2020-2021年スタッドレスタイヤ性能比較!!

ブリヂストンタイヤ性能比較

 タイヤビジネス誌が公表した2018年の世界タイヤ市場シェアは、1位ブリヂストン(14.8%)、2位ミシュラン(13.8%)、3位グッドイヤー(8.5%)です。3メーカーで37.1%にも及び影響力はかなりのものです。

 業界ではビック3、もしくは3大メーカーと呼んでいます。上位3社でこれほどの占有率を誇る業界は珍しいという。しかし以前はもっと大きな勢力を誇りました。2000年は56.8%もあった。そこから2018年までに19.7%以上も落としている。要因は新興勢力の台頭。特にアジア諸国の勢いは相当なレベルに到達しています。それでもやはりビック3、その筆頭であるブリヂストンは強大です。

ブリヂストンの歴史をザックリ

 ここからはブリヂストンの辿った歴史、沿革に触れたい。その前に現状認識を少し。今や不動の世界1位を印象付けるブリヂストン、ミシュランとは僅差の入れ替わりを経て定着は2008年あたりから。

 2019年の市場別売上高構成数は、日本19%、米州47%、欧州・中近東・ロシア・アフリカ19%、中国・アジア大洋州15%です。また事業別ではタイヤ売上高84%、その他16%です。ゴムメーカーとは異なりタイヤメーカーそのものです。

 社名は株式会社ブリヂストン、本社所在地は東京都中央区、創業者は石橋 正二郎、2019年12月現在の連結従業員数は143,589名です。

 社名ブリヂストンは石橋の姓を英語風にしたもの。当初は「ストーンブリッヂ」だったという。これでは語呂がいまいちなので「ブリヂストン」と逆さまにした。有名ですね。

 しかし、当時世界的メーカーであったファイアストンから商標権の侵害で訴えられました。司法闘争の結果ブリヂストンは勝訴、その後1988年にはファイアストンを買収することになります。ファイアストンからすると何とも悲しいかな・・

辿った歴史

 ブリヂストンの歴史は1930年に前身である日本足袋タイヤ部から始まります。1931年福岡県久留米市にブリッヂストンタイヤを設立、1942年太平洋戦争時下で社名を日本タイヤに変更します。

 戦後1951年にブリヂストンタイヤに復旧。また同年米グッドイヤーと技術に関する提携契約、技術指導を受け同工場ではグッドイヤーブランドタイヤの生産が開始されました。その後1979年に解消しています。

 1983年には当時米国第2位であるファイアストンのナッシュビル工場を買収。1984年社名を現在の株式会社ブリヂストンに変更。

 ファイアストン買収について少し詳しく。1980年代、日系クルマメーカーの北米進出に伴う国内新車用タイヤ需要の減少などから、ブリヂストン内でも北米への本格的な進出を望む声が高まります。しかし、当時米国系クルマメーカーへ新車用タイヤの納入実績はなし。

 そこで候補に挙がったのがファイアストン。1988年1月にファイアストンの全世界のタイヤ事業部門を所有し経営する合弁会社を設立、株式の過半数を取得したい旨を申し入れ、2月にブリヂストン75%、ファイアストン25%の枠組みを決定、これを対外発表へ。

 ところが3月、ピレリが突然ファイアストン株式の公開買付けを実施するという敵対的買収を発表。ピレリは買収後、ミシュランにファイアストンの南米機構と米国のクルマサービス・タイヤ小売販売店網マスターケアを売却する、という契約内容が明らかに。

 これに対して更に上回る金額で応えることを決定。ピレリは買収を断念。こうして買収が完了しファイアストンは完全子会社されることに。

 1997年F1に参戦し2010年までの14年間に渡り供給を続ける。2008年は東洋ゴム工業と業務・資本提携。なお鳩山一族との関係は超有名、創業者である石橋 正二郎氏の娘が鳩山由紀夫元首相の母です。

更なる認知向上へ新たな施策!

