ミニバンタイヤ性能比較表

ミニバンタイヤ性能比較表

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 車種としてのミニバン人気は定着しました。家族みんなで乗れる、友達同士大勢で会話しながら走れる、など最適への評価が得られています。

 反面、車重があって重心が高い為にふらつきやすい。コーナーリング時にはタイヤの外側に荷重が移りやすく安定性に欠ける。その走りを支えるには専用となるミニバンタイヤの存在が大きなものになっています。

 ミニバン専用はIN側とOUT側のパターンや構造を変え過重負荷に耐えられることで、クルマをしっかりと支えながらも強いグリップ力を発揮します。同時に片減りや走行時のふらつきなどにも対応し快適な乗り心地を実現します。

 20年を超えるミニバンタイヤの歴史によって、家族みんなが安全にドライブできる信頼性にプラスして、快適性をも高度に実現しています。ミニバン専用として世代進化が見られ、市場での開発競争に激しさを増した結果です。更に近年はカテゴリーの中で多様性が広がり、多くのニーズに対応する製品展開が見られます。

(2018.4更新)
【TOPICS】

ミニバンタイヤの変革

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 ミニバンカテゴリーで実績を持つのがトーヨーの「TRANPATH」シリーズです。1996年には車種としてミニバンブームが到来しそこに投入された「TRANPATH MP」は注目されました。

 この動きに対し、他メーカーも勢いミニバンカテゴリーヘの取り組みを強化します。新たなブランド構築を進めより高性能化を狙い、結果としてミニバンカテゴリー内の細分化に繋がります。

 細分化は、静粛性と乗り心地を両立したコンフォート性能、より上質の快適性を追求したプレミアム性能、高速走行やハンドリングを追及したスポーツ性能、そして転がり抵抗の低減や素材の工夫が見られる低燃費性能などに振った製品が出現しました。

低燃費タイヤの導入

 2010年からの低燃費タイヤ導入によりミニバンも同様の製品が主流となる中で、広がりを見せた細分化への動きは鈍ります。全体として低燃費追求型に集約され、転がり抵抗係数で最高グレーディングとなる「AAA」を目指し、低燃費=高性能と受け止められる製品への訴えを強化して行きます。

 ミニバンカテゴリーは後発ながら用途の多様性、そして車種人気からタイヤへの要求は年々増し、それに応えるようカテゴリーの細分化が進んだはずなのですが・・

 しかし、最新は低燃費の追求はそこそこに、本来のカテゴリー特性に傾倒する動きに戻りつつあります。低燃費タイヤであることを踏まえながらもそこは標準レベルに留めます。プラスして本来求められるミニバン性能に回帰しています。

海外メーカーの対応

 残念なのは海外メーカーの対応です。明確にミニバンタイヤを主張する製品は最小です。海外ではミニバンに対して商用バンのイメージが強い、ここに専用タイヤを投入しても乗用車並みの大きな需要になり難い、のが理由では。

2018年も続くブリヂストン VS. トーヨー

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 2018年のミニバンカテゴリーには、国内4メーカー+グッドイヤーがラインアップしています。注目されるのはブリヂストン、カテゴリーを牽引する様相は強大です。一方トーヨーの追随はどうよ?

ブリヂストンの施策

 ラインアップはこうなります。プレミアム「REGNO GRVⅡ」、スポーツコンフォート「Playz PX-RV」、そして「ECOPIA NH100 RV」はコンフォート上位として多彩なミニバンに対するフォローを強化します。更には軽カーハイト系「ECOPIA EX20C TYPE H」が配置されます

対するトーヨーは?

