能の向上を謳う「GARIT G5」を今シーズン新たに発売しました。
「GARIT G5」は、路面を傷つけない天然素材「鬼クルミの殻」によりアイスバーンをひっかく効果が期待でき、天然素材の竹炭により、ミクロの水膜を取り除くことでタイヤを路面へ吸着させるなど、天然素材の使用により環境面への配慮が強く訴えられています。
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ミニバン専用タイヤ。全方向に効く「360°スタッドレス」をさらに進化
ミニバンや1BOXは車両重量が重く、重心が高い為に専用タイヤの装着が推奨されている。スタッドレスタイヤに関しても同様であり、ミニバンや1BOX専用タイヤとして進化したこのタイヤは、大変貴重な存在。
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「吸着ナノゲルゴム」「鬼クルミの殻」「吸水カーボニックパウダー」などの採用。これらを効率よく使うことで、路面に対する吸水力を高め、更にひっかき効果で冬のあらゆる道で安定した走行が可能となる。
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基本コンセプト「360°スタッドレス」。あらゆる走行シーンでの安全性
雪国のドラーバーが一番不安に感じているのは横滑り。この一般ユーザーが不安に感じていることを、新技術を投入して解消しようとして開発されたタイヤ。結果コーナーリングやブレーキ性能が大幅に向上。
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都市型走行に適した、ハイパワー車向けのスタッドレスタイヤ
都市走行においてアイスバーンや圧雪はもちろんのこと、雪のないドライでの走行、そしてウェットでの高い走行特性を謳っている。設定サイズを限定、大型セダンなどに推奨し都市型対応としたことでその役割が明確になっている。
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ダンロップタイヤとファルケンタイヤの合併でも独自路線を継承。「ESPIA EP-03」から、卵で氷を掴む新発想スタッドレスタイヤ「ESPIA EPZ」へ移行し3シーズン目、ファルケンブランドの真価が問われる年となります。
ダンロップのスタッドレスタイヤ「DSX−2」と共に、「ESPIA EPZ」への企業としての期待は大きいはずです。その為、ファルケンブランドの今後を占う上でも重要で貴重な「ESPIA EPZ」は、それに耐えうる性能を持ちユーザーにとって実はかなり狙い目なスタッドレスタイヤであると思います。
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卵の殻で氷を掴む新発想素材スタッドレス
新素材「マイクロエッグシェル」が吸水と引っかき効果を、そして「ダブルフェイスパターン」とのダブル効果により以前と比較し氷上性能と雪上性能が大幅に向上。圧雪路での走行フィーリングはハイレベルだ。
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グッドイヤーは、ミシュランやピレリとは異なり、住友ゴムとの関係で国内市場ではやや中途半端な立場であることは否めず、その影響からか特に戦略面での主張に物足りなさを覚えていました。
スタッドレスタイヤにおいては、グッドイヤーのスタッドレスタイヤ集大成を謳う「ICE NAVI ZEA」は、特にその傾向を感じていましたが、今シーズンは「ICE NAVI ZEAU」を発表し、早々とTVCMも放送。その期待感を感じさせる動きが見られます。
「ICE NAVI ZEAU」の特徴は、氷雪路そしてドライ路での性能がより強調されており、耐摩耗性も自信を示しています。また、新製品ながら多少価格面への期待感も持てることで、お勧めのスタッドレスタイヤといえるかもしれません。
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アイスバーンの水膜を弾いた後タイヤを路面に密着させる「バイオフィラー」をトレッドコンパウンドに配合。従来のミクロのガラス繊維に「イオン結晶体」を追加、新引っ掻き素材「コンビネーショングラス」を形成、氷雪路での強さを発揮する。
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安全性の維持を謳った「ICE NAVI」の集大成
氷上、雪上、ドライ性能すべてにおいてその性能が発揮される。トレッド面に特殊効果が施され特に雪上でのわだち超えにはドライバーに安心感を与えるが、評価は平均点か。
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世界3大タイヤメーカーのひとつミシュランでは、国内メーカーの牙城を崩すべくプライドをかけて戦略的に取り組んでいるのが伺えます。しかし、世界的メーカーであり、性能の高さがあっても、日本国内ではなかなか販売数が見込めず苦戦していることは明らかであり、訴求方法において顧客満足度の高さや日本でのオリジナル性にポイントを置いて、他の国内メーカーとの差別化を打ち出しています。
実際、ミシュランのスタッドレスタイヤは、日本で誕生し北欧や北米などにも輸出されています。また、顧客満足度調査による連続NO.1の実績は、信頼度=高性能という構図を得るのに十分で、装着することでタイヤ性能の高さは実感できるはず。
前作「X−ICE」、そして2シーズン目に入る「X−ICE XI2」とも顧客満足度調査でNO.1を獲得しており、よりブリヂストン「BLIZZAK」への対抗として精力的な動きが目立ちます。価格的には高価なイメージのミシュランですが、性能を第一に求めるならお勧めのスタッドレスタイヤです。
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信頼性の高い「X−ICE」の進化で、アイスブレーキ性能を更に向上
「X−ICE」と比較してアイスブレーキ性能は約15%、アイストラクション性能は約15%、ウェットブレーキ性能は約5%などそれぞれ性能向上を果たす。更に信頼性の向上が増す。
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雪道での高い信頼性を持つ定番のスタッドレスタイヤ
日本の特に北海道の雪質を意識し、日本で開発・製造された日本生まれのスタッドレスタイヤ。滑りやすい氷の路面でも密着しながらふらつきを抑え安心感が高いドライブを提供。ドライやウェットでも高剛性により快適性を確保。
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国内でも地域により雪質は異なりますが、国が違えば更に雪質は大きな違いが感じられるはずで、全世界共通のタイヤではなかなか日本国内では受け入れがたいものがあります。そこでピレリは、日本の雪道に合うタイヤは日本の雪を直に感じて開発を行いました。
日本国内で開発を行ったスタッドレスタイヤ「ICESTORM3(アイスストーム・キューブ)」は、従来品より凍結路でのグリップ性能を更に向上させ、日本の雪質の特徴を最大限受け入れたタイヤです。
そして、今シーズンより進化した「WINTER ICECONTROL」を発売、日本市場を強く意識しながらもピレリの独自技術を訴えることで、より適応性が向上、高性能化を体感できるスタッドレスタイヤとして機能しそうです。
- 氷 上 性 能
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- ウェット性能
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旧タイプの凍結路グリップを一段と向上
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タイヤの組み換え、装着
タイヤのインターネットでの購入は、価格的に魅力がありますが、タイヤという商品から組み換え・装着には、購入後に直接ガソリンスタンド、カー用品店やディーラー等へ持ち込んで作業をしてもらうことが必要です。その為に、予算にはこの分も考慮しておかなければなりません。以下はその為の参考価格です。
| 【タイヤ組み換え等参考価格】 単位:タイヤ1本 | |||
| タイヤサイズ (inch) |
タイヤ組換え&バランス(円) | タイヤ処分(円) | 車両からの脱着(円) |
| 10〜13 | 1,000〜1,500 | 300〜500 | 500〜1,000 |
| 14〜16 | 1,600〜2,000 | ||
| 17〜18 | 2,100〜2,500 | 600〜1,000 | |
| 19〜20 | 2,600〜3,000 | ||
*車両からの脱着は組み換え等の場合は掛からないことが多いようです。
















