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NANKANG SV-55 の特徴

概要

NANKANG期待の最新性能を搭載する

縦溝は4本で溝面積比36%を誇り排雪性への効率化を図る。ショルダーにはパターンブロック同士をリンク、刻まれるペレット型サイプは雪路、そしてアイス路面でグリップ力を高める。

製品情報

 NANKANG「SV-55」は2015年から導入が開始されたSUV/4×4/専用スタッドレスタイヤです。現在のラインアップでは最新レベルとなるその性能に注目したい。

 メーカーが示す性能指針は乗用車用「SV-2」と同等レベル‥ ウェットでの効果を狙いつつも、ドライでアップグレードされた操作性を謳います。ではアイス、雪路での効きはどうよ?

 「SV-55」の特徴はこうです。縦溝は4本で溝面積比36%を誇ります。これが意味するところは排雪性かと。効率化を図ることで効きへの可能性を高めます。縦溝はIN側2本の幅をOUT側2本より拡大、更にIN側には細かなサイプを設置し、雪路性能と伴に剛性向上も果たします。

 ショルダーにはパターンブロック同士をリンクさせ、剛性向上によりOUT側の操縦性にも関連付けます。ここに刻まれる ペレット型サイプ は雪路、そしてアイス路面でグリップ力を高めます。

 メーカーによる性能指針は6点を満点とし次のように示されます。アイス性能(4)、雪路性能(5)、ドライ性能(5)、ウェット性能(5)です。触れたように「SV-2」と同等性能を実現しています。

 しかしながら、最新を謳うにはせめて「SV-3」レベルは欲しい。それにより向上化の云々も訴えが響きます。「SV-2」と同等レベルでは弱いような気がします。個人的見解‥

SUV/4×4の専用性

 SUV/4×4の専用性で得るプラス効果は2つです。ひとつはSUV/4×4の車種特性である、重量と重心の高さから来るふらつきなどに対応すること。もうひとつはそこにスタッドレスタイヤとしての効きを上乗せで出来ることです。

 いま世界的に注目されているのが都市型SUV、CUVかな。「SV-55」のターゲットはここを狙ったものかと。ドライ、ウェットでのアープグレードで対応した「SV-2」は都市型としての主張を強調します。これと基本性能レベルを同じにする理由はここにあると思います。

 サイズ展開は随分アップしています。当初は僅か数サイズから始まりましたから。この点においての期待感はある、と考えます。

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 インプレッションの投稿を募集しています。上のリンク『インプレッションを投稿する!』からフォームへお入りください。同一銘柄でも感じ方は人により様々かと。装着車種やサイズ、更には走行環境も異なる訳ですから。何を求めるのか、何処へ目を向けるのか、この点など実体感から伝わると良いですね。