ダンロップ GRANDTREK XS1 新掲載
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ミシュランタイヤ性能比較

 ミシュランの起源は1863年に設立されたバルビエ&ドーブル株式合資会社。名称は1889年に採用、アンドレとエドアールのミシュラン兄弟の名前を冠したもの。

 1891年自転車にダンロップ製のタイヤを装着していた者が修理の為に工場を訪れます。当時は修理と着脱に一晩かかっていたことから、簡単に修理できるタイヤを作りたい。そしてたった15分で行えるように開発。しかもそれを装着した一人の選手が自転車レースで優勝したことから、ミシュランは世間の注目を集めることになりました。

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ミシュランの日本展開は1964年から!

 日本でのタイヤ販売事業は1964年から。浜松町・羽田空港間に新設されたモノレールに、ミシュランスチールラジアル「X」が採用され、日本におけるミシュランの第一歩がスタートしました。

 1965年三井物産が総代理店としてタイヤの輸入および販売を開始。1975年三井物産が日本ミシュランタイヤの前身である日本エックスタイヤ販売を東京 神田に設立。1978年ミシュラン社が三井物産から日本エックスタイヤ販売の全株式を譲り受け、ミシュラン100%出資による日本ミシュランタイヤが設立。

 1989年オカモトと合弁し、両ブランドのタイヤを市販市場で販売するミシュランオカモトタイヤ販売、両ブランドのタイヤを製造するミシュランオカモトタイヤが設立。

 1991年ミシュランオカモトタイヤ太田工場(群馬県太田市)で、ミシュランブランドのタイヤを生産開始。1995年米国生まれのブランド「BFグッドリッチ」の販売を開始。1998年には「ミシュランマン」が生誕100周年を迎えました。

 2000年ミシュランオカモトタイヤをミシュランの100%出資子会社化。またミシュラントラックアンドバスタイヤの事業を、ミシュランタイヤ販売に統合。2003年日本ミシュランタイヤ(OE事業)、ミシュランオカモトタイヤ(製造事業)、ミシュランタイヤ販売(市販事業)の3社を統合し、日本ミシュランタイヤがスタート。

国内生産終了・・

 2010年太田工場におけるタイヤ生産を終了。世界のミシュラン他工場に比べて生産コストは倍近くに高止まり。2008年に始まった経済危機により状況はさらに困難なものになった、というのが理由です。なお研究開発等の拠点は太田サイトとして継続しています。

 日本ミシュランタイヤ株式会社は従業員数約500名、所在地は東京都新宿区。本家の仏ミシュランは2019年の世界シェア1位に返り咲き。工場は17ヶ国・68施設、フランス クレルモンフェランで設立されました。

本社を群馬県太田市に移転!

 日本ミシュランタイヤ株式会社が本社を群馬県太田市に移転。2023年8月1日に登記を完了、旧本社である東京都新宿区のオフィスは縮小。今後は産官学連携を図りながら更なる価値創造を進めていくそうな。‥詳しく見る

ミシュランガイドは安全で快適なドライブを目指した

 ミシュランガイドは、国内外の有名なレストラン等が掲載されています。その為に発行するミシュランがタイヤメーカーであることを知らない人も居るというから、何とも複雑です。

 当時フランスにはわずか3,000台ほどのクルマのみであり旅は危険をはらんだものでした。クルマに大きな将来性を見出していたミシュラン兄弟(アンドレとエドアール)は、クルマでのドライブをより安全で快適なものにしよう、と小さなガイドブック(レッドブック)を発行したのです。1900年に35,000部が発行され、これがミシュランガイドの始まりです。

 今日ミシュランの地図・ガイド関係は、世界の90ケ国で毎年約1,000万部が販売され、欧米では旅行関連出版の中心的存在となっています。レストランの格付けを表わすものとして知られるミシュランの星、一つ星、二つ星、三つ星といった表現の意味するところは、

三つ星 そのために旅行する価値がある卓越した料理
二つ星 遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
一つ星 そのカテゴリーで特に美味しい料理

 ミシュランガイドに掲載されるレストランは、たとえ星が付いていなくとも一定の基準値を超えているレストランだという。

キャラクター、実はタイヤの重なり

 ミシュランのキャラクター、マシュマロのような体型の「ミシュランマン」、実はマシュマロではなくタイヤの重なりをイメージしたものなのです。

 1894年にフランスのリヨンで行われた博覧会、ブース入り口に大きさの異なるタイヤが山のように積まれている。そこへミシュラン兄弟の弟エドワールが「腕をつけたら人間になるじゃないか」と兄のアンドレに言ったのがきっかけ。

 そして1898年、イラストに描かれていた「ヌンク・エスト・ビバンダム(今こそ飲みほす時)」という詩の一節から、今では「ミシュランマン」として知られるキャラクターの名前「ビバンダム」が生まれました。

ミシュランマン? ビバンダム?

