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第6回 3シーズン目も続くことに

掲載日 2015.04.03

 一昨日再装着した「ATR SPORT2」、3シーズン目となり如何に! まずいきなりですがステアリング重い。まぁスタッドレスから夏タイヤへの交換では必ずこう感じるはず。ただトレッド全面でグリップしている感が高まり、発進・停止が安定します。

 で、再装着で最も感じることは直進性です。路面によってながら不安定になることがあるのです。ステアリングの修正が必要であり正直違和感あり。昨年の装着時には感じなかったこと。ローテーションしておりその影響かな、それとも冬シーズンの保管の仕方に問題があったか。

 但し、こりゃ駄目だ、のレベルでは全然ありません。装着していきなりなので少しだけ戸惑いを持ちました。距離は走っていないものの3シーズン目となり、そろそろ劣化を感じ始めてもおかしくありません。少し様子見です。

 それ以外ではノイズが大きいですね。対してNANKANG「ESSN-1」はスタッドレスながら優秀だったので。比較すると明らかです。

 これまでのレポートを読み返したら、ファーストインプレッションでも同じようなことを書いていました。直進性とはしていませんが、ハンドルが微妙に取られると表現しています。ただ走行が進むにつれて違和感は徐々に薄れ、その後はあまり意識しなくなりました、と。そうか、少し馴染ませると正常化するかもしれません。ということで、3シーズン目に入った「ATR SPORT2」です。

実感がこもる

掲載日 2015.04.05

 再装着からいきなり長距離走行を実施、その結果厳しい点を重ねることとなりました。また直進性への違和感は一転して解消です。確認しておきましょう。

 まずは厳しい点から。今回500kmを走行し、そのうち約85%が高速走行。ここで大きく感じたことはノイズの激しさでしょう。うるさい、と表現すべきかと。音楽を聴くのに、一般道で最適なボリューム2では全く聴き取れません。3に上げてようやく判別できる程度。よぉく聴きたいなら4ですね。逆に4は一般道ならうるさいになります。

 路面に左右させるケースもあり、新しい舗装路なら低音のこもる様なグォー音が、標準路面ではザァー音とうるさく感じる高音に変わります。更に更に古い路面ではガァー音と最上級のうるささに激変します。高速では多くがこのガァー音の連続でした。スピード域の高まりは路面環境を越えてノイズの大きさを誘発するようです。ロードノイズ、パターンノイズ双方でその変化が感じられます。

 対して直進性への違和感は走行を重ねるうちに解消されています。ステアリングの微妙な取られ方は皆無であり、スムーズな操作が実行出来ています。高速でも一般道でもその状況に変わりなく、走ることで馴染んだのが理由となるのでは。

 ということで、まぁ少なくはない距離を走行した今回、これまでよりも実感こもる印象が得られました。但し、スポーツタイヤであることを前提にすると、厳しいノイズもある程度は受け入れられそうです。コンフォート並みの性能を期待したり、それとの比較では難しいでしょうが。

急激に劣化が進んだような‥

掲載日 2015.06.12

 前輪を見てアレ! 何か急激に劣化が進んだような気がします。摩耗はほとんど気にならないものの、前輪OUT側のショルダーのひび割れがやや目立ちます。INに比較するとその傾向は強い、今シーズン装着からでは。3シーズン目、やはり変化が出てきます。

 本来の私ではないですね。劣化の進行を全く気に掛けませんでしたから。毎日乗っている愛車の状況が掴めていなかったのは反省すべし。確かに乗り心地は悪化しているな、の感触を持っていました。でもこのところの暑さに影響したものでは、という捉え方で終わっていたのです。なら空気圧のチェックをすればいい。これもやっていない‥ 私何をしていたんでしょう。

 そんなで我に返った本日、タイヤチェックを重点的に行いました。その結果はダメージ箇所は無し、トレッド面の摩耗もまだ大丈夫。最初に触れたショルダーからサイドへかけての摩耗、そして劣化が目立つ程度に発生しています。

