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第2回 NANKANG FT-9装着、ファーストインプレッションへ臨む!


 ナンカン「FT-9」のホイール入れ替え、そして装着を2021年7月26日に完了しました。ネット注文が7月21日、届いたのが翌日の7月22日。タイヤ現物をジックリ確認し写真に収めたら即刻ショップへ持ち込み作業依頼のはずが‥

 今回タイミングが悪い? 7月22日-23日が祝日、24日-25日が土日で4連休。ショップもこの通り、シッカリお休みです。ということから休み明けの7月26日朝一番で持ち込みました。

まずは装着しないと始まらない

 ショップは9時オープン、余裕をもって9時10分に向かいます。少しでも費用を抑える為に今履いているダメダメタイヤを外し一時のエマージェンシーとしてスタッドレスを装着。ナンカン「FT-9」と外したダメダメタイヤの8本を持ち込みます。

 依頼するのは前回スタッドレスタイヤを作業をしてもらったあのショップ。仕事場から5分弱、社長と従業員2人かな、愛想なくて戸惑ったところです。今回はどうよ? やはり愛想ないね。ただ従業員の若い子は私を覚えていたのかあの人何処かで‥ のような表情。

 まぁ、承知の上で再度来たので想定内としましょ。それよりも作業の確実性が大事。依頼内容はホイールの入れ替え、エアバルブ交換、ダメダメタイヤの処分。一旦戻るので取りに来る時間を尋ねると、直ぐに2人でやってしまうという。なら待ってますわ。

 2人で4本、しかも12インチだし作業は早い。ただそれを凝視しているのも悪い気がした、そこは得意の気遣いでフラフラすること30分弱かな、終わりました。支払い額は全部込みで6,820円! 訊き返すも6,820円、想定よりも随分安かった。本来ならLTは別途頂くけれど12インチだし通常料金でいいっす。

 作業も確実だし料金も安い、あとはいま少し愛想があればもっと顧客が付くのでは、と思ったけれど余計なお世話かな。でも従業員の若い子が帰る時にクルマを誘導し深々と頭を下げてくれました。どうもね! 次回も依頼するつもりです。

重視したのは見た目?

左が上薬落とし「後」 右が上薬落とし「前」

 さて、持ち帰り次に行うのはホワイトレターの上薬を落とすこと。このままではブルーレターなので早速取り掛かりましょ。難しい事は無い、ブラシでゴシゴシするだけ。でも水だけでは駄目、台所用洗剤を少しだけブラシに垂らし水で濡らしゴシゴシ。あら不思議、綺麗に落ちて白いレターがお目見えです。

 そしたらいよいよ装着。どうよ? おおおおお、いい感じ!! ホワイトレターとワイルドなトレッドが軽トラに合いますな~ アルミホイールじゃなくて敢えて鉄チンに拘ったけれど正解。無骨さというかシンプルな感じがナンカン「FT-9」と相性バッチリ。

 なお私は鉄チンと言ってしまうけれどスチールホイールのこと。親父世代は鉄チンが普通の呼び方です。

 折角だしタイヤWAXでピカピカに。水性なのでタイヤにも優しい、はず。因みにホワイトレターにも吹きかけてみたら弾く。スポンジで塗り広げてもホワイトゴムが素材だし、色落ちや剥がれることなどありません。

 あのダメダメLTタイヤを装着し、貧相感半端無かった我が愛車のホンダ「ACTY TRUCK」ながら、タイヤを買えただけで雰囲気激変。今後は洒落たクルマ? としてリスタートを切ります。

ファーストインプレッションへGO!

空気圧は迷う

 今回の空気圧は前300kPa、後ろ350kPaで設定しました。(既定は前280kPa、後ろ350kPa) 規格等諸々考慮するとこの設定値にやや疑問が‥ それでも狙いは日常積み荷がほぼほぼ無いこと。また真夏の高温時のバランスとして違和感を感じるだろうか、を確認する為です。慣らし中はこの数値で行こうと思います。

慣らし走行も兼ねる

 装着直後からいきなり全開は無し。そう新品タイヤに交換したら慣らし走行が必要です。距離約100km~150km、この間に急の付く走りは避けれること。高速走行も避けるべきでしょう。タイヤとホイールを馴染ませる、油分を取る(トレッド面の表面の薄皮を剥く)、ドライバーが新たな製品へ慣れるなどが主な目的です。詳しくは以下のリンク先で確認を。

タイヤにも慣らし走行が必要!
 タイヤを新たに購入した際、慣らし走行の必要性が謳われます。新車の慣らしは広く伝えられているけれどタイヤも慣らしって必要? これに…

走り出しはウキウキ、しかし‥

 ようやくスタート! いきなり感じたのはステアリングの軽さ。夏タイヤからスタッドレスへ換えた直後のような感触。大きくて高いブロック構造がもたらす特性からでは。まずはここに注目します。

 ただ余りに軽く、ステアリングの遊びも大きいように感じたので早々に確認。タイヤの動きを見ながら僅かにステアリングを左右へ切る、そしたら遊びじゃなくてレスポンスの追従宜し過ぎでした。遊びと感じた分もタイヤが確実に動いています。なるほど! こんなことがあるので慣らしが必要です。

 これを受け入れ走行再開。次に感じるのは発進とブレーキング、ゴツイブロック形状の影響があるかな。発進は一瞬だけ、ほんの僅かながら遅れてグリップするイメージ。そこから違和感なく加速し速度域まで到達。