 タイヤ業界はビック3によって世界的影響力を示します。国内ではブリヂストンの存在が更に際立ち、右へ倣えというか横並びを感じる時が多い。しかしながらそれでも近年のグローバル戦略では新興国で苦戦を強いられている。その打破としてスポンサーのあり方に大きな変革を果たしています。

 注目したのはオリンピック公式スポンサーです。五輪マークが付いたブリヂストンのロゴが新興国でも見られると企業ネームは高まります。更には認知を果たしている地域でも街中に溢れ、直接クルマやタイヤへ興味を示さない層へも十分な宣伝効果が期待できる訳です。

 ブリヂストンは国際オリンピック委員会(IOC)と東京オリンピックを含む2024年夏季オリンピックまで、最高位スポンサーである ジ・オリンピック・パートナー(TOP) 契約を締結しています。1業種1社に限定された最高レベルのグローバルスポンサーであり、五輪マークを自社製品の広告などに使用できる独占的な権利が与えられています。

 で、いったいどれ程の契約料? 非公開ながら一説では数百億円に上るのでは。10年間で300億円を超すとも。ブリヂストンがF1から撤退したのが2010年、2015年にはMotoGPからも撤退しました。これが意味するのはこんな狙いがあった、と理解しています。

 しかし、世界を恐怖に陥れている新型コロナウイルスの影響でその目論見はどうよ? 2020東京オリンピックは延期、2021年ということだけれど果たして‥

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ブリヂストンタイヤ性能比較

 特徴的なのが3つの製品を異なる位置で展開するスポーツカテゴリー「POTENZA」による囲い込み。プレミアムは「REGNO」で認知。ミニバンはプレミアムからコンフォート、そしてスタンダードレベルまで複数フォローを実現。SUVはプレミアムSUVのグローバルブランド「ALENZA」を立ち上げ、4×4も既存「DUELER」を一新しました。

スポーツ

POTENZA S007A

「POTENZA S007A」の役割はプレミアム、そうスポーツでもプレミアムコンフォートREGNOに近い性能イメージ。スポーツとコンフォートに対する極上さ、更には過酷な走行に耐えうる剛性で更にひとつ上の次元へ。

製品詳細

POTENZA RE-71RS 〔NEW〕

従来同様スポーツカテゴリーにおけるドライグリップの頂点に位置し、ストリートラジアル史上最速を追求 のフレーズも踏襲。Pure Sportを牽引する重要な役割を担う。R=Racing、新たなS=Second/Sportを意味するという。

製品詳細

POTENZA Adrenalin RE004 〔NEW〕

メーカー主張はカジュアルスポーツを謳う。ストリートスポーツの日常版、とでも言えばいいか。スポーツ走行に対する拘りを持ちつつも、走行環境は街中がほとんど。その中でもキビキビとしたレスポンスの良さやグリップを感じたい。

製品詳細

スポーツコンフォート

Playz PXⅡ 〔NEW〕

「Playz PX」シリーズの最新作、セダン・クーぺ専用と軽・コンパクトカー専用を1本化。疲れにくさけじゃなくて、濡れた路面でもしっかり曲がる、しっかり止まるを追求。クーペも取り込む性格、その主張からキビキビとした走りでロングドライブも期待。

製品詳細

プレミアムコンフォート

REGNO GR-XⅡ

プレミアムコンフォート「REGNO GR-XI」が進化、極上性能を更に向上させた「REGNO GR-XⅡ」として登場。キーメッセージは、REGNO FEELING.手のひら一枚分に込められた技術が、圧倒的なパフォーマンスを生み出すという。

製品詳細

REGNO GR-Leggera

軽カーでの静かな車内空間を演出、快適な乗り心地を実現、そしてより長く使えるロングライフの3つを主張。REGNOの意義は 軽カーにも極上性能を。摩耗ライフは「ECOPIA EX20C」と比較して10%向上している。

