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ZEETEX WH2000 / WH2000 SUV の特徴

概要

従来コンセプトを踏襲しつつもパターンデザインは全くの別物

左右非対称パターンを採用し、高い走行安定性とロングライフを両立。メインのストレートグルーブは3本配置し、ウェットの排水性を高め制動性を向上。コンパウンドは優れたグリップ力を生み出す。

製品情報

 ZEETEXから2023年に新たなスタッドレスタイヤが投入されました。「WH2000(ダブルエイチニセン)」「WH2000 SUV(ダブルエイチニセン エスユーブイ)」、「WP2000(ダブルピーニセン)」「WP2000 SUV(ダブルピーニセン エスユーブイ)」の4製品です。

 性能別評価項目では「WP2000」シリーズがワンランク上の表示。氷雪性能について10段階の9、対して「WH2000」シリーズは10段階の8です。またドライ、ウェットなども1程度上回る指針です。

 アジアンタイヤはもともと夏タイヤの低価格志向から普及が始まりました。そして、北米や欧州、日本といった冬の路面環境が厳しい地域での需要増加に応える為、各メーカーが氷雪路に対応出来るスタッドレスタイヤを開発するようになりました。

 そんな中で投入されたのが「WH2000」シリーズです。その特徴は、低価格帯にありながらも、氷雪路面での制動力や安定性を確保するための基本的なスタッドレス技術を取り入れている点にあります。

 パターンデザインは左右非対称構造を採用しており、OUT側はコーナリングやドライ路での安定性を重視したブロック剛性の高い配置がなされ、IN側には氷雪をしっかりと掻き出すためのサイプや溝が複雑に刻まれています。

 また、細かいジグザグ状のサイプがブロック全体に設けられていることで、エッジ効果によるグリップを強め、特に圧雪路やシャーベット状の路面での走行安定性を確保しています。

 コンパウンドにはシリカを多く配合し、低温環境でもゴムの柔軟性を維持するように設計されています。スタッドレスにおいてはゴムの硬化が性能低下の大きな要因になる為、シリカ配合はアイス性能と耐摩耗性の両立を図るための重要な技術です。

 高価格帯のメジャー製品に比べれば最新技術の緻密さには及ばないものの、価格を考慮すればコストパフォーマンスの高いコンパウンド設計と言えそうです。

 気になるのはシリーズの違い。トレッドパターンは対称と非対称で全く異なり、より冬性能を感じるならその指針が1つ優位な「WP2000」シリーズ‥とも触れています。しかしながら、快適性とロングライフを両立し、氷雪路においてはコントロール性のレベルアップを示すのが「WH2000」シリーズと受け止めます。

 従来品は2018年投入の「WH1000」シリーズです。左右非対称パターンを採用、ジグザグとストレートで構成されたセンターブロック・リブは、雪上のトラクションとブレーキ性能を向上、安定した走行を可能にするという主張を展開しました。

 そして「WH2000」シリーズは、従来コンセプトを踏襲しつつもパターンデザインは全くの別物。より先鋭化し冬専用としての特性をトータル重視で展開します。

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ZEETEX WH2000

オートウェイ公式サイト

 

ZEETEX WH2000 SUV

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