アジアンタイヤの特徴。NANKANG,NEXEN,FEDERAL,ACHILLES,SONARなどアジアンタイヤ。

   アジアンタイヤの特徴

 最近、日本のタイヤ市場で購入者層拡大傾向にあるのが、韓国、台湾、中国、インドネシアなどのタイヤメーカーが製造するタイヤです。これらは、一般に「アジアンタイヤ」の総称で呼ばれています。


 アジアンタイヤの国内でのカーアフターマーケットの市場規模は、あるタイヤメーカーが実施した調査では、全体の3%程だそうです。微妙な数字ですが、販売成長率という点で、国内のタイヤメーカーにとっては気になるレベルのようです。

 成長著しいアジアンタイヤですが肝心の性能はどうなのでしょうか。全体的には、アジアンタイヤメーカーの日本市場へのPR不足により、まだまだ未知数のところが多いようです。


 しかし、一部のメーカーではモータースポーツへのサポートや日本法人設立など積極的展開も見られ、徐々にその存在が認められつつあります。

 また、インターネット上では、ユーザーレポートとして以前より多くの感想を見かけるようになり、市場規模は確実に拡大傾向にあることを感じさせられます。

 さて、アジアンタイヤがここまできた最大の理由ですが、それはコストパフォーマンスに優れている点でしょう。同サイズで国産タイヤのスタンダードタイヤと比較しても半額以下の価格設定は、アジアンタイヤが一瞬でも人の興味を引き寄せることは間違いないはずです。


 更に、この価格面の安さがドリフトユーザーの目に留まり、専門誌に取り上げられたことで、ファンの興味がそそられたようです。ドリフトタイヤは、その走行特性からタイヤの消耗は避けられませんが、アジアンタイヤを使用することで財布にも優しいということで、今やドリフトの定番とまでいわれています。

アジアンタイヤの現状

 現在のアジアンタイヤは、タイヤ性能の信頼性を高めることでメジャーになりつつあるメーカーと、飽くまでコストパフォーマンスに優れた「安さ」が売りのメーカーと2極化状態になりつつあります。

 前者は、韓国の「ハンコック」や「クムホ」など日本に法人を設立し、独自の販売戦略やモータースポーツへの積極参戦などで知名度アップをはかり、日本の新車への標準装着タイヤとしての採用に積極的なメーカーです。


 現状では、新車への採用は軽自動車や一部のファミリーカーレベルであり、アジアンタイヤのブランドイメージや性能評価という点で、国産や外国のメジャーブランドタイヤとの差はまだ大きいようです。

 一方後者は、タイヤ販売会社の独自の仕入れルートで「安さ」を武器にしたタイヤ販売を積極的に行い、その販売会社の体力により販売の拡大が図られているメーカーです。台湾の「NANKANG」や韓国「NEXEN」、インドネシアの「ACHILLES」などがそれに該当します。

アジアンタイヤへのイメージ

 私のアジアンタイヤとの最初の接点は、今から5〜6年前、友人の所有するRX−7に装着されていた台湾製のNANKANGタイヤだったと記憶しています。その友人が、インチアップされたタイヤを見て誇らしげにしていたのですが、当時台湾製のタイヤなど全く理解できていない私にとっては、「なんで?」という不思議な空気が流れたのを記憶しています。そして、「大丈夫なの?」という疑念を持たずにはいられませんでした。


 タイヤという工業製品への絶対的信頼性は国産であるのが常識という、全くもって日本人そのものの感覚しか持ち合わせていなかった私には、ショックでしかなかったのです。

 今、インターネットなどでアジアンタイヤに関するレポートや掲示板などを見ると、その当時の私と同じような感想や疑念を持った書き込みなどがまだまだ見られます。それを見る度、あの当時の自分と同じだと懐かしんでしまうのですが・・・。


 実際、タイヤ性能はアジアンタイヤに限らず、車に乗る人によりその感じ方が異なります。同じタイヤでも、装着する車によって変わります。タイヤのインプレッションを参考にする場合、全体的な評価を気にするのか、それともグリップ性能や静粛性など限られた性能のみを参考とするのか、それによってもタイヤ対する印象に違いが出てくるはずです。

 アジアンタイヤは、正直日本国内ではメジャーとは言えません。それは、アジアンタイヤメーカーの自助努力の不足や受け入れ態勢の未熟さなど不の要因は色々考えられますが、タイヤという製品に対するユーザーの期待は、必ずしも一つの方向性ばかりではないはずです。


 タイヤは、高性能になればなるほど高価な価格設定であることは間違いありません。しかし、コストパフォーマンスに優れていることがタイヤ選択の大切な要因であり、タイヤの国籍など興味は無く、絶対的な価格の安さがタイヤ選びの基本と考えるユーザーも多いはずです。

