≫ DAVANTI DX640 リアルレポート! 性能は確証へ

第6回 DAVANTI DX640 の特性を示す。実証の理解!

 最終のまとめ記事です。寿命を求めれば本質に到達することも可能。しかし、そこまでは無理!

 ただ慣らし走行に始まりその時点よりスポーツ性能へ注目。ドライグリップはかなり高い満足を得ることに。ウェットは想像以上に体感の良さを実感。そして高速走行を実証。これは立場を変え臨んでみました。ただ気になる点がない訳じゃない。Made in Chinaの本質、そう中国製ってどうよ? これでしょ。

 ということで、一利あれば一害ありかと。少し大袈裟だけれど、これまで体感した各性能についてまとめようと思います。

DX640 の性能特性を示す

見た目はどうよ?

 タイヤサイドのデザインはDAVANTIと「DX640」のロゴがデガイ、結構目立ちます。正直センスあるか、と言えば微妙。もう少し格好良い字体にならなかったのかなぁ‥

 またタイヤサイドに白い粉がふいたような汚れ少し目立ちますね。恐らくこれ老化防止剤かと。蝋分(ろうぶん)を含んだモノでしょう。タイヤのゴムに配合され徐々に表面に出てきて、本来はタイヤを老化から守る配合素材です。新品時から目立つのはあまりいい気分じゃないけれど、輸入タイヤに多く見られるという。

 なのでダメね、ということではない。水性のワックスでゴシゴシしたら即刻綺麗になりました。印象としてはそんなところ。それよりも走りの性能が重要、これが想像以上に良いね、となればタイヤ自体も自然と格好良く見えて来るものです。

ファーストインプレッション

 いきなりの感触はステアリングが軽い。あれ? という感じ。道路の轍で凹凸に対しステアリングが取られることはありません。いい意味でスムーズだし運転はラク(楽)。ただドライグリップに長ける期待は薄いかな、慣らし後最初に試す課題としましょ。

 この感触を引き摺りながら外気温32℃の中でも窓を開けノイズに集中、乗り心地も感覚をビンビンに。

 購入前に見出した静粛性に対する評価は静というものでした。実際、スポーツタイヤのそれとは大違い。ガーガーとロードノイズが車内に響く不快感は全く無し。柔らかさのあるサー音が静かに響くのみ。ただコンフォート系とも異なる、実に柔らかさのある音に意外性を感じました。スポーツ系であることを期待していた分だけ拍子抜け?

 走行を重ねるうちに意外、意外の連続で楽しくなって来た。あっという間に走行距離100kmを超え慣らし終了間近。この頃になるとタイヤの馴染みが実感出来ます。

 因みに燃費、目安だけれど14.6km/lはこれまでの最高。街中から峠までの一般道を一定速度厳守の慣らしで走行した結果です。愛車にとってあまりにも良過ぎる数値なので一応参考値扱いとします

ドライグリップに不満無し!

 報告最優先はドライグリップ、そう「DX640」のスポーツ性能です。カテゴリーの括りはスポーツコンフォート、ライトスポーツと括ることも可能。快適性を備えながらもコンフォート以上のスポーツ性能は有しているはず。でも完全スポーツには達していない。そのあたりのバランスはどうよ?

 まずは停止状態から発進加速を試しましょ。回転数を一気に上げ食い付きに対する実証です。キュルキュル、という鈍いスキール音を発するも直にグリップ状態完全化で加速体制に入ります。2~3速へのシフトアップもスムーズ。

 コーナーへ突入、かなりタイトなので絶対的なスピードはそこそこ。2速ホールドで深くブレーキング、そのまま旋回体制に入るとヨレは感じず、粘るようなスムーズさでジワリと旋回する様に一瞬ニンマリ。

 3速にシフトアップ、スピード上がるもまたコナーが迫ります。今度はガツンとブレーキングから2速へシフトダウン。2速ホールドでS字に近い2つのコーナーへ突入。少しアクセル踏み込むもOUT側のショルダーとサイドが踏ん張んばっている。切り返しも姿勢は安定、いずれもグリップを維持し外に逃げる感触皆無です。

 というようなコーナーが更に連続します。面白くなってきたけれど峠道だしこれ以上攻める走りは止めました。でも更に行けそうな気配濃厚!

