実用型オールシーズンとしての主張
- カテゴリー:オールシーズン
- サイズ:14~18インチ
- 扁平率:70~40%
- 発売:2025年6月
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3PMSF認証、全天候対応、コストパフォーマンスの3点を柱とする、実用志向かつ価格競争力の高い製品。冬の降雪がたまにある地域の都市部ユーザーにとって、非常に合理的な選択肢と言えそう。
製品情報
RADAR「Dimax ALL SEASON(ディーマックス オール シーズン)」は、オールシーズンタイヤとして、厳しい冬の条件下でも一定の性能を発揮する「スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)」を取得したモデルです。
都市部を中心にスタッドレスへ履き替えるほどではないが、突発的な降雪に備えておきたいと考えるユーザーのニーズに応えるため開発された製品です。ドライ、ウェット、スノーの各路面状況に対して高い対応力を示します。
サイズは18~14インチまで、約20を設定します。2025年6月から国内展開を開始。製造国はタイです。
トレッドデザインは、OUT側の剛性を高めたブロックがドライ路面での安定性とコーナリング性能を向上させ、IN側の細かく配置されたサイプと深い縦溝によってウェット路面での排水性や、軽~中程度の積雪路でトラクション性能を確保するそうな。
コンパウンドには全天候対応型のシリカベース素材を用いており、寒冷地における硬化を抑える一方で、夏場の高温でも偏摩耗や早期摩耗を起こし難い設計がなされています。これにより、年間を通しての使用に適しており、ドライ・ウェット双方でのブレーキング性能や静粛性、乗り心地のバランスに優れるという。
サイズ展開も多様、コンパクトカーからミニバン、SUVまで様々な車種に対応します。車種を問わずオールシーズンの恩恵を受けることが出来る点も魅力のひとつです。
スタッドレスとサマーの2セット運用を避けたいユーザーや、年間の走行距離がそこまで多くなく、急な降雪への備えを最低限持ちたいユーザーにとっては、実用性と安全性を兼ね備えた現実的なソリューションになり得るかと。
「Dimax All Season」は、3PMSF認証、全天候対応、コストパフォーマンスの3点を柱とする、実用志向かつ価格競争力の高い製品であり、冬の降雪がたまにある地域の都市部ユーザーにとって、非常に合理的な選択肢と言えそうです。
従い、日常使いにおけるバランスの良さと扱いやすさを求めるユーザー層にマッチする、実用型オールシーズンとしての主張を極めます。
最後に「Dimax All Season」に関して特筆すべき点は、あのイタリアの伝説的な工業デザイナー、ジウジアーロが手掛けたデザインが施されているという点です。
機能と美の融合を象徴、視覚的にもダイナミックでモダンな印象を与え、クルマに装着した際の全体的なルックにも調和をもたらします。これは単なる美観の為だけでなく、空力やノイズの低減、トラクション性能などにも影響を与え、実用性と審美性を両立させるアプローチが貫かれているそうな。
このような著名なデザイナーによるデザインがアジアンタイヤブランドに導入されているという点は、RADARのグローバル戦略の一環とも言えるでしょう。