 一方ブレーキングも踏み始めにその逆の体感が。効くタイミングに体感のズレを感じます。スムーズな操作、まぁ一般的な走りなら微妙では、という程度。でも急ブレーキではないけれどガツンと踏んでみた時の前方向へのヨレ、それまでのとは異なる体感であるのは間違いない。

 M/Tタイヤのトレッド面は特殊です。ブロック構造が高く溝はぶっとい。従って剛性が一定強化されていないとヨレによる不安定さ、そして効きに違和感があるはず。今後走行を重ねるうちに体感の変化があるか注視していきます。

オフロードへもトライ

 オンロードオンリーで約80km以上を走行して来ました。そろそろオフロードも走ってみたい。ということで、そこは農道のポルシェにフェラーリ、更には田舎のベンツと言われているし本領発揮となるのか試しましょ。

 マッドでは無いけれど、いわゆる踏み固められた農道を発見し突入! やはり似合いますな。農道の‥ は正にその通り。M/Tタイヤにとってはここが主戦場だし結果はいかに?

 まず発進、これまでとは異なりアクセルを煽って回転を上げスパっと繋いでみました。流石ですね、4WDとM/Tタイヤの組み合わせ最高。ブロックがきっちり路面へ食い付き振られることもなく一直線に加速。その勢いを保ってハードブレーキへ。グググッという安心感をもってしっかり停止。これ数回試す、いずれも同様の動きで気持ちいいっす。

 餅は餅屋、じゃないけれど、本来の適正を考量すればナンカン「FT-9」の特性はこれです。評価のメインとすべきところはこっちなんですよね。

 それは十分理解するところながら、装着車種と日常走行を考慮すすればオンロードがメインだし、その性能を正面から評しないと意味がありません。分が悪いのはショウガナイ‥

 ということ繋がりで、乗り心地と静粛性についても触れましょう。乗り心地は摩耗激しいダメダメタイヤに空気圧過多をイメージして欲しい。路面の凹凸を拾い体の芯まで伝わります。軽トラシートの悪さも相まって終了時には相当疲れました。

 静粛性はブレーキングに入るとそれまでよりもロードノイズが高まります。独特の低音から響くグォーンというような音。窓を開けている時よりも締め切った時に車内へ響くのが気になるかな。ただ想像よりは静だったのが意外。

 いずれも、まぁそうだろうと当初から受け止め期待感は無かった。それが意外と感じた要因でしょう。ということで7月26日はここで終了。この日だけで122kmを走り慣らし完了に致します。

台風接近の中、ウェットも体感

 7月27日、台風接近中で雨が激しく降っています。しかし、時折止むなど小康状態を保っています。路面はバッチリのウェットだし行きましょ! ただ無理は出来ないのでそれなりのレベルに留め、詳しくは後日にしたいと思います。

 と思って出発したけれど、走り出せばそうもいかない。安全性を最優先し興味の高いブレーキングとコーナーリングを試します。

 ぶっとい溝は排水効果が高いはず。しかしながらブロックが果たす役割、その面中央にサイプが僅かに刻まれるも効果としての実効性は未知数です。しかし杞憂だった。ガツンと踏んでもブレーキングの安定性に驚いた。またコーナーリングの挙動も不安なし。4WD仕様も一躍を担っているかと。

 ただいまいちだったのは、ドライ時よりもロードノイズが大きく感じたこと。水を弾く音なのか、昨日とは異なるノイズが車内に伝わります。明らかに異なるアレッ? に違和感。この点も後日ジックリ検証してみたい。決局12km走行した時点で雨が強まり戻って来ました。ここまで合計134kmを走破。

正直軽トラのロングランは厳しい!

 元来軽のトラックだし乗り心地の良し悪しは考えたことがない。それと、これまで1日約50kmが走行した最長距離です。ところがいきなり122kmを一気に走行、初のロングランは相当疲れました。

 触れたけれど、路面の凹凸を拾い体の芯まで伝わります。シートの悪さも相まって終了時には溜息しか出ない。またシフトは5MTだけれどその位置が何とも微妙。あとフットレストが無いのも不便。これらも疲れを招く一因です。トラックですから‥

 F1フリー走行で行われるロングランのごとく、燃料満タン近くまで入れNEWタイヤで皮むきし熱も入れます。慣らし走行ながら通常に近いペースを維持。体感を高め気遣いしつつタイヤの本質を探るのは結構ハードです。

 軽トラを運転しながら思うことじゃないけれど、F1ドライバーの凄さ身を持って感じた次第です。比較が飛躍し過ぎですかね。

次回の予定

 慣らし走行を完了したし今度は更なる本質に触れるつもりです。オフロードの排泥性や悪路など試せば面白いけれどこれはやりません。万が一はまって抜け出せなくなったら洒落にならないので。

 燃費には拘ってみますか。燃費計が付いていないので満タン法で計算するしかない。ただ良し悪しを判断する為の比較対象が無い‥ 以前データなど取っていませんので。んんん、どうしよう?

概要

最新M/Tパターンを採用し走破性拡充

  • カテゴリー:SUV(M/T)
  • サイズ:12~16インチ
  • 扁平率:85~60%

4×4オフロードのM/Tタイヤ。既存「N889」を踏襲しながらも進化、ブロック形状は比較的硬めに設計、エッジのカットや破損等に対応、ロングライフも実現。RWLもラインアップ。

製品詳細

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