ベーシックモデルとして「01」の役割に徹する
- カテゴリー:スタッドレス(WM01)
- サイズ:13~19インチ
- 扁平率:80~35%
- 発売:2012年8月
- 11件のインプレッション
初期から変更、「01」が付き「WINTER MAXX 01」へ。ベーシックモデルとしての位置付けで展開。しかしダンロップ史上、氷上性能がMAXX、ナノ領域で氷の凹凸に対応する性能は注目。
製品情報
ダンロップのスタッドレス「WINTER MAXX」(パターンコード:WM01)は、2016-2017年シーズンに「01」が添えら「WINTER MAXX 01(ウインター マックス 01)」(以下「01」)となり新たなポジションのベーシックで展開されています。
名称変更の理由は進化系「WINTER MAXX 02」(以下「02」)が投入されたから。まぁ、差別化ですね。「02」のポジションはハイスペック、対して「01」はベーシックの役割に徹します。これにより乗用車用「WINTER MAXX」はシリーズ展開が実現します。
2012年に登場した「01」は 満を持して、という印象が抱かれたほど期待がいっぱいでした。ダンロップの MAXX による訴えは、従来品「DSX-2」に対する飛躍的な向上を期待させるものでした。
「01」は、新開発の MAXXシャープエッジ と、ダンロップ独自の新材料開発技術 4D NANO DESIGN により開発した ナノフィットゴム を採用し、従来品比較で氷上ブレーキ性能11%向上を強調します。
MAXXシャープエッジ は、同社の独自技術 ミウラ折りサイプ のサイプ幅を従来品より25%細くすることで、ブロックの倒れこみを抑制します。これによりサイプ数も増しタイヤ全体のエッジ部分が22%アップ、路面への引っ掻き効果を高め氷上ブレーキ性能を向上させています。
また、高密度シリカがゴム内部でネットワークを構築し支え合い、マクロ領域のゴム剛性を高めています。ブロックの倒れこみを抑制し、MAXXシャープエッジ の効果を最大化させます。
ナノフィットゴム は、4D NANO DESIGN によりナノ領域での柔軟性とマクロ領域での剛性を両立します。軟化剤がゴム内部でクッションの役割を果たし、ナノ領域で氷の凹凸に柔軟に変形し強く密着することで、氷上ブレーキ性能の向上を果たします。
トレッドデザインは左右非対称パターンを採用、IN側ではラグ溝の容積が9%UPしており、雪を掴み排雪することで雪路でのトラクション性能を発揮します。センターは主溝容積が40%向上しており、ウェットでのハイドロ抑制やシャーベットでの走行性が向上しています。OUT側は剛性アップしたブロックにより、コーナリングでの踏ん張りにより様々な路面コンディションでの安定性に期待が寄せられます。
氷上性能だけではなく、雪路、ウェット、シャーベット、ドライなど冬のあらゆる天候による路面状況に高度に対応するよう、すべての性能面で従来品を上回り、ライフ性能の大幅向上から環境面での貢献も訴えています。
ベーシックの役割
「02」の発売でベーシックとなる「01」、サイズ設定は残念、ここに来て大幅な削減になりました。新たな製品投入により従来品はフェードアウトの様相強まります。「01」もその宿命を受け入れます。しかし従来品として価格への魅力は上がる、と考えます。
そうそう、一つ加えておきたい。ロングライフです。元々主張が高い性能のひとつながら依然として強調には期待感を維持します。従来品「DSX-2」との比較で1.5倍です。もう1シーズン使えることになる。
根拠となるデータは摩耗試験結果として公表しています。試験距離8,080kmを2台の車両で交換しながら走行、推定ライフ指数は「DSX-2」(100)に対して「01」(148)で約1.5倍ですね。よって摩耗に強い「01」は雪が降る前の早期装着を勧めています
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【11】
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 3.7
- 4.3
- 3.1
- 3.0
- 4.0
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
