スタッドレスタイヤ比較(スタッドレスタイヤの選び方) 2011−2012
近年、スタッドレスタイヤは基本性能の高さが際立ちます。これは、各タイヤメーカーが最新技術を導入した高性能スタッドレスタイヤを投入している為かと。
特に最新スタッドレスタイヤは、氷雪路での安全性能は当然のこと、ドライ路面や融雪等によるウェット路面でも走行性能の高さを誇り、あらゆる冬の路面に対処するオールラウンド性能が特徴と言えます。

例えば、ここ数年の暖冬傾向では、降雪量は減りたとえ雪国でも全くのドライ路面走行の方が多いということさえあります。それにより、スタッドレスタイヤにも夏タイヤ並の快適性能を併せ持つことが求められています。
このような市場環境の変化を察知し、そこから発生するニーズに応えようとするタイヤメーカーの動きが、近年の高性能なスタッドレスタイヤの発売へ繋がっていると考えます。
また、今後は夏タイヤの低燃費タイヤに見られるよう省燃費対応が、スタッドレスタイヤにもより求められるはずです。これ、タイヤを装着する車の流れから想像できること。
但し、スタッドレスタイヤの基本性能と転がり抵抗の低減は正に相反する性能。よって、相当の技術の進歩が必要となること想像できます。その点で超えるべくハードル高いと考えますが、その実現は果され低燃費対応タイプが次期スタッドレスタイヤの主流になると考えます。
スタッドレスタイヤ比較の基本知識
スタッドレスタイヤ、スノータイヤ、スパイクタイヤ、スタッドタイヤなど夏タイヤとは異なり冬専用タイヤはいくつか見られます。しかし、現在はウインタータイヤ、冬タイヤ、そしてスノータイヤと言えばほぼ「スタッドレスタイヤ」と理解されます。
これは「スタッドレスタイヤ」が、環境面や氷雪路面で信頼性の高さを得た結果かと。ここではその基本知識について確認していきます。
スタッドレスタイヤと夏タイヤ比較
スタッドレスタイヤには、氷雪路での水膜により弱まる摩擦を回復させる為に、高い排水性能が備わっています。夏タイヤと比較してトレッド面に排水溝のような溝が多く刻まれているのはその為です。
また、グリップや制動力確保の為に特殊素材を採用し、氷を引っ掻くなどでも摩擦力を稼いでいます。
更に冬の路面は低温であり、その為に柔らかいゴムを使用して路面への設置性を高めています。最近では、ミニバンや1BOX、そしてSUV/4×4専用のスタッドレスタイヤも発売されており、これらはショルダーに硬いゴム、トレッド面に柔らかいゴムを使い分けることによりふらつきを解消し、快適性能と安全性能を両立しています。
しかし、ドライ路面ではスタッドレスタイヤの性能向上がいくら図られても、スムーズなトレッド面をもつ夏タイヤにはかなわないのも事実です。
スタッドレスタイヤの選び方

雪道走行で一番緊張するのが、ブレーキ操作時と轍などを越えるときの横滑りです。特に、雪道走行の経験が少ない人ほどその「ヒヤッ」とする感覚は大きく、なかなか心臓のドキドキが収まらないことがあります。
昨今のスタッドレスタイヤは、その性能が飛躍的に
向上しており、一昔前のタイヤとは比較にならないほど、雪道での走行が安定しています。日本のスタッドレスタイヤの性能は世界一とも言われ、よほどの無理をしない限り立ち往生してしまうことは少なくなりました。その為に、外国メーカーでも日本国内向けには日本国内で開発を行うことは、珍しいことではありません。
このようなタイヤメーカーの動きからスタッドレスタイヤは、まず日本の雪質や走好条件に合ったタイヤであることが基本となります。
冬の路面から見てみると、雪路での走行は各スタッドレスタイヤともそれ程差が出にくいようです。しかし、販売訴求においてタイヤの横滑りに自信を示しているタイヤは、的を得ているタイヤとして十分検討に値します。
その反面、アイスバーンは違いが出やすく、ふわふわとした心もとない走りをするタイヤはやや安定感に欠けるような気がします。やはり氷にへばりつくようなしっかりした走りができることが理想です。
このことからスタッドレスタイヤに求められることは、雪路では安定した走行性能、アイスバーンでは氷に食いつくようなグリップ性能、シャーベット路では走破性、そしてドライ路では高速安定性や静粛性などとなります。
しかし、どれも実際に走行してみなければ体感することはできませんが、スタッドレスタイヤ購入時の比較評価において、タイヤメーカーからユーザーへの訴求ポイントが何なのかを最低限理解することだけでも、そのスタッドレスタイヤの得意性が見えてきそうです。
スタッドレスタイヤの使い方
スタッドレスタイヤの使用は、3年も経過するとゴムが劣化し、本来の雪を噛むという効果が衰えて来ると言われます。特に、夏の使わない期間の保管方法は大変重要で、適切な管理をすることで持ちに変化もでるようです。しかし、それでも限界はありますので、3年以上経過したスタッドレスタイヤはゴムの減りや硬さなどは要チェックです。

