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第12回 ようやく1,000kmを超えた。そして高速走行はこんな・・

 前回の報告から1ヶ月以上空きました。この間の課題は1,000kmを超えること、そして高速走行でした。で、どうよ! となるのですがこうでした。

 1,000km超えに特別な想いを馳せることは特段ありません。ただ装着当初の感触と少しばかりのズレがあります。レポート最初の報告は2016年7月5日、もう2ヶ月半が経過します。毎日体感を重ねるとその性能に馴染んでしまう。しかしながら、好意的に捉えながらも全てを受け入れている訳ではないんです。

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 意外だったのが高速走行時の感触です。繋ぎ目を超える際のピョコンと飛び跳ねるような動きが気持ち悪さとして残ります。更にきついコーナーでは微妙なヨレが不安定さを露呈します。

16092703(今回高速の写真が取れなかったので過去イメージです)

 高速の料金所を過ぎて合流するまでや本線から出て料金所までなど、いずれのコーナーもこれ以上は無理! と諦めが早く訪れる。このシーンが「ATR SPORT2」とは最も異なるところだったかな。当然ながら性能や方向性の違いを理解した上での話です。もっと行ける、という安心感は正直ないですね。

 また静粛性に関する捉え方も微妙だな。「ATR SPORT2」と比較したら格段にいいのは間違いない。しかし、期待したのはそれ以上の静粛性だったのでトーンダウンです。スピード域の上昇による体感の違いは大きい。

 ただ一般道の峠超えは悪くなかった。距離160km近い行程を2日間試したけれど、速度60km/h位ならこれまで通りの評価を与えたい。静かだし安定しています。しかし、ここから高速になるとアドバンテージがなくなり一気にマイナスへ。

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 そして燃費はこうなった。1,000kmを超えたら燃費も受け入れられるでしょ。街中から高速まで網羅した結果は、10.2km/Lです。もっと行くかな、という期待あったのですが街中メインはさすが厳しかったか。高速だけなら15.0km/L位行ったと思います。

 因みに「ATR SPORT2」は高速で13.0km/L、街中で8.0km/L弱でした。なるほど、比べると決して悪くない数値です。そして体感も悪くない。転がり抵抗はかなりスムーズです。毎日感じていることでスーと転がる感触はいい意味で慣れません。

 というところかな。さてレポートで残っているのは経年変化、更にサーキット走行? これは無理っすね。あと1ヶ月半経過するとスタッドレスの装着だしどうしよう?

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