HIFLY eHF-501 の特徴

概要

転がり抵抗を低減しつつも、背反するトラクションの高さによりウェットでも安定感のある走りを実現。剛性強化によりEV・ハイブリッド車などエコ性能重視のユーザーをターゲット。

製品情報

　HIFLY 「eHF-501(イーエイチエフゴーマルイチ)」は、転がり抵抗を低減しつつも、背反するトラクションの高さによりウェットでも安定感のある走りを実現します。

　また静粛性に優れロングライフも追求。アジアンタイヤでありながら剛性強化によってEV・ハイブリッド車をはじめとし、エコ性能を重視するユーザーをターゲットにしています。

　製造国は中国、サイズラインアップはご挨拶程度で16～17インチの4サイズです。しかしながら、コンフォートへの配置は的を射ており注目は上がるはず。それを見越し今後の拡大は必ず実現すると思います。

　「eHF-501」の最大主張は、転がり抵抗低減による低燃費性能です。素材技術はアジアンタイヤに多く目られるように不明な点が多いものの、当初よりも進化しているのは間違いない。これをもとにトレッドデザインはショルダーからサイドに至るまで、エコタイヤとしての特性を備えています。

　驚いたのはそのデザインにあります。4本の縦溝による3本のセンターリブは非常に繊細化しています。全てにおいて特性につながる細溝を構築。またショルダーにもこの流れが波及。繊細化を印象付けるのは正にこれ。

　そして恐らくですが、サイドに至るまで内部構造に特殊な技術、そう低燃費に繋がる処理が施されているのでは。これにより全体で転がり抵抗の低減へ向かっている。同時にこのデザインは静粛性の向上にも大きな役割を持たせています。縦横のコンビネーションでノイズの逃げ道を確保しています。

　「eHF-501」がそれまでの「HF」シリーズに「e」を貼り付け「eHF‥」としたのには、その実現を強調する狙いがあってのことかと。ただHIFLYのコンフォートは既に「HF805」が配置済み。そこは一応違いというか差別化は必要です。

　「HF805」は快適性にプラスした運動性能を特徴としスポーツコンフォートへの可能性も謳っています。一方「eHF-501」は低燃費を筆頭に静粛性と快適性を追及。方向性には差異が見られ、これが違いとして受け止められるかと。

　いずれにしても、コンフォートに括られた「eHF-501」はカテゴリーの特性をより強調させる製品です。これにより製品全体の特性が明確化、主張において最新化をより際立たせることになりそうです。

　インプレッションの投稿を募集しています。直接的な体感は何事も及びません。説得力に長け、本質の訴えが響きます。これをもって購入の是非を判断される人も多いかと。上のリンク『インプレッションを投稿する！』からフォームへお入りください。