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アジアンコンフォートタイヤ性能比較

 カテゴリー配置でコンフォートはスポーツと相反する位置付けです。路面からの衝撃吸収や静粛性などトータルでの快適性能を特徴とします。一方スポーツはグリップ性能を最大の特徴としています。

 アジアンコンフォートの訴求は静粛性や乗り心地にポイントが置かれ、方向性として曖昧さは感じません。しかし、高度な快適性を発揮する製品から更なる性能向上が強く望まれるものまで性能差が最も大きい、と感じられるカテゴリーでもあります。

 グリップ性能の追求を得意として来たアジアンタイヤ、しかしながら近年はコンフォートに対する拘りが強化されています。その結果、豊富なラインアップを形成しこの点は理想的な展開を果たしています。

2020年ラインアップは充実

 2020年シーズンは認知向上を果たしたHIFLY、ZEETEX、MOMO、RADAR、MINERVA、MAXTREKなどを強調。そしてROADSTONE、NEUTONを本格掲載、これに従来からのNANKANGとATR RADIALなどが加わり充実展開を実現します。

 いずれも中国を中心にインドネシア、タイなど製造国は多彩、低価格を求めるユーザーへの訴えが響きます。

 製品レベルに着目すると、スポーツコンフォートへの可能性も謳うHIFLY「HF805」は評価向上が著しい。Value for Money として価格に対し最大の価値を提供するZEETEX「HP2000 vfm」もいい感じ。また高速安定性に優れたハイパフォーマンスとしてMOMO「OUTRUN M-3」も見逃せない。

 ROADSTONE、そしてNEUTONからは「N’blue Eco SH01」と「NT8000」です。双方とも環境性能に優れたエコ対応製品を謳います。更にATR RADIALには「PLATINUM HP」が加わりました。従来よりもコンフォートへの注力を高めより洗練されたことがアピールポイントです。などラインアップはスポーツ同様の充実度を誇ります。

プレミアムコンフォートの位置付け

 アジアンタイヤには、極上の快適性を追求するプレミアムコンフォートカテゴリーを設定していません。プレミアムコンフォートは快適性への追求が最上級と捉えられ、その他の性能も標準以上の高レベルが要求されます。正直アジアンタイヤでは厳しい、と判断しました。

 しかし、コンフォートとしての進化は年々向上しており、将来的にはこのレベルでは飽き足らないプレミアムコンフォートの配置が検討されることを望みます。

 また低燃費への意識も高まり、以前のようなエコを唱えるだけ? から実性能として確実な進歩が見られます。国内低燃費タイヤの既定を満たす製品はそれを実証します。

 ただこれ以上の実現はハードルが高く、価格との兼ね合いを検討しなければなりません。価格上昇でも追及レベルを高く求めることはアジアンタイヤとして魅力が半減する、と考えるケースがあるでしょう。

 この中で唯一として挙げられるのがNITTO「NT830」では。ウルトラ ハイ パフォーマンス コンフォートを謳い、高速スタビリティに優れ、静粛性と快適な乗り心地の実現が最大アピールポイントになります。これだけは別格かな。

アジアンコンフォートタイヤ性能比較

NANKANG

RX615

コンフォートに位置付けられる。静粛性の高さが追及の主眼。アジアンタイヤレベルとしてコンピュータを駆使した先進的デザイン採用、複雑に刻まれた溝の効果が性能を大きく左右する。要はノイズの逃げ道を作り静粛性へ繋げる。

製品詳細

ECO-2+(Plus)

「ECO-2」の後継。独自配合によるシリカをコンパウンドに採用しポリマーの連結を果たすことで転がり抵抗低減に加えウェットグリップの向上も実現。センターリブの両サイドに配置されるブロック構造を踏襲し、エネルギーロスの低減へ貢献する。

製品詳細

N-605

ウェット性能と静粛性、そして偏摩耗の抑制に優れたコンフォート。国内導入サイズはカテゴリーを横断する汎用性は感じられるものの車種の絞込みが強く、カテゴリー内での車種フォローは随分限定されるかも。

製品詳細

XR611

ノイズを抑えた高い静粛性能と高品質ラバーコンパウンドの使用により、安定したグリップ力と排水性を高めウェットでの安定性を発揮。軽カーからセダン、ミニバンまで対象にし使い勝手の良さがある。ただ現状のサイズ展開では難しいか‥

製品詳細

ATR RADIAL

PLATINUM HP

「PLATINUM HP」は従来をハイパフォーマンス化、名称のHPはハイパフォーマンス。しかしながら、そこはコンフォートへの注力を高めより洗練されたことがアピールポイント。従って静粛性と乗り心地、そう快適性のレベルアップが最大かと。

製品詳細

CORSA 2233

ブランドとの差別化で快適性へ独自の進化を遂げる。左右非対称パターンを持つコンフォートタイヤ。OUT側のパーターンではハンドリング性能とウェット性能を高め、IN側では静粛性と乗り心地の良さを狙っている。価格面でのメリットも高い。

製品詳細

HIFLY

HF805

快適性にプラスした運動性能を特徴としスポーツコンフォートへの可能性も謳っている。しかし、やはりコンフォートタイヤとしての静粛性と快適性、この点が評価への期待となる。トレッドパターンは4本のストレートグルーブを採用しウェットへ拘る。