ノイズと乗り心地は変化も‥

 柔らかさのあるサー音が響く、というのが静粛性最初の印象。スポーツタイヤのガー音とは大違い。それでもコンフォート系の静さとは異なる。柔らかさのある音に意外性、スポーツ系であることを期待していた分だけ拍子抜け。

 ただ路面の粗さが目立つコンディションでは、サー音からガー音へ変異。ノイズの響きがスポーツのそれを彷彿させます。同時に乗り心地も硬さの重きが増す。凹凸に対する衝撃吸収性はやはりそれなりのレベルと受け止めます。

 静かだけれど乗り心地が硬い、というアンバランスに戸惑うシーンもあったけれどこれは納得。滑らかさは維持する、でも快適性全般については相応レベルに留まる、という評価かな。

ウェットで街中の安定性は何ら不満無し

 まずは街中を流す、いわゆる一般走行を想定しウェットの体感を掴もうかと。走り出しからズリ、ではしょうがない。そんなことは無いだろうけれど、Made in Chinaに対する世間の言われはそんなレベルもあるような‥ もしDAVANTI「DX640」がそれに該当すようならこれまでの評価は完全覆し、ですけどね。

 で、結果はどうよ? 安定しています。不安は無いですね。走り始めから停止まで排水性の効率化が直に伝わります。水たまりは轍でうねりもあるしステアリングがとられるのでシッカリ握っているけれど、この時でも路面との接地性を実感出来ます。スピード域も街中だしハイドロの懸念など全く無し。高速道路でも相応の安定性を得られるのでは、と思う程です。

 繰り返すけれど街中だし50km/h前後の速度域、横断歩道の白線などを踏んだ際でもズリなど皆無です。へー、安定しているのね! その度合いに拍子抜け‥

真の高速走行を体感す!

 高速道路へ合流。まずこの時に感じたことは静か? スムーズ? という2点かな。更なる加速、合流ではその力量を思う存分期待させます。合流直後、キープレフトでタイヤの持てる性能を試します。その結果、一般道と何ら変わらない性能の良さを感じることになるのでは‥

 走り全般として言えること。「DX640」は路面に大きく左右される。これ間違いない。荒れた路面ではそのすべてを拾い、加速域かと疑うほど。ところが、滑らかな新しめの舗装路においては、それが皆無。そう、一般道のドライ路面における最高の評価をしたあの感触がまさに蘇ります。この2つの側面を持ち合わせます。

 従い明らかに路面への依存度が高いタイヤである、と結論付けました。このことは、速度域90kmくらいから徐々に明確化していき、法定速度限界値で明らかな姿となります。

 静粛性はひとことで言えば静か~、というのにつきます。路面の違いはあるにしろ、あらゆるシーンにおいてタイヤから発せられるノイズがこのレベルに近いものであると思います。

 燃費測定は高速道路オンリーでの測定。その結果、116.2kmの走行で、平均燃費15.0km/lをたたき出しました。

 ただタイヤから伝わる感触がどうしても重々しく、それまでの「DX640」に対するイメージが損なわれるという側面も持ち合わせています。タイヤ性能に対する評価が実は好意であるにも関わらず、マイナス要因として誘発されてしまうのは、ちょっと残念な点です。

まとめ

 走行を3年も続ければ本質に到達することも可能。しかし、そこまでは・・・ ということで、これまでの体感した各性能についてザックリまとめました。Made in Chinaに対する世間の評価も気にしつつその成果は満足のいくものです。飽くまでも個人的評価ですが。

概要

ターゲットはパッセンジャーカーとSUV

  • カテゴリー:スポーツコンフォート
  • サイズ:16~22インチ
  • 扁平率:60~30%
  • 発売:2019年8月

ターゲットはパッセンジャーカーとSUVだという。既存サイズは16 ~ 22インチ、30 ~ 60%扁平まで構築するし、なるほど! これならパッセンジャーカー、いわゆるUHPへの主張も頷けそう。

製品詳細

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