軽カーのイメージを妥協ではなく上質へと引き上げる
- カテゴリー:ミニバン(低燃費)
- サイズ:14~16インチ(軽カーハイト系用)
- 扁平率:65~50%
- 発売:2025年3月
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「TRANPATH」から「PROXES」へ移行。走りそのものを質的に引き上げるアップグレード。単なる軽カー用のタイヤではなく、ハイト系という特殊なパッケージ、しかもプレミアムを強調する。
製品情報
トーヨーは、軽カーハイト系のプレミアムを謳う「PROXES LuKⅡ(プロクセス エルユーケーツー)」を発売しました。単なる軽カー用のタイヤではなく、ハイト系という特殊なパッケージに的確に応える、しかもプレミアムを強調する製品です。
静かで快適、安定していて安全、しかも経済的。そういった複数の要素を高次元でバランスさせ、日々の通勤・買い物はもちろん、家族でのロングドライブでも真価を発揮し、軽カーのイメージを妥協ではなく上質へと引き上げる存在を強調します。
サイズは 165/50R16 75V ~ 155/65R14 75H までの4つを設定します。全サイズで転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を実現します。2025年3月より発売を開始しています。
今回、それまでの「TRANPATH」から「PROXES」へ移行。走りそのものを質的に引き上げるアップグレードに等しいかと。
従来品「TRANPATH LuK」は、ハイト系向けとして高い評価を得てきたモデルでありますが、時代とともに軽カー自体が進化し、求められるタイヤ性能も変化して来ました。遮音性の向上した車内、CVTやハイブリッド化による走行フィールの変化、そして高まる快適性への要求など。
それに応える形で登場したのが「PROXES LuKⅡ」です。従来の「TRANPATH LuK」が築いて来たしっかり感の路線を引き継ぎながら、静粛性と乗り心地の質を大きく引き上げた新世代のプレミアムです。
メーカー主張はプレミアムコンフォートを謳います。しかしながら、「TRANPATH LuK」はミニバンに配置しました。正直この違いは悩む‥ そこでミニバンにおけるプレミアムと受け入れます。従い「PROXES」への移行によっても大枠はミニバン、しかも軽カーハイト系向けプレミアムとして配置します。
さて、ハイト系は室内空間の広さと利便性を重視する一方で、重心が高く、タイヤに掛かる横方向の力が大きくなる為、一般的な軽カー以上に安定性、ふらつき抑制、ロードノイズ低減が重要です。「PROXES LuKⅡ」は、まさにその課題に正面から向き合い全てを高水準で両立させているという。
ハイト系は横風や路面のわずかな凹凸でも車体が揺れやすく、タイヤには高い姿勢制御性能が求められます。そこで「PROXES LuKⅡ」は、トレッド部に剛性の高い構造と適度なしなやかさを両立したコンパウンドを採用し、ステアリング操作に対する反応が穏やかかつ正確になっているそうな。
これにより、特に交差点でのレーンチェンジや高速での車線維持時にも、クルマが安定しドライバーの疲労感を軽減する様は正にハイト系専用とな。
また、静粛性についてはこう。ハイト系はボディ剛性や遮音材の制約から、路面ノイズやパターンノイズが車内に響きやすくなる傾向にあります。これに対し、パターン設計において高周波域のノイズ抑制に注力しており、トレッドのブロック配置やピッチ配列、細かなサイプ形状によりノイズの発生源を低減しています。
特に高速道路走行時や粗いアスファルト路面でのこもり音が小さく、ドライバーだけでなく後席の同乗者にとっても快適な車内空間を提供してくれるよう。
まとめると「PROXES LuKⅡ」は、静かで快適、安定していて安全、しかも経済的。そういった複数の要素を高次元でバランスさせています。ハイト系をより安心・快適に乗りこなしたいと考えるユーザーにとって、非常に理にかなった選択肢になると思います。
従来品「TRANPATH LuK」を単に引き継ぐのではなく、あらゆる面で総合的に進化した製品です。特に現代の軽カー、とりわけハイト系の高重心・高剛性ボディや電動化対応といった新しい要件に応える為に開発されており、確かな満足感と性能向上を体感出来ると思います。
搭載技術
ウェット制動比較で12%短縮、転がり抵抗比較で9%の低減を実現します。進化した低燃費コンパウンドで転がり抵抗低減に加え、ウェットグリップ性能と耐摩耗性能を高次元で両立しました。
ハイト系ような重めの軽カーでもしっかりと制動力を発揮するよう設計されており、排水性能に優れたトレッドパターンが雨天時でも安定した接地性を実現しています。
環境性能にも配慮されており、トレッドコンパウンドの改良や構造材の見直しによって、転がり抵抗係数を低減することに成功しています。