 ミシュランマン? ビバンダム? 時にどちらが正しいか、という話になります。フランスでは「ビバンダム」、それ以外の国では「ミシュランマン」として知られているという。どちらでもいいのでしょうね。

 2017年新しいミシュランマンのデザインを発表。これまでに比較して存在感が増し、より親近感が持てるデザインだという。誕生以来、そのデザインは時代と共に変化して来ました。ドライバーに安心感を覚えてもらうために表情は時代と共に柔らかく、そして笑顔になっていきます。新しいミシュランマンは一段と現代的な表情になっているよう。

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ミシュランタイヤ性能比較

 各カテゴリーに性能差を設け細かな製品設定を展開。運動性能は「PILOT」、静粛性と乗り心地のプレミアム化は「PRIMACY」、コンフォートが「ENERGY SAVER」など。またSUVは「LATITUDE」がシリーズとして一連配置されていましたが、「Premier」、「PILOT」更には「PRIMACY」までが高位にポジショニングされています。…ブランド展開を読む

スポーツ

「Pilot Super Sport」を超える「PILOT SPORT」シリーズ最強を謳う。世界のレーシングシーンで飽くなき情熱と時代をリードしてきた最先端テクノロジーのすべてを結集した、ハイスペック・プレミアム・スポーツタイヤ。

PILOT SPORT 4S 詳細

ドライでの安定したグリップ力がもたらす操縦安定性、スポーツタイヤでありながらウェットの優れた排水性能による耐ハイドロプレーニング性能。サイドウォールには全周にわたり施されたフルリング プレミアムタッチ。

PILOT SPORT 5 詳細

EVのフォーミュラレースであるフォーミュラEで磨かれたレースタイヤの技術を応用。接地面に対する溝の割合を示すボイドレシオが、フォーミュラEレース用と同じ26.4%を誇り高いグリップ性能を発揮する。

PILOT SPORT 4 詳細

スポーツEV・スポーツハイブリッド車向け。スポーツカーユーザーが本来求める安全性能とドライビングする悦びを失わずに、電動車特有の性能に適合させた。転がり抵抗を低減し効率的にクルマの出力を路面へ伝える。

PILOT SPORT EV 詳細

プレミアムコンフォート

静粛性に優れ上質で快適な乗り心地を提供する「PRIMACY 4」が進化。履き替え時でも発揮する優れたウェットブレーキング性能が長期間にわたり安全性を確保。優れたハンドリング、長期間の使用でも環境負荷の低減に貢献する。

PRIMACY 4+ 詳細

ミシュランのプレミアムコンフォートが第4世代に進化、投入されたのは「PRIMACY 4」。求められる静粛性と省燃費性を確保した上で、履き始めから履き替え時までウェットブレーキ性能の向上を実現。プレミアムコンフォートの完全化を目指す。

PRIMACY 4 詳細

ミシュラン史上最高の低燃費性能を誇る。対象は電動車に乗っているユーザー。モーター走行時の静音でも快適な運転環境を提供。具体的には低燃費、静粛性、偏摩耗や急激な排水性能低下を抑え安心が長く続く、という3つを特徴にする。

e・PRIMACY 詳細

コンフォート

開発は日本の太田R&Dセンターが中心となり行われた。開発拠点としていまだ存在重要な役割を果たす。シリーズは実質第3世代に進化、トータル性能で水準以上のパフォーマンスを備える。いわゆるミシュラン・トータル・パフォーマンスの実現。

ENERGY SAVER 4 詳細

「ENERGY SAVER+」は基本性能となる安全性、経済性、居住性を高次元でバランスさせ、更なる低燃費性を実現。「ENERGY SAVER」のパターンは継承し、新たに構造やコンパウンドを見直す。サイドには従来品との違いから「+」マークが刻印。

ENERGY SAVER+ 詳細

SUV

優れたドライ、ウェット性能と高いハンドリング性能を発揮する既存スポーツタイヤ「PILOT SPORT 4」のSUV版。「PILOT」シリーズの特性を踏襲、フォーミュラEなど様々なレースで培われたミシュランの最新技術を投入したSUV専用設計を強調。

PILOT SPORT 4 SUV 詳細

従来品は「Premier LTX 」。車高が高く重量も重いSUV専用として、快適性と高速安定性を両立。「PRIMACY」シリーズが持つ極上の快適性能と走りをSUVへも波及。よりハイレベルなプレミアムSUVコンフォートを目指す。

PRIMACY SUV+ 詳細

SUVタイヤとして国内タイヤラベリング制度に初めて対応した。転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を実現している。「LATITUDE Sport」の実質後継となり、ハイパフォーマンスSUV用スポーツにも拘る。

LATITUDE Sport3 詳細

4×4

基本デザインはオフロードでもオンロードでの静粛性やウェット性能をも訴える。左右非対称パターンを採用、主にIN側ではオンロードでの性能を発揮し、OUT側ではオフロードでの性能を発揮するイメージ。

LATITUDE cross 詳細

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