製品詳細

ZEETEX

HP2000 vfm

「HP2000 vfm」は製品主張に従いコンフォートへ。採用される左右非対称トレッドパターンは静粛性に優れ快適ドライブを演出。名称に添えられるvfmとは Value for Money のことかと。価格に対し最大の価値を提供する、という意味なので期待する。

製品詳細

DAVANTI

DX390

コンフォートにポジショニング。スタンダード寄りでは? というイメージがあるもそこはメーカー主張を尊重。低燃費と快適性を実現するオールラウンド。コンパクトからミドルカーに対応する左右非対称パターンを採用。機能性を重視した専用設計。

製品詳細

MOMO

OUTRUN M-3

高速安定性に優れたハイパフォーマンスタイヤを謳う。高い静粛性と快適性を保持し、スポーツ性能も誇るMOMO最高グレードタイヤのひとつ。トレッド剛性を高めあらゆる路面環境においても確かなグリップ性能を発揮する。

製品詳細

RADAR

Dimax R8+(ミニバン/SUV)

ラインアップでのポジションはUHP(ウルトラ ハイ パフォーマンス)、コンフォートに加えレスポンス性能の高さが主張点として添えられる。従来品は「Dimax R8」、そこからプラス進化で得たのは静粛性に耐摩耗性、そして低燃費。

製品詳細

VERENTI R6

迅速なステアリングレスポンス、静かな乗り心地、そして快適性を実現する革新的な非対称トレッドパターンを採用。RADARの既存ラインアップは製造が中国なのに対して「VERENTI R6」はインドネシア製だという。

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RZ500

コンフォートスタンダードレベルのフォローに長けている「RZ500」。非対称トレッドパターンを採用し快適なドライビングを謳う。静粛性と乗り心地に関連付けられる快適性を最大特徴とするコンフォート内で独自の主張を果たす。

製品詳細

ROADSTONE

N’blue Eco SH01

環境性能に優れたエコ対応商品を謳い登場。テクノロジーで主張するのは転がり抵抗の低減。シリカベースのコンパウンド、そしてグリーンテクノロジーによる効果を強調。「CP672」と括りは同列ながらエコを唱える意義から上位にポジショニング。

製品詳細

N5000 Plus

コンパウンド等の変更がその本質であったプラス(Plus)進化ながら、今回はパターンに対する大幅な変更にも及んでおりそのレベルは相当なもの、と判断。革新的であることが狙いの本質としており、メーカーコンセプトからもその実現を裏打ちする。

製品詳細

CP672

コンフォートの特徴である繊細な溝によるブロック構成、その効果による先進的な印象に期待が集まるのでは。下位カテゴリーであるスタンダードの快適性に不満がある人は、ベーシックコンフォートの可能性を是非試して欲しい。

製品詳細

NEUTON

NT8000

「NT8000」が目指すのはコンフォートのポジション。採用するのは左右で異なる革新的な非対称パターンで繊細なデザインを実現する。これによりトラクションを発揮しつつも静粛性と乗り心地の良さを訴える。

製品詳細

MINERVA

EMI ZERO UHP

トレッドデザインは左右非対称パターンを採用。あらゆる路面状況下において高い接地性と十分なブレーキング性能を発揮。ウェットでは幅広の溝展開で有利となる排水性向上が謳われる。コンフォートながらもスポーツ性能をバランスする。

製品詳細

MAXTREK

MAXIMUS M1

左右非対称パターンを採用し4本の縦溝構成、グリップ性能や高い排水性を強調。カーカスにダブルレイヤのスチールベルトとナイロンコードを採用するなど重量あるボディーも剛性強化でカバーする。トータル性能を標準以上に有していると主張。

製品詳細

FORTIS T5

インチアップ等、見た目や格好良さを求める層への主張が響いて来る。より実用域での使用には「MAXIMUS M1」をまず検討したい。それを超えカスタムやより大型の装着を求めるなら「FORTIS T5」になるかと。

製品詳細

NITTO

NT830

ウルトラ・ハイ・パフォーマンス コンフォートを謳い、アジアンタイヤの括りでは設定していないプレミアムコンフォートを実現と言ってもいいかと。高速スタビリティに優れ、静粛性と快適な乗り心地を実現しているのが最大のアピールポイント。

製品詳細

FEDERAL

FORMOZA AZ01

「FORMOZA AZ01」はセダン、そしてミニバンをもフォローするコンフォートタイヤ。従来品は「FORMOZA FD2」かと。その特徴を得て新たなコンフォートへの可能性を高める。低燃費に優れ安定した走りに注目。

製品詳細

FORMOZA FD2

「FORMOZA FD1」の進化。乗り心地と快適性の向上に重点が置かれ、アジアンタイヤでは少数のミニバンの装着も推奨される。3in1の溝を配置したブロックは、ドライバーの目線が高くなっても振動と視線のブレを軽減させる効果を狙う。

製品詳細

NEXEN

N7000 Plus

Plus の本質はコンパウンドの変更。従来「N7000」の特性は「N5000」の性能を踏襲し乗り心地と静粛性による快適性が更に高性能化したこと。「N7000 Plus」へはこれ以上のオールレベルアップが託されている。

製品詳細

N’blue HD Plus

従来品「N´Blue HD」を低燃費タイヤ化したものが「N´Blue HD Plus」かと。注目のラベリング制度は、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「a」(「b」「c」)。価格的にもこれまでのアジアンタイヤを踏襲している。

製品詳細

アジアンタイヤWEBサイト
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