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アジアンタイヤと世界的タイヤメーカーとの関係

世界のタイヤメーカーイメージ

 タイヤの発祥は、約120年前に自転車用の空気入りタイヤを、初めて実用化した「ダンロップ」だと言われています。


 しかし、今や国内でダンロップタイヤは住友ゴムの一ブランドとなり、また、世界3大タイヤメーカーのひとつグッドイヤーも、国内では住友ゴムの資本下に入り、ブリ

ヂストンタイヤが世界一のメーカーとして君臨するなど、国内タイヤメーカーの発展には目を見張るものがあります。

 日本製品の中でも、特に工業製品には日本国民の絶対的な信頼性が根付いています。そのような環境下で日本のタイヤメーカーは発展し、その勢いで世界的にも信頼を獲得し現在の地位に至っています。


 アジアンタイヤは、個々のメーカーによりその発展が異なりますが、例えば、台湾のNANKANGタイヤは、1940年に設立され、戦後日本のヨコハマタイヤの技術指導を受けその基礎が築かれています。韓国のNEXENタイヤは、1942年に組織され、やはり戦後に大きく発展するタイヤ製品が開発されています。

 このようにアジアンタイヤメーカーの歴史は古いところもあり、日本メーカーの技術指導を受けたり何らかの関係を持つことで技術的発展を遂げているようです。


 また、現代においてはミシュランタイヤと韓国ハンコックタイヤに見られるように、双方の可能性や思惑により世界中で複雑な関係が結ばれています。

 アジアンタイヤを世界的なシェアで見た場合、世界3大メーカーと呼ばれるブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤーの地位を揺るがすことは難しく、それに続く国内メーカーや世界の他のメーカーが激しく争っているその位置に、どれほど食い付くことができるかというのが正直なところのような気がします。


 しかし、国産タイヤと輸入タイヤ(アジアンタイヤ除く)の比較は、ブランドイメージや歴史的伝統などからは、そのタイヤの特徴はほとんど見出せなくなってきているのが現状であり、タイヤメーカーの国籍によりタイヤを選択する意味は次第に薄れてきていると考えられます。

 このグローバル化に、アジアンタイヤがどれほど接近できるかは、これからの在り方次第であり、その行方に対して個人的には期待しています。

アジアンタイヤの人気製品

 アジアンタイヤはコストパフォーマンスに優れている点が、最大の特徴です。その為に、ドリフトユーザーのお気に入りタイヤとしての利用価値を見出されていることは、既に触れましたが、それが最大ではありません。しかし、タイヤ選択ではスポーツタイヤの人気が第一に挙げられます。


 メーカー別には、NANKANG「NS−2」、NEXEN「N3000」、ACHILLES「ATR SPORT」、FEDERAL「SS595」、SONAR「SX−1」、WANLI「S−1097」、SUMITOMO「HTR−Z2」などが人気のスポーツタイヤです。

 また、コンフォート性能を重視し街乗りをメインにする人には、NANKANG「AS−1」、NEXEN「N5000」、SUMITOMO「HTR200」、ROADSTONE「N7000」などがラインアップされます。


 いづれも国籍やタイヤコンセプトは異なり、それぞれに特徴を持った個性的なタイヤと言えます。

 アジアンタイヤで特に「安さ」が売りの製品は、既存のカー用品店やタイヤ量販店では取り扱いに積極的ではないところが多いようです。その為に、一部のタイヤ販売専門店がインターネット等を駆使して全国のどこからでも購入ができるよう販路を設けているのが現状です。

    アジアンタイヤの専門店  オートウェイショッピングサイト
                      オートウェイYAHOO!ショッピング店
オートウェイショッピングサイトは、会員登録(無料)すると会員特価にて購入することが出来ます。
   例   NANKANG NS−2 215/45R/17(1本)の場合(2008.10)

         オートウェイショッピングサイト(非会員価格)・・・6,900円
         オートウェイショッピングサイト(会員価格)・・・5,180円
         オートウェイYAHOO!ショッピング・・・5,200円

(価格は変更されることがありますので、購入に際しては必ず確認の上ご注文下さい)

 アジアンタイヤは、インターネットを駆使して全国どこからでも購入できますが、タイヤという商品から組み換え・装着には、購入後に直接ガソリンスタンド、カー用品店やディーラー等へ持ち込んで作業をしてもらうことが必要です。その為に、予算にはこの分も考慮しておかなければなりません。以下はその為の参考価格です。

【タイヤ組み換え等参考価格】 単位:タイヤ1本
タイヤサイズ
(inch)
タイヤ組換え&バランス(円) タイヤ処分(円) 車両からの脱着(円)
10〜13 1,000〜1,500 300〜500 500〜1,000
14〜16 1,600〜2,000
17〜18 2,100〜2,500 600〜1,000
19〜20 2,600〜3,000
 *上記は目安です。ガソリンスタンド、カー用品店、ディーラー等により値段が異なります。
 *車両からの脱着は組み換え等の場合は掛からないことが多いようです。

アジアンタイヤの主なメーカー

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