車重のある車のせいか効きは良好で先の方も言っているように足回りの硬いヴェゼルでも乗り心地が良くなりました。以前のダンロップスタッドレスはウェットで滑ると聞いていましたがウインターマックスはそういう事もなく走れています。ダンロップはウインターマックスからスタッドレスの性能が良くなった感じで次は02にしようと思ってます。自分は秋田県住みですがこのタイヤで十分走れてます。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
夏タイヤでは安くて性能も抜群の素晴らしいタイヤメーカーの製品だが、この製品に関してはどの性能も標準的といったところ。
雪上ではしっかりと食い付くが、アイスバーンの発信時や下り坂等では他メーカーとの差が出やすそう。
価格的にもちと高い。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
北陸地方在住です。
タイヤは値段のみで考えるタイプで以前はトーヨースタッドレスを愛用しておりました。
しかし2017ー2018年の豪雪によりスタック、立ち往生が頻発し、考えを改める事に。
それでも乗っている車が古いこともありBSブリザックほどの性能は要らないと思い、カタログスペックでもレビューでも平均的なDLウィンターマックス01にしました。
初雪時、慣れてない道でもふらつく感覚もなく、シャーベット状の雪には強い感覚があります。
また、つい最近凍結の路面(駐車場)でブレーキテストもやってみたのですがABS発動と同時に止まれる感触もあります。
今年も豪雪になるかどうかわかりませんが、02じゃなくても形落ちで十分な気がします。
あとは坂道の圧雪発進性能がどうか早く試してみたいです(笑)
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
東京在住で年10回程度スキー場へ行くレベル、走行距離2500kmでのインプレになります。
購入動機は製造3年経過の長期在庫&WM02デビューによる安値処分品であったためです。
雪上…新雪・圧雪・深雪何も問題ありません。ラフなアクセルワークでも車を動かそうとするグリップ力を維持します。ABSが効くまでのブレーキは結構な減速になります。
ただ、雪を踏み固める走行音がビャーーーという感じの聞き慣れない大き目の音がします。
ドライ…サマータイヤのコンフォートタイプと同様の乗り心地・剛性感、乗り心地がしっかりしているので燃費ダウンも少ない(-5%程度)
サマータイヤと同様の乗り心地なので★5
寿命…製造3年経過の長期在庫品なのに、ホイール組込時に硬度計で47であった。
走行2500km・雪1/ウエット1/ドライ8の使用状況で、皮むきまでの初期グリップ確保の浅溝がまだまだ健在。リアはイボ跡も認識できる。プラットホームまで25,000km位使えるのではないか?
3年経過で硬度も十分、耐摩耗性が高いので★5
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
豪雪地方で使用しておりますが、氷上性能はDSX-2とさほど変わらない感じで横滑りが酷いと感じました。雪上性能はまあまあで、これもDSX-2とさほど変わらないようです。あくまでも個人的な感想ですが車種との相性があると思いました。どちらかと言うと重量がある車向きかもしれません。豪雪地方向きではありません。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
岩手県の豪雪地域で使用しています。
以前ブリヂストンのREVO GZ(1シーズンのみ)を使用しておりましたが、アイスバーン路面での発進時や直進走行時、真横に滑り何度もヒヤヒヤしていました。同様に轍になっているアイスバーン路面でもハンドルをとられ易く、ネットで高評価になっているブリヂストンの氷上性能等に疑問を抱いていました。
ダンロップのスタッドレスタイヤに買い換えることは無意味だと...周囲からは意見ありましたが、いちかばちかで買い換えました。
結果、大正解でした!
タイヤがアイスバーン路面に食いついて行くような感覚で、以前感じていた真横に滑り出す恐怖感がなくなりました。特にアイスバーン路面での坂道発進はビックリするくらい安定して前に進んでくれます!
轍路面でも横に滑ることはもうなくなりました。
思った以上に良いタイヤ!
