2020-2021年スタッドレスタイヤ性能比較!!

ダンロップ WINTER MAXX 02 の特徴

概要

トータル性能に長ける安定性を強調したバランス型

  • カテゴリー:スタッドレス(WM02)/SUV用
  • サイズ:12~20インチ
  • 扁平率:80~35%
  • 発売:2016年8月(2017年9月SUVサイズ追加)
  • 2件のインプレッション

全ての冬路面にバランス性能を発揮する特性を強調。それまでのハイスペックモデルは最新「03」へ譲りつつも、従来通り軽カーからミニバン、プレミアム、更にはSUVまでフォロー可能。

製品情報

 ダンロップ「WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)」は同社史上最高傑作スタッドレスタイヤを謳う製品です。

 ハイスペックモデルとして従来品「WINTER MAXX」とは差別化を図ります。一方で「WINTER MAXX」はベーシックモデルとしての役割に徹します。違いを明確にするため2016-2017年シーズンから「01」が付き、「WINTER MAXX 01」へ改称しました。しかし、新たな「WINTER MAXX 03」の投入で残得ながらフェードアウトへ。

 「WINTER MAXX 02」の主張点は、ダンロップ史上No.1の 氷上性能 と 長持ち(効きの長持ち+ライフの長持ち)です。時代によって異なる性能特性の訴えは技術進化によるもの。特に氷上性能(アイス性能)は進化レベルが著しい。

 更に長持ちとは高度な効きを持続出来る、そして装着寿命をも向上させている。これエコに繋がる訳です。

 氷上性能の効きに最大影響を及ぼすのは、特殊ゴムとパターンデザインです。今回新たに開発したのが新材料開発技術 4D NANO DESIGN による 超密着ナノフィットゴム と、MAXXグリップパターン です。

 超密着ナノフィットゴム は、従来の ナノフィットゴム から進化したもの。ゴム全体は強く接地面だけ柔らかいのが特徴です。マクロレベルでブロック剛性を高め、ナノレベルで凍結路面の微細な凹凸にしっかり密着し、氷上ブレーキ性能を従来よりも12%向上させています。

 氷上性能は除水の効率化による密着が最大主張点です。「WINTER MAXX 02」は路面の目に見えないほどの細かな凹凸に対して、密着の有効性を取分け強調しています。因みに密着度は20%も向上しているという。住友ゴム系は撥水による除水を特徴としており、これはこれで評価を得ていたかと。

 MAXXグリップパターン は、独自のサイピング技術 MAXXシャープエッジ を17%増量、氷に対する引っ掻き成分が増加し氷上性能向上へ繋げます。17%増量の意味は、例えば205/55R16なら従来1ブロック6本のサイプから7本へ増加しています。増加した多くのエッジ成分がアイス路面をしっかり引っ掻き、氷上ブレーキ性能とコーナーリング性能の安定性を生み出します。

 更に雪路でも効果的に雪をつかみ雪上トラクション性能が向上しています。雪柱せん断力 と言われるこの性能、角 や 交差点 を増やし氷上性能と同時に効きを実現します。

 そして長持ちです。新たに新素材を使った抜けにくい新軟化剤 しなやか成分 を採用します。ゴムが硬くなるのは走行により中から軟化剤であるオイルが抜けてしまうから。そこで採用されたのが、まわりのポリマーと結合し抜けにくい新軟化剤です。これによりゴムのしなやかさを維持します。

 100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」の開発で培ったバイオマス技術を進化させ、新開発した高機能バイオマス材料を生み出しました。長期間ゴムのしなやかさを維持し、凍結路面で優れた氷上性能を長期間持続する主成分、ということらしいです。

 他にも接地面積指数の向上を掲げドライでの安定性、プラスしてウェットでも排水性を高め従来品4%向上効果を謳います。性能チャートからは全てに従来を上回り、特に氷上ブレーキ性能と効き長持ち性能の大幅な向上が読み取れます。

 サイズは軽カーからミニバン、そしてプレミアムまでフォローします。軽カーやコンパクトカーだってハイスペックモデルの選択が可能。スタットレスでは車種によりタイヤレベルを変えるのではなく、初心者や雪道に不慣れな人ほどハイスペックモデルを装着すべき、と考えます。

 そして既述したけれど新たな「WINTER MAXX 03」の投入で位置付けに変化が。「WINTER MAXX 02」はそれまでのプレミアムから冬のあらゆる路面対応に長けたバランス型へ。一方「WINTER MAXX 03」は最高級の氷上性能を強調する氷上性能特化型へ配置。最新の優位さを持ってフラッグシップは当然ながら後者でしょう。

WINTER MAXX 02 にSUVサイズを追加!

