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アジアンタイヤの規格を理解しよう

 タイヤの規格は3つに大別出来るかと。日本のJATMA(ジャトマ:一般社団法人日本自動車タイヤ協会)、欧州のETRTO(エトルト:欧州タイヤ及びリム技術機構)=STD(スタンダード) ・ RFD(レインフォースド) / XL(エクストラロード)、米国のTRA(ティ-アールエー)など。タイヤメーカーでは、これらの規格に沿ってタイヤの製造をしています。

 アジアンタイヤは、主にETRTOのSTD(スタンダード)規格か、RFD(レインフォースド)/ XL(エクストラロード)規格がメインです。RFD / XLはタイヤ内部の構造を強化することで、スタンダード(STD)規格品と同サイズでも高い負荷能力を発揮できます。

 JATMA ・ ETRTO STDでは最大負荷能力の空気圧は2.5kPaですが、RFD / XLでは2.9kPaになり、高い空気圧により負荷能力が高くなっています。重さを支えるにはタイヤ内部の容積を大きくする必要があり、RFD / XLでは同サイズでもLI(ロードインデックス)が大きいので、高い空気圧で重さを更に支えることが可能となります。

 タイヤサイズが同じでも、規格によってLI(ロードインデックス)が異なったり、空気圧設定にも違いが出てきます。その為に新車装着とは規格が異なる製品を装着する場合、その規格に合った適正な空気圧にする必要があります。

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参考事例

新車装着(JATMA規格)215/45R17 87W、指定空気圧240kPaを、(XL規格)215/45R17 91W XLにする場合

●JATMA規格
 215/45R17 LI 87 240kPaの付加能力=545kg

●XL規格
 215/45R17 LI 91 545kgの空気圧=250kPa

XL規格のタイヤでも、JATMA規格のタイヤと同じ空気圧で、同じ負荷能力を発揮する場合もある

●JATMA規格
 225/55R17 LI 97 210kPaの付加能力=635kg

●XL規格
 225/55R17 LI 101 635kgの空気圧=210kPa

インチアップで(JATMA規格)195/65R15 91Hを、(XL規格)215/45R17 91W XLにする場合

●JATMA規格
 195/65R15 LI 91 230kPaの付加能力=600kg

●XL規格
 215/45R17 LI 91 600kgの空気圧=280kPa

 詳しくは タイヤ管理の基礎知識-「オートウェイ」で確認できます。更に詳しいのは 空気圧別負荷能力対応表-「ブリヂストン」 かな。

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