KENDA(ケンダ)タイヤ性能比較を新掲載!
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DAVANTI PROTOURA RACE の特徴

概要

ドライグリップに拘る姿勢を強調する!

「PROTOURA SPORT」との圧倒的な違いはトレッドパターン。ブロックの面積を可能な限り大きくセミスリックに寄せた設計。これによりドライグリップの更なる高みを果たす。

製品情報

 DAVANTIから新たなスポーツタイヤ「PROTOURA RACE(プロトゥーラ レース)」が投入されました。ドライグリップに拘る姿勢を強調、それでもサーキットからストリートまで対応可能だというから本気の姿勢を感じます。

 サイズは 265/35R18 97Y XL ~ 165/55R14 72V までの12を設定。耐摩耗性能を示すTreadwear係数は200。Made in China、Engineered in UK です。サイズ設定数はショウガナイ。今後拡大を期待します。

 DAVANTIのスポーツカテゴリーには「PROTOURA SPORT」が存在します。ハイレベルなスポーツへの主張、トレッドデザインは独自性を謳いつつも「DX640」の流れを汲む。違いは溝とブロック面の割合、そうシーランド比が小さくなっていること。またTreadwear係数は400、「DX640」は同440です。

 215/45R17の1本あたり「PROTOURA SPORT」が8,790円、一方「PROTOURA RACE」は8,970円なり。(2025年1月現在) ストリート重視の展開とサーキットまでも取り入れる性能、この差が価格への差異となっているのでは。

 アジアンタイヤとしてはこの括りでこの価格、まぁ平均的と言えるでしょう。ただ価格よりも性能へ焦点を充てる、そんな製品かと。

 より詳細を見ると、圧倒的な違いはトレッドパターン。「DX640」よりシーランド比を小さくした「PROTOURA SPORT」、更なる極みが「PROTOURA RACE」となります。ブロックの面積を可能な限り大きくセミスリックに寄せた設計です。

 その結果、高いドライグリップ性能を実現します。専用開発された高グリップコンパウンドは、摩擦熱によって路面に密着するような粘着性を発揮し、路面温度が上昇するスポーツ走行時でも安定したトラクションを維持するよう設計されています。

 トレッドパターンにも細かな工夫が施されており、左右非対称パターンを採用することで、IN側とOUT側で異なる性能をバランスよく両立しています。OUT側ショルダー部はワイドかつブロック剛性の高い構造となっており、コーナリング時の横Gにしっかりと耐えることで、ハンドルの切り始めから旋回中、そして脱出時まで接地感が失われることなく維持されるという。

 一方、IN側には細かく刻まれたグルーブがラテラルに配置されており、ウェット路面でのハイドロプレーニング現象を抑える役割を果たしています。完全なドライ専用ではなく、ある程度のウェット性能も意識された実用性のある設計がなされています。

 サイドウォールは、「PROTOURA RACE」と描かれた部分が他よりも濃厚なデザイン。これは「PROTOURA SPORT」でも採用された、DAVANTIのレーザーエッチングテクノロジーです。見た目の拘りも十分です。

 「PROTOURA RACE」は、全体としてバランス性能が極めて高く、縦横のグリップ性能はアンバランスを感じることが少ない。更にウェットと適度な快適性も備え、ストリートでも十分可能な要因を示します。

 グリップ性能、ステアリング応答性、コーナリング安定性、温度変化への耐性といったスポーツの基本要素をしっかり押さえつつ、アジアンタイヤとしてのリーズナブルな価格で提供されるという大きなアドバンテージを持っています。

 街乗り用よりは明確に走行性能に寄せたキャラクターで、日常使いも可能な範囲でサーキット走行を楽しみたいドライバーや、グリップ力の高いタイヤで峠やワインディングを楽しみたいユーザーにとって理想的と言えるのでは。

サイズ・購入

オートウェイ公式サイト

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