スタッドレスタイヤは、やや滑ると感じた場合、空気圧を微妙に下げることで接地面が増しグリップ感が得られるそうです。また、圧雪になっても雪がまだ柔らかい時には、面圧を上げてブロック剛性を上げる必要があるので空気圧は高いほうが効果があると言われています。
しかし、ラリーカーでもない限りその都度、空気圧の変更を行うことは容易ではなく、現実的でもありません。その為、スタッドレスタイヤの性能を総合的に発揮させるには、その車の標準空気圧を意識すること、これはタイヤメーカーの指針でもあります。
スタッドレスタイヤは、一般的に縦方向のグリップが強くて横方向のグリップはやや劣ります。つまり、発進や制動には強いが、旋回時などはより慎重さが必要。
でも、最新のスタッドレスタイヤはこの横滑りに注目しその性能アップが図られています。この縦方向と横方向のバランスがメーカーにより異なり、それが性能の差となっているのです。
バランスは人により好みが分かれますが、雪道に不慣れな人ほど横方向のバランスに優れた最新スタッドレスタイヤのほうが扱いやすいかもしれません。
このような観点からもスタッドレスタイヤの選択を行うことも可能です。また、ミニバンやSUVなどはやはり専用スタッドレスタイヤがお勧めです。
スタッドレスタイヤでの雪道走行−過信は禁物

高性能のスタッドレスタイヤでも、雪道走行で過信は禁物です。そこには、どんなシーンで危険が待ち伏せているか分かりません。常に慎重さが求められます。
スタッドレスタイヤは、雪路では本来持ち合わせている雪を噛む効果がかなり実感できます。広い駐車場などで急ブレーキの体験ができれば、スタッドレスタイヤ
が効いているその効果が体感できると思います。
しかし、急ハンドルを切った場合は、夏タイヤのような思い通りに曲がる感覚は得られません。安全に曲がる為には、スタッドレスタイヤのグリップ性能に頼るのではなく、スピードを十分に落としてからゆっくりとしたハンドル操作に入ることが最も確実な方法です。
アイスバーンでは雪路以上に滑ることは明らかで、雪国のドライバーでさえもできれば運転を避けたいのが本音です。最新スタッドレスタイヤでもこの状況で自由自在に車をコントロールすることは実際至難の業であり、スタッドレスタイヤの氷上性能は、「車を制御できるスピード域でタイヤ性能が向上している」と理解することで戸惑いが解消できると思います。
雪道での発進は「そーとそーと」という感覚でアクセルを踏むこと。車が動き出したら、ゆっくりとじわーという感じでアクセルを踏み込み急な加速は絶対に避けます。
雪道で一番難しいのが止まることなのですが、いつもよりもかなり早めのブレーキを心がけます。とにかく、「発進→走行→停止」いずれもゆっくりとした動きが安全につながります。
最新のスタッドレスタイヤは、以前と比較すれば目を見張るほど性能向上が図られていますが、それは飽くまでもドライバーが車を制御できるレベルでのこと。それを超えた時点で高性能スタッドレスタイヤでも制御不能に陥ることをお忘れなく。
- スタッドレスタイヤの購入 最新モデルか旧モデルか
- 外国のスタッドレスタイヤ日本専用設計はなぜ
- スタッドレスタイヤ効果の限界
- スタッドレスタイヤへ交換時期の目安
- スタッドレスタイヤとスノータイヤ違い
- スタッドレスタイヤ夏場使用の危険性
- スタッドレスタイヤの保管
- スタッドレスタイヤで雪道安全運転
- 新品スタッドレスタイヤの慣らし走行
- スタッドレスタイヤの空気圧
- 冬の路面状況
- 車バッテリーWEBサイト
-
車バッテリー、再生車バッテリーの情報等について提供する、車バッテリーサイト。
- ガソリンカードWEBサイト
-
ガソリンカードの機能やサービス内容を比較。ガソリン代が安くなるガソリンカードの総合サイト。