製品詳細

コンフォート

ECOPIA EP001S

転がり抵抗係数「AAA」、ウェットグリップ性能「a」は現在ラインアップされる中では最高グレーディングを誇る。転がりにもっとも長けてウェットブレーキに最大の自信を示す事になるかと。ただサイズは限定的で2サイズ、汎用性を示すにはかなり厳しい。

製品詳細

ECOPIA NH100(セダン・クーペ用)

「ECOPIA NH100」シリーズのセダン・クーペ専用を謳う。スタンダードの「NEXTR」と比較して転がり抵抗比較で16%低減、摩耗寿命比較で30%向上。トレッド剛性を最適化、直進安定性と操縦安定性に配慮。

製品詳細

ECOPIA NH100 C(軽・コンパクトカー用)

軽・コンパクトカー専用を謳う。スタンダードの「NEXTR」と比較して転がり抵抗比較で5%低減、摩耗寿命比較で16%向上、耐偏摩耗性能比較で41%の向上。街中での小回り・据え切りによる偏摩耗(片減り)に配慮。

製品詳細

ミニバン

REGNO GRVⅡ

転がり抵抗係数「A」、ウェットブレーキ性能「b」と物足りない。しかし、最大の追求性能である静粛性、快適性、運動性能を高位に実現。進化したサイレントテクノロジーが高い静粛性、上質な車内空間を演出する。

製品詳細

Playz PX-RVⅡ 〔NEW〕

ミニバンカテゴリーにおけるスポーツコンフォートの括りに最新技術を投入。疲れにくいを実践するも、雨に強い、長く強い。疲れにくいだけじゃない。を掲げウェット性能向上も強化。サイド部の骨格に高い剛性を確保しふらつきを抑制。

製品詳細

ECOPIA NH100 RV

コンフォート上位へ位置付ける。エコ効きもちゴム、剛性コントロールシート、耐摩耗最適化形状 と独自技術 ULTIMAT EYE により、ウェット性能、ライフ性能と低燃費性能を高次元で実現。転がり抵抗比較で13%低減、摩耗寿命比較で23%向上。

製品詳細

ECOPIA EX20C TYPE H

軽カーハイト系は一般のミニバンと比較してトレッド幅に対し車高が高い。横からの影響を受けやすく、ふらつきや偏摩耗が懸念される。専用タイヤならスーパーハイト系にも対応可能。ラベリング制度では「A/b」を実現。

製品詳細

スタンダード

NEXTRY

同社独自の基幹技術である ナノプロ・テック を採用。発熱でのエネルギーロスを抑制し、基本性能を犠牲にすることなく転がり抵抗を低減する。サイズ設定範囲に拡大性を持たせ、多くの車種フォローを可能としている。

製品詳細

SUV

ALENZA 001

プレミアムSUV向けのグローバル新ブランド「ALENZA」を立ち上げ、第一弾となるのが「ALENZA 001」。低燃費タイヤ化し、しかもプレミアムSUVのスポーティな運動性能を高次元で引き出す。「ALENZA」の響きは懐かしさがあります。かつて‥

製品詳細

DUELER H/L 850

トレッドパターンはSUVオンロード向けに新開発。ブロック剛性を最適化し音の発生を抑制する新パタンを採用。高い静粛性や快適な乗り心地を実現。低燃費タイヤブランド「ECOPIA」のエコ形状も搭載し優れた低燃費性能を実現。

製品詳細

4×4

DUELER A/T 001

最大主張は耐摩耗性能と低燃費性能の向上。センターとショルダーのブロック幅を見直し、専用最適配置ブロック でトレッド部の剛性を最適化し耐摩耗性能を向上、オン・オフに求められる性能を高次元で両立。

製品詳細

DUELER M/T 674

「DUELER M/T 673」の後継として2013年に投入、3D形状の新パタンでマッド上のトラクション性能、ハンドリング性能の向上を強調する本格M/Tタイヤを謳う。同時にオンロードでの乗り心地や静粛性への配慮も訴える。

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