 トーヨーは6代目となる「TRANPATH」シリーズがラインアップされます。ラグジュラリー「TRANPATH LuⅡ」、軽カーハイト系「TRANPATH LuK」、そしてミニバンスタンダードからコンフォートまでフォローする「TRANPATH mpZ」が構築されています。ここに新たな提案として投入されたのがミドルクラスの上級ミニバンをターゲットにした「TRANPATH ML」です。

 勢いならブリヂストンにも迫る、と受け止めるも、先駆者はトーヨーなので地位奪還に向け積極性を強めているのでは、の理解かな。

その他

 その他に括るのは不本意ながら以前の勢いからは少し見劣りするのが、ヨコハマ「BluEarth RV-02」とダンロップ「エナセーブ RV504」です。双方ともまだ4シーズン目だし巻き返しを期待します。

 グッドイヤーは海外メーカとしては唯一「EAGLE RV-F」を投入します。しかしながら、住友ゴムとの提携解消で独自施策を進めており、今後の国内ミニバン市場への対応は不透明です。

ミニバンタイヤ性能比較

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーはタイヤメーカー等の指針を参考にしたものであり、絶対的な性能を示すものではありません。

ブリヂストン

ミニバン強化はこう展開された

 2014-2015年シーズンあたり、ブリヂストンのミニバンカテゴリー展開が迷走している、という不安を感じていました。ラインアップの豊富さは認めるところながら、低燃費タイヤへの移行過程で複数派生し過ぎ、結局性能差による差別化に窮する展開を招いていたんです。

 ようやく2016年から修正へ向かうも、その過程でまた複雑展開が発生してしまいます。そして最新はどうよ? ここに至る展開を理解するには、これまでの歴史を理解する必要がありますね。【続きを読む】

「REGNO GRV」が低燃費タイヤへ。極上の静粛性と快適性踏襲
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転がり抵抗係数「A」、ウェットブレーキ性能「b」と物足りない。しかし、最大の追求性能である静粛性、快適性、運動性能を高位に実現。進化したサイレントテクノロジーが高い静粛性、上質な車内空間を演出する。

「Playz PX」シリーズのミニバン専用
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ふらつきと偏摩耗を抑制するミニバン専用設計。高次元の剛性を確保し、ミニバン特有のふらつきを抑制した、みんなで乗ってもふらつきにくい を強調。ライフ性能は従来品に対して13%の向上を謳う。ミニバンのスポーツコンフォートへ配置。

「ECOPIA NH100」シリーズのミニバン専用
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コンフォート上位へ位置付ける。エコ効きもちゴム、剛性コントロールシート、耐摩耗最適化形状 と独自技術 ULTIMAT EYE により、ウェット性能、ライフ性能と低燃費性能を高次元で実現。転がり抵抗比較で13%低減、摩耗寿命比較で23%向上。

「ECOPIA EX20」シリーズの軽カーハイト系対応
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軽カーハイト系は一般のミニバンと比較してトレッド幅に対し車高が高い。横からの影響を受けやすく、ふらつきや偏摩耗が懸念される。専用タイヤならスーパーハイト系にも対応可能。ラベリング制度では「A/b」を実現。

詳細は ブリヂストン ECOPIA EX20C TYPE H で確認を。

ヨコハマ

DNAからBluearthへと正常進化

 トーヨーの「TRANPATH」シリーズに遅れること数年、ヨコハマは「DNA map」シリーズとして投入されました。展開は本格化し2006年ナノテクノロジーを採用し、静粛性とロングライフを向上させた「DNA map ES340」を発売。2007年にはワンランク上のミニバン専用として「DNA GRAND map」が登場します。

 そして2010年には新たなコンセプトにした「BluEarth」シリーズが立ち上げられ、翌2011年に「BluEarth RV-01」がミニバン用として投入されることになりました。【続きを読む】

プレミアムが更に進化。雨、ふらつきと偏摩耗の抑制、静粛性に拘る
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「BluEarth RV-01」の転がり抵抗係数「A」はそのままに、ウェットグリップ性能を「b」から最高グレーディングの「a」へ引き上げる。独自技術を搭載した非対称トレッドパターンはミニバンでも安定感のある走りを発揮。

