KENDA(ケンダ)タイヤ性能比較を新掲載!
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KENDA KR20 の特徴

概要

容易にスポーツ走行を楽しめる製品として高評価

「KR20 KAISER」というブランド名でも知られている。主にストリートユースおよびライトスポーツ走行を意識した製品。長年にわたり根強い人気を保ってきた定番モデルとして認知。

製品情報

 KENDA「KR20(ケーアールニジュウ)」は、KENDAのラインアップにおいて定番スポーツタイヤです。「KAISER(カイザー)」というブランド名でも知られています。「KR20 KAISER」ですね。主にストリートユースおよびライトスポーツ走行を意識した製品です。長年にわたり根強い人気を保ってきた定番モデルとして認知されています。

 サイズ展開は、20 ~ 15インチまでを設定し、オートウェイによる国内導入初期としてはまぁまぁと言えそう。製造は中国です。

 当初から容易にスポーツ走行を楽しめる製品として高い評価を受け、プロユースではなくアマチュアやエントリーユーザーを主なターゲットに据えた設計が見出せます。

 最大の特徴は、スポーツ系タイヤとしてのグリップ性能と、コストパフォーマンスのバランスです。ドライグリップを重視したその様は、トレッドが方向性を持つV字型のパターンを採用しています。コーナリング時の接地面積を確保し、ドライ路面での応答性と操縦安定性を高めています。

 ウェット性能はメジャーに比べると控えめながら、アジアンタイヤとしてはある程度の対応力と見ることが出来るのでは。コンセプトが日常走行におけるスポーツフィールと、限られた予算で楽しめる走りの追求にある為、ある意味で割り切った性能とも捉えることが出来そうですが‥

 コンパウンドは比較的ソフト寄りで、耐摩耗性とグリップ性能を両立させるためのチューニングを感じられるという。ただ高温下での耐久性やハードなグリップ走行を繰り返すと熱ダレしやすい傾向もあり連続サーキット走行などでは限界が見えてくる。

 静粛性や乗り心地といった面では、サイドウォールの剛性が比較的高めに設定されており、タイヤ自体の変形量が少ないことで、ハンドリング性能や応答性には寄与するが、その反面で路面の凹凸を拾いやすく、乗り心地は硬めに感じられるよう。

 また、トレッドブロックの構成やパターンノイズの影響により、一般的なコンフォートに比較すると走行中の騒音は大きく、長距離の高速移動や静粛性を求める用途には向いていないかもしれません。飽くまでも走りを楽しむことに重きを置いたことを物語っている、と割り切りが必要でしょう。

 「KR20」は限界を攻めるタイヤではなく、限界手前での操作性を楽しむという位置付けが適切です。走る楽しさを重視した、エントリー向けにふさわしく、価格と性能のバランスに優れた所以はそこかと。

 決して万能ではなく、サーキットでのハードな走りや雨天時の安定性には限界があるものの、それらを割り切って使用するユーザーにとっては、非常に満足度の高い製品となり得ると思います。

 最後に、NANKANG「NS-2」は「KR20」の直接的なライバルとして長年比較され続けている台湾製スポーツラジアルです。双方でよく似た立ち位置にありながらも実は性格が異なります。

 「KR20」はドライ性能やドリフトコントロール性を重視し、スポーツ走行での扱い易さに重きを置いているのに対し、「NS-2」はより全天候型・ストリート寄りのチューニングがなされており、普段使いとスポーツの両立を狙ったバランス型と言えるでしょう。

 どちらを選ぶかは、ユーザーの使用目的に大きく左右されると思います。例えば、週末だけ峠やジムカーナ、ドリフト練習を楽しみたいユーザーには「KR20」がより適しています。一方で普段の街乗りも重視しつつたまにスポーティな走行をするユーザーには「NS-2」の方が快適性を含めて相性が良い場合が多いかと。両者ともにアジアンスポーツタイヤの代表格であることに変わりはありませんが‥

サイズ・購入

オートウェイ公式サイト

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