 2017-20018年シーズンから、CUV(Crossover Utility Vehicle)対応サイズが追加されました。30弱の専用サイズが構築されており立派に自立したかと。ただ2020-2021年シーズンからはSUV対応へ記載が変更。ラインアップ数も若干整理されました。ただダンロップには既に「WINTER MAXX SJ8」が存在します。違いはどうよ?

 ダンロップによると、「WINTER MAXX 02」に採用している 超密着ナノフィットゴム や株式会社クラレの 液状ファルネセンゴム などの他、CUV(SUV)に求められる性能を満たすべく専用チューニングを行っているという。結果「WINTER MAXX SJ8」と比較して氷上ブレーキ性能10%、ウエットブレーキ性能11%、操縦安定性能12%の向上を実現しているそう。

 「WINTER MAXX SJ8」は2013年発売です。一方「WINTER MAXX 02」は2016年の発売、搭載技術は世代進化しておりベースの優位性を得ています。そこに専用チューニング、適正化を施すことでCUV(SUV)への対応をより高度に実現したことになります。

 しかし何故「WINTER MAXX SJ8」のフルチェンジにしなかったのか? 差別化を果たしたとは言え、そこはやはり戸惑いがゼロではないはず。この意味は最近の車種としてのSUV人気が関係しているのでは。

SUVとCUVは何が違う?

 その前にSUVとCUVの違いを。CUVは乗用車のプラットフォームを流用したSUVと言えるかな。これを用い車高を上げてそれらしい外観デザインを与えます。SUVを大きな括りとしてその中のひとつがCUVとも。厳密じゃないけれどそんなニュアンスでは。近年のSUV人気、実は多くがCUV。

 コンセプトを変えるのに従来からのSUV対応ではいまひとつ。乗用車用「WINTER MAXX 02」をベースにした方がCUVの本質から説得力がある、と想像してみました。しかし、結局SUVの呼び名が圧倒的に定着しているし、ここはSUVへ回帰。因みに「WINTER MAXX 03」にもSUV対応サイズがラインアップされます。

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インプレッション

  • 投稿数 【2】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 平均評価値(5満点)
  • 5
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4.5
  • 4.0
  • 4.0
  • 4.0
  • 4.0
94G×2 さん
【購入年月】
2018年11月
【装着車種】
ポロ
【装着サイズ】
185-60-15
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 5
  • 4
  • 4
  • 4
  • 5
【インプレッション】

タイヤ専門店でWM-02ををすすめられて購入しました。ひと冬、札幌市内はもとより北海道内を運転しましたが必要以上に、想定以上に滑ったことはありませんでした。車との相性も関係するとは思いますが、以前に乗っていたフォルクスワーゲン2車種に使用していたVRX、IG50+と比較しても特筆すべき差はないと感じています。

(2019/9/19)
Regina さん
【購入年月】
2016年12月
【装着車種】
日産 モコ
【装着サイズ】
165/65R13
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
【インプレッション】

全体的にバランスよく作られておりドライ・ウェット路面でカーブをオーバースピードで侵入してもよくグリップしてくれる。ただし、サイドの剛性が低いのでVRXと比較するとグニャグニャした感覚がある。また、トレッド面に関してもゴムが柔らかいのでドライ・ウェットが多い地域はエッジが丸まってしまい雪上・氷上での安定性が若干ながら損なわれる。それ以外は一本当たりの価格がVRXと大差がなかった(購入時一本当たり2000円差)。
価格がもう少し安ければ総じてバランスのとれたタイヤになるのではないかと思う。

(2017/1/30)

ダンロップ WINTER MAXX 02 のインプレッション募集中です

 インプレッションの投稿を募集しています。上のリンク『インプレッションを投稿する!』からフォームへお入りください。同一銘柄でも感じ方は人により様々かと。装着車種やサイズ、更には走行環境も異なる訳ですから。何を求めるのか、何処へ目を向けるのか、この点など実体感から伝わると良いですね。
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