詳細は ヨコハマ BluEarth RV-02 の特徴 で確認を。

ダンロップ

進化の過程を探るとこうなる

 ダンロップのミニバンは「LE MANS RV」でスタート。しかしこの時はミニバンではなくRV車用としての括りです。当時のリリースには、国産車販売台数の過半数がRV車という近年の状況・・と触れています。

 「LE MANS」シリーズの一角としてスタートするも、いよいよ エナセーブ へ進化します。2009年に登場した「エナセーブ RV503」は翌2010年から導入される低燃費タイヤを意識したもの。【続きを読む】

エナセーブ第2世代を強調。ミニバンにも転がり抵抗「A」から「AA」へ
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従来のウェット性能は確保しながらも不要な発熱の抑制に拘り、転がり抵抗の高レベル化を実現。4D NANO DESIGN で開発した 新シリカ用変性ポリマー をトレッド部に採用。ポリマーの発熱を抑制し従来品比較で13%も低減。

トーヨー

先駆者はTRANPATHシリーズ!

 先駆者のイメージが植え付けられ圧倒性を示すも、当初から注目を受けた訳ではありません。受け入れには相応の時間を要したんです。「TRANPATH MP」の投入から4年後の1999年に「TRANPATH MP plus」が投入されます。

 このころから他メーカーもミニバン専用タイヤへ注目、先駆者としてのプライドは2003年発売の「TRANPATH MP3」でようやく花開く。前年比250%を達成する大ヒットになりました。【続きを読む】

ミドルクラスミニバンの上級グレードを新たなターゲートにする
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車種としてのミニバンは高級感を演出するミドルクラスミニバンの上級グレードが人気。このセグメントを一つの新カテゴリーとして捉えたという。基本踏襲は「TRANPATH mpZ」ながら転がり抵抗8%の向上を示す。

詳細は トーヨー TRANPATH ML の特徴 で確認を。
「TRANPATH」シリーズ6代目、低燃費と安定性が更に進化
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「TRANPATH mpF」の後継となり6代目のミニバン専用タイヤ。左右非対称3本溝パターンとワイドトレッドを採用、接地面積拡大により摩耗ライフに対応。3Dマルチサイプとアウト側リブを広くとり剛性を高め偏摩耗を抑制。

詳細は トーヨー TRANPATH mpZ の特徴 で確認を。
「TRANPATH Lu」の後継。待望の低燃費タイヤ化
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「TRANPATH LuⅡ」への進化では、最上級の静粛性と快適性を備え、ラグジュアリーミニバンにふさわしい上質な移動空間の提供。待望の低燃費タイヤ化を実現、転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」。

詳細は トーヨー TRANPATH LuⅡ の特徴 で確認を。
軽カーハイト系に対応
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軽カーはハイト系と呼ばれる背の高いタイプが人気。これらは横からの影響を受けやすくフラつきや偏摩耗が懸念される。「LuⅡ」の静粛性と上質な乗り心地を持ち合わせ、軽カーハイト系のフラつきや偏摩耗に対応する。

詳細は トーヨー TRANPATH LuK の特徴 で確認を。

グッドイヤー

海外メーカーとしては貴重だ

 ミシュランやピレリ、そしてコンチネンタルなど海外メジャーメーカーではミニバン専用が見当たらない。知らないだけかも。でも国内展開に限定すればそうなんです。唯一となるグッドイヤーにはまず敬意を。

 投入が見出せるのが2003年に登場した「EAGLE RV」から。そして2008年には「EAGLE RV-S」へ移行。このころからミニバンへもスポーツの楽しさを、というのがコンセプトです。これ現在も継続しています。【続きを読む】

快適性能や操縦安定性をも向上させる新コンセプト
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スポーツミニバンへの期待感を誘う。転がり抵抗係数「A」「AA」、ウェットグリップ性能「b」「c」へ進化。ミニバン専用低燃費タイヤにも、走る喜びを 「RV-F」が持つ3つの力 Three Force を訴える。

詳細は グッドイヤー EAGLE RV-F の特徴 で確認を。

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