≫ アジアンタイヤ 注目製品はこれ!!

MAXTREK SIERRA S6 の特徴

概要

SUVオンロードS/Tに商機を見出す

トレッドに細かなラグパターンと幅の広い4本の縦溝を組み合わせることで高いグリップ力を発揮。ドライだけでなくウェットでも安定した走行が可能。サイズは15~21インチまで30以上を展開。

製品情報

 MAXTREK「SIERRA S6(シエラ エスシックス)」は、トレッドに細かなラグパターンと幅の広い4本の縦溝を組み合わせることで高いグリップ力を発揮。ドライだけでなくウェットでも安定した走行が可能だという。

 国内導入からは相応の期間が経過、当サイトでもようやく掲載が実現しました。主張はSUVオンロードの追及です。但し標準性能重視であることから、H/T(Highway Terrain)= オンロード高速走行対応 よりも S/T(Street Terrain)= 街中でのオンロード対応 を謳っています。

 サイズは15~21インチまで30以上を展開し、コンパクトからミドル、そして大型車まで対象です。このタイプで30以上の展開は珍しい。注目を浴びている結果となるのでは。

 特徴で示されるトレッドのラグパターンは注目します。いわゆる横溝タイプと言えば理解しやすいか。完全なる横溝ではなくてそこは最適化された形状を採用。これによる効果はいくつかあるけれどウェットでの排水性、ノイズの逃げ、そしてトラクション効果と言ったところか。

 位置付けられるS/Tの括りでは主に前者の効果が有効。繊細さをも印象付け、効率的な排水効果に長けたデザイン。更には走行時に発生するノイズに対する逃げの役割に貢献すると思います。

 但し飽くまでもS/Tであることから、極上さは控え目というレベルになるかと。H/Tを明確化したそれとは明らかな差異があるのはショウガナイ‥ この点についてはコストパフォーマンスが妥協の一助になるかな。

 ただ4本の縦溝とのコンビネーションは悪くない。ウェットにおいてセンターリブに刻まれる横溝から受ける有様にも効果を強調しています。この点はレベルアップを実現する主張に活きてくるはずです。

 MAXTREKそのものは中国メーカー、ですので「SIERRA S6」も中国製。これまで同様の製品は他との性能差を抱いてきました。また他国メーカーにおける中国製造と、中国メーカーの中国製造でも同様の捉え方がありました。

 しかし近年における性能レベルは必ずしもこの見方が当てはまりません。高性能ではないけれど、いわゆるアジアンタイヤとしての一般レベルは他との差異がほとんど見当たらない‥ 飽くまでもイメージなので難しいところではありますが。

 それでも導入サイズの多彩さには好感を得ることが多い。利用価値を見出せればこれでもいい、という選択になりそうです。

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