WINTOURAシリーズ ハイパフォーマンスカー向け
- カテゴリー:スタッドレス
- サイズ:16~21インチ
- 扁平率:55~35%
- 発売:2020年10月
- 2件のインプレッション
ハイパフォーマンスカー向けを謳うのはシリーズ最上位の性能を有している証。「WINTOURA+」の評価そのものがシリーズ全体を牽引する。本質は大いに気になるところ。
製品情報
2019年8月から国内導入が実現した英国メーカーのDAVANTI、2020年10月からはスタッドレスタイヤの投入も果たします。
「WINTOURA(ウィントゥーラ)」シリーズとしてコンパクトカー向け「WINTOURA(ウィントゥーラ)」、ハイパフォーマンスカー向け「WINTOURA+(ウィントゥーラ プラス)」、そしてSUV向け「WINTOURA SUV(ウィントゥーラ エスユーブイ)」がラインアップします。製造は中国です。
シリーズとして登場、ほぼほぼパターンの共通性があるのならこのページのみで全てを完結してもいいかな、という思いでした‥
「WINTOURA+」はDAVANTIのウィンタータイヤの中でも欧州を主戦場にした「プラス性能版」という位置付けを持っています。
「WINTOURA」というモデル自体は、欧州市場に合わせて開発され、雪路やアイス路面よりも、ウェット路面やシャーベット状の雪道、高速道路の冬季走行と言った、欧州的な冬環境に重きを置いて設計されています。
その改良版として登場したのが「WINTOURA+」で、名称の「+」が示す通り、ベースモデルからトレッドパターンやコンパウンドの配合を調整し、グリップ性能と耐摩耗性をよりバランスさせたモデルです。
それを疑いなく素直に受け入れれば、トレッドデザインからは可能性を大いに感じるところだし、従来以上のパフォーマンスは期待するところです。オールシーズンのスペック同様では、と揶揄されたレベルとは明らかに異なる雰囲気を有しています。
と言うことで、ここでは「WINTOURA+」の詳細について触れましょう。
「WINTOURA+」は左右非対称パターンを採用。性能、乗り心地、安全性の3つを追及します。優れたトラクション性能を有し路面をとらえ、至福のドライブを提供するという。サイプは最新技術の3Dサイプを採用、氷雪路での安定性に威力を発揮するのが狙いかと。
縦溝は太さと形状が異なる3本を採用、排水性の向上を高めます。またショルダーブロックをより強固な構造とし、ステアリングの応答性を高めコントロールの質を高めています。
2本のリブパターンはピッチを変えて配置、騒音を低減しコーナリング時の安定感を生み出します。
またシリカを多く配合した柔らかめのコンパウンドを使っており、低温下でも硬化しにくいよう工夫はされていますが、極寒域での柔軟性維持はやや不十分かな。耐摩耗性は比較的高く、欧州高速道路を長距離走るようなユーザーからは寿命が長い点が好意的に評価されているという。
これらから、総じてハイパフォーマンスカーへ向けシリーズ最強レベルを実現するのが特性、と受け止めます。
ただ飽くまでも雪路での有効性に限定したもの。アイス路は正直未知数です。メーカー指針を見れば期待感は高まるも、そこは冷静に受け止めたい。
それでもハイパフォーマンスカー向けを謳うのはシリーズ最上位の性能を有している証かと。従って「WINTOURA+」の評価そのものがシリーズ全体を牽引することになると思います。
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インプレッション
- 投稿数 【2】
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 2.5
- 4.0
- 3.5
- 3.0
- 2.5
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
通常のドライ、ウェットは静粛で快適です。燃費性能も良好です。
積雪路面でのグリップはスタッドレスタイヤとしては控えめに感じましたがブレーキ性能は良好です。若干凍結した路面でも悪くない印象です。
普段は積雪がない地域がメインしたらオススメしたタイヤです。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命