価格も安価ですし。
乗り心地はダンロップの方が硬い感じを受けますが、決して悪いレベルではないと思っています。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
こちらは南関東ですが、3回ほど新潟、長野方面にドライブに行きましたので、その時の状況を報告させていただきます。
予想通り圧雪路面では安定しています。アイスバーンですが、凍った路面では、速度に注意すれば大丈夫です。ブレーキテストもしてみたのですが、予想以上に効きが良いです。
一番滑りやすかったのは、日が出て溶けかかったアイスバーン路面です。乾燥路からいきなりそのような路面に入った瞬間滑り、VSA(横滑り抑制)が結構作動しました。スピードの出しすぎと、どんなスタッドレスでも滑る路面だったと解釈していますが、立て直しは早かったです。スピードをコントロールしたら、大きな横滑りはありませんでした。
乾燥路については、足回りが固いと不評のヴェゼルですが、乗り心地が改善されました。また、静熟性についても標準タイヤよりも優秀です。ウエットについても、不満は全くありません。南関東在住としては、コスパは非常に高いと思います。前車がDSX2でしたが、価格差以上の安心感があります。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
新作で登場した12年から今年で3シーズン目です。
当方、山形県の庄内地方で週に1~2日はホワイトアウトが起こる地域での使用です。
前に履いていたYOKOHAMA IG30との比較になりますが、全ての性能において安心感があります。
IG30だと、噛んだ雪が噛みっぱなしでタイヤが雪だるま状態になるせいか、何度かアイスバーンで制動がうまく効かない場面がありましたが、そういった事も今の所ありません。
たまに仙台にも行くので高速~ドライ路面も走りますが、過去のスタッドレスに感じたロードノイズや剛性も十分な能力を発揮してくれるので、満足しています。
ただし、BSのVRXを履いた同一車両に乗って更に上をいくものを体感してしまったので、評価は4とさせて頂きました(笑)
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
2012年、winter maxxが発売になった年に購入しました。
ブリヂストン信者が多数の地元ではあまり評価のよろしくないダンロップスタッドレスですが、今までの悪評を覆す事のできるものだと思います。
(当方豪雪地帯津軽在住)
肝心の凍結路面、積雪路面ですが、さすがに気温0度前後の表面が濡れた状態のアイスバーンは…滑ります。これはどんなスタッドレスにも当てはまりますが、ブリヂストンやヨコハマなどの吸水系スタッドレスには僅かに劣るかもしれません。しかしアクセルワークとハンドル操作を慎重に行えば、凍結路面に馴れたベテランドライバーの方なら容易に車体をコントロールできると思います。
圧雪アイスバーンや積雪路面、シャーベット路面では圧倒的グリップを誇ります。(個人的にこのwinter maxx…ミシュランスタッドレスの様にある程度車重のある車向きかな?)
気になるライフ性能ですが、2シーズン(雪道、乾燥路約1万キロ)走行で大体8分山、タイヤの硬化も3シーズンまでは余裕かと。
豪雪地帯の津軽でも大活躍してくれました。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
以前使用したBS REVO2と比べて
アイスバーンでの効き:ダンロップ最高性能を謳った割には低性能。
発進はまだ許容できますが、停車では思った以上に効きが悪い。
BSであれば徐々に制動がかかっていたのに、WINTER MAXXではABS作動しているとはいえ制動があまりかからず交差点進入が多発。
早朝などの乾いたアイス路面ではそこそこでも、気温が高い昼間のアイスでは制動ががらりと落ちる。
吸水タイプのBSと、撥水タイプのDLでは性能にここまで違うのかと再確認。
東北以南で使用する分には特に問題は無いと思いますが、当方のような北海道などの寒冷地では不向きと思います。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
ゴムのコンパウンドを変更した(ゴムがしなやかになった、グラスファイバーが無くなった)事でトータルで性能アップ。
中でもその効果か、ウェット路面でのグリップが飛躍的に上がり、しっかりとした安心感があります。
ドライはブリヂストンの様な高剛性には及びませんが、タイヤ全体が適度にしなる様な感じです。
雪上での目詰まりも少なくトラクションも優秀だと思います。