 空気圧は前輪240kPa、後輪225kPaです。後輪の低下レベルが大きい。気温変化が激しいこの時期は空気圧が安定しません。日中暑ければ上がるし、朝夕は温度低下で下がります。厳密には温度変化に対応するのがベスト、でもそれは難しい。なのでいつでも規定空気圧に拘ります。

 変化(劣化)が進むのは当然であり特別ではありません。ただ気が付かなかったことへのショックが大きい。それと最近どうも目が歳取リはじめました。そう老眼っぽいのです。PCは見えにくい、字は読みにくいし書きにくいなどの症状は正にそれ。親父化が進みます。シクシク

3シーズン終了(最終)

掲載日 2015.11.09

 スタッドレス需要が高まるこの時期ながら、夏タイヤ「ATR SPORT2」が目立つ動きをしています。関連する「リアルレポート-ATR SPORT2」も同様であり、ここに来ての興味の高まりに注目すべきかと。

 先週末に更新したランキングでは「ATR SPORT2」がタイヤ銘柄別で10位、「リアルレポート-ATR SPORT2」もタイヤ性能比較別で同様の10位です。そこから昨日の動きは、それぞれ5位、6位となりました。特に「リアルレポート-ATR SPORT2」は「スタッドレスリアルレポート-NANKANG ESSN-1」をも上回る順位です。

 興味が示されるのは悪い傾向ではない。なら更に応えましょ。いま現在の「ATR SPORT2」のインプレッションを追加します。あと1、2週間でスタッドレスNANKANG「ESSN-1」へチェンジ、なので伝えられるのはこれが最後になると思います。

 あっという間の3シーズンでありました。2013年2月に購入、超お試し価格で思わずポチッ。そこからいろんな取り組みを実行しました。2シーズンで終了かな‥と迷うも継続し3シーズンまで引っ張りました。で、こうまとめます。

 まず見た目、トレッド、ショルダーはやはり劣化が目立ち始めました。前後で差があり、負担の度合いが影響しているのでは。ただ駐車は基本的に自宅も仕事場も屋内です。その点からは多少の保護が図れていると思います。

 摩耗は全然大丈夫、だって走行距離は最小です。その為にドライはいまだいい感じ、ウェットだって不安を感じてはいません。高速は9月に東京の往復に出かけたのが最後、あっちこっちで約500kmの走行でした。3シーズン合計でも、えっと約7,000kmです。

 大きな変化は快適性の低下。スポーツタイヤでこの追及は元来難しい、なので当初との比較に留めます。静かでは無い性格から最近はゴォー音が更に強まりました。コンフォートのようなサァー音が快適と捉えれば、ゴォー音はうるさい。ただスポーツタイヤなのでショウガナイと割り切っていますが。

 乗り心地は更に悪くなりました。当初からガチガチの硬さを感じる程ではないのですが、やはり劣化の影響は異なる違和感を抱かせます。コンパウンドの劣化が微妙に影響しているかと。静かさと乗り心地は快適性に括ることも多い、やはり3シーズン経過するとこの点は一番低下レベルが進む、と考えます。

 そんなところかなぁ。以前に装着していたNEXEN「N6000」は快適性が確実に上でした。しかし、スポーツタイヤとしてなら「ATR SPORT2」が上です。双方カテゴリーの微妙な違いを確実に発揮している、ということです。以上「ATR SPORT2」のレポート終わりです。

概要

ATR SPORT 第2世代。トータル性能が飛躍的向上

  • カテゴリー:スポーツ
  • サイズ:15~22インチ
  • 扁平率:55~30%

第2世代となりトータル性能向上を謳う。「ATR SPORT」はドライグリップの高さが特徴、これは「2」でも踏襲。しかしそれ以上にレスポンス、そして剛性やライフも飛躍的進化を果たす。

製品詳細

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