≫ NANKANG AW-1 リアルレポート! 性能は確証へ

第2回 DAVANTI DX640 装着完了でファーストインプレッション(慣らし走行)


 DAVANTI(ダヴァンティ)「DX640」のホイール入れ替え、そして車体へ装着も完了。空気圧は規格を考慮した数値(前:250kPa、後:240kPa)に設定。慣らしが完了するまでこれで走行してみます。さぁファーストインプレッションへGO!

見た目はどうよ?

 装着完了し車体とのバランス、というか見た目の印象どうよ? ナンカン「FT-9」のようにM/Tとホワイトレターで武装しているなら激変、も感じられる。しかしそこはスポーツコンフォートだしスマートな捉え方になります。

 タイヤサイドのデザインはDAVANTIと「DX640」のロゴがデガイ、結構目立ちます。正直センスあるか、と言えば微妙。特に「DX640」のロゴもう少し格好良い字体にならなかったのかなぁ‥

 またタイヤサイドに白い粉がふいたような汚れが少し目立ちます。恐らくこれ老化防止剤かと。蝋分(ろうぶん)を含んだモノでしょうね。タイヤのゴムに配合され徐々に表面に出てきて、本来はタイヤを老化から守る配合素材です。

 新品時から目立つのはあまりいい気分じゃないけれど、輸入タイヤに多く見られるという。コンテナ船などで運ばれるだろうから、その時の保管状態が影響したのかもしれません。これまで目立つような製品には遭遇しなかったので今回アララ。

 ダメね、ということではない。人により心配もあるだろうけれどこれも受け入れアジアンタイヤ、という寛大な姿勢が私のスタンスです。水性のワックスでゴシゴシしたら即刻綺麗になりました。

 印象としてはそんなところ。それよりも走りの性能が重要、これが想像以上に良いね、となればタイヤ自体も自然と格好良く見えて来るものです。期待しましょう。

ファーストインプレッションへGO!(慣らし走行)

 いつも新品への交換時には触れていることです。装着直後からいきなり全開は無し。慣らし走行を必ず行います。距離約100km~150km、この間に急の付く走りは避けること。高速走行も避けるべき。タイヤとホイールを馴染ませる、油分を取る(トレッド面の表面の薄皮を剥く)、ドライバーが新たな製品へ慣れるなどが主な目的です。詳しくは以下のリンク先で確認を。

タイヤにも慣らし走行が必要!
 タイヤを新たに購入した際、慣らし走行の必要性が謳われます。新車の慣らしは広く伝えられているけれどタイヤも慣らしって必要? これに…

素直なステアリング反応

 さぁ、前置きが長くなりましたがようやくスタートです。ファーストインプレッションへ向け走行開始。

 いきなりの感触はステアリングが軽い。あれ? という感じ。道路の轍で凹凸に対しステアリング取られることがありません。いい意味でスムーズだし運転はラク(楽)そう。ただこうだとドライグリップに長ける期待は薄いかな、慣らし後最初に試す課題としましょ。

柔らかさのあるサー音? が響く

 この感触を引き摺りながら外気温32℃の中でも窓を開けノイズに集中、乗り心地も感覚をビンビンに。

 購入前に見出した静粛性に対する評価は静というものでした。実際、スポーツタイヤのそれとは大違い。ガーガーとロードノイズが車内に響く不快は全く無し。柔らかさのあるサー音が静かに響くのみ。ただコンフォート系のとも異なる、実に柔らかさのある音に意外性を感じました。スポーツ系であることを期待していた分だけ拍子抜け。

乗り心地でようやくスポーツ系を感じる

 意外、意外の連続で気持ちは少し曇り気味。しかし徐々に掴んだ乗り心地は想像通りの印象です。そう一言でいえば硬い。硬さに対する方向性はドライグリップへ期待を導きます。今度こそスポーツ系の素性を感じることになるか?

 路面の轍に対するステアリングのスムーズさとは別、衝撃吸収性は余り高くない。その為乗り心地の硬さに繋がっている、と思います。但し硬さのレベルがガチガチ、というモノとは異なります。程よい硬さ、という表現が出来るけれどイメージし難いかな‥

 慣らし中だし絶対的なスピードはその範疇に抑えてのこと。それでも終始覆すようなシーンは皆無です。ドライグリップ性能を早く試したい、結構面白みあるのでは。

 ブレーキングは転がりの良さから多少戸惑う。ガツンと止まるのではなくジワリ、という感じ。それも深く踏み込まないとスーと行ってしまいそう。

静粛性と乗り心地の差異に戸惑う

 静かで乗り心地の良さ、というのが快適性の基本です。しかしながら「DX640」についてはこれまで体感したことがない、静かだけれど乗り心地が硬い、というアンバランスに戸惑いが‥ 決して悪い印象を抱いた訳ではないけれど、どういうこと?

 当然ながらトレッド面の役割が影響しているのは間違いない。硬さはセンターの3本リブの特性によるもの。一方静粛性は両サイドのショルダーによる貢献でしょう。繊細なカッティングにより溝配置が効いている。4本の縦溝による影響も見逃せないかな。ただ溝壁などの消音機能を大々的に謳ってはいないので、全体的なノイズの逃げが有効に機能しているのでしょう。

 それとコンパウンドの素材です。本質は不明、ただ中国製についてはコンパウンドに対するゴム感覚が得られるか? 言い方適切かどうかだけれど、プラスチックのようなゴム‥ と評する製品もあるよう、と説きました。「DX640」はいい意味でゴム感覚が適正。

 このことはウェットで本質が明らかになるでしょう。もしプラスチックのようなゴム‥ なら厳しい指摘になります。

楽しくてあっという間に慣らし完了


 走行を重ねるうちに意外、意外の連続で楽しくなって来た。あっという間に走行距離100kmを超え慣らし終了間近です。この頃になるとタイヤの馴染みが実感出来ます。

 当初は乗り心地の硬さと同時にタイヤの回転に対して接地時にブロックの馴染みがバラバラ。しかし、徐々に改善され滑らかさが直接伝わるようになりました。スムーズで転がりの良さ、言い換えれば滑らかさが明らかに実感出来ます。一皮むけて馴染みの感触が伝わるレベルに到達した、ということでしょう。

燃費(参考値)

 途中から思い出し燃費計をリセット。それでも14.6km/lはこれまでの最高。街中から峠までの一般道を一定速度厳守で走行した結果です。愛車にとってあまりにも良過ぎる数値、なので今回は参考値扱いとします。次回も同じようならこれが実力。

 また走行距離は107kmでした。一応100km越えなので慣らし終了。なお、上の燃費計の走行距離より多いのは、走り出して途中から燃費計をリセットした為です。

次回の予定

 慣らし走行の完了で本編に挙げた課題、というか性能の本質を深堀します。まずはドライグリップのレベルでしょ。限界点までは無理だけれどワインディングで楽しー! を体感出来るかですね。

 それと滑らかさの再確認、ノイズと乗り心地に変化が出るかワンランク上げたスピード域で試します。そして燃費、今回の数値とまた重なるようならこれは凄いぞ。あとウェットですけど、これについては天候次第です。

概要

ターゲットはパッセンジャーカーとSUV

  • カテゴリー:スポーツコンフォート
  • サイズ:16~22インチ
  • 扁平率:60~30%
  • 発売:2019年8月

ターゲットはパッセンジャーカーとSUVだという。既存サイズは16 ~ 22インチ、30 ~ 60%扁平まで構築するし、なるほど! これならパッセンジャーカー、いわゆるUHPへの主張も頷けそう。

製品詳細

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