ピレリ ICE ZERO ASIMMETRICO【日本市場へ向ける】
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トーヨー PROXES STⅢ の特徴

概要

PROXESシリーズにSUV専用ドレスアップタイヤ

アグレッシブパターンを採用、大口径サイズへのインチアップ、SUVを一段と華やかにドレスアップ可能。ドレスアップを主張する斬新なデザインはNITTOの影響を強く感じる。

製品情報

 トーヨーでは、「PROXES」シリーズにSUV専用ドレスアップタイヤとして「PROXES STⅢ(プロクセス エスティー スリー)」を投入しています。特徴はアグレッシブパターンを採用、大口径サイズへのインチアップ、SUVを一段と華やかにドレスアップ可能としています。

 サイズラインアップは 275/50R21 113V ~ 265/40R22 106W までの4つを設定。2021年9月より発売を開始しています。

 ちょっと記憶が曖昧だけれど、2017年に北米向けとして投入されたのが「PROXES STⅢ」だったかと。ピックアップトラック/SUV/CUVの専用タイヤを謳い、アグレッシブでスポーティーな方向性パターンを主張していました。

 ということから北米市場で先行発売し数シーズン経過、一定認知を得たこと、更には国内市場のSUV人気に乗じてというのが導入への判断になるのでは。

 ドレスアップを主張する斬新なデザインは、NITTOの影響を強く感じます。NITTOのコンセプトはアートオブタイヤとして見せる拘りを示します。正にドレスアップでは先を行くお手本となる。これを「PROXES」シリーズにも取り入れたのが「PROXES STⅢ」かと。

 なお北米向けの「PROXES STⅢ」は初期から24サイズを設定、しかし国内向けは4サイズスタートです。このあたり国内市場の反応から判断する、というのが正直なところでしょう。そして2024年シーズン、変わらずです‥

 なお興味深い数値が示されています。日本自動車販売協会連合会の公表として、2021年1月~6月までの国内におけるSUVの販売台数は前年同期比で127.8%であったという。SUVは確実に売れているを強調するモノです。

搭載技術

 アグレッシブパターンは、斜めにしかも豪快にカットされたV字パターン、アローヘッド(矢じり)デザインとも言われます。見た目と実用性に長けインチアップを前提にタイヤが路面に接地するトレッド面の幅が広くなることから、操縦安定性とウェットの排水性を確保する方向性パターンを採用します。

 形成するのはライトニンググルーブと言われる稲妻形状の溝、排水性を効率化しウェット効果を高めます。これに囲まれるウイング上の大きなブロックであるパラレログラムブロックが剛性を高めドライ性能を確保。またアローヘッドテーパーをセンターに設け、ブロック剛性と排水性に寄与します。

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