低燃費タイヤを実現。優れた低燃費性能に注目
- カテゴリー:SUV(低燃費)
- サイズ:15~20インチ
- 扁平率:80~40%
- 発売:2015年2月
- 1件のインプレッション
ラベリング制度での転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を達成。剛性を強化しながらも熱伝導の抑制により、SUV低燃費タイヤとして優れた性能を発揮する。
製品情報
トーヨー「PROXES CF2 SUV(プロクセス シーエフ2 エスユーブイ)」は、SUV用として同社初の全サイズ低燃費タイヤを実現しました。ラベリング制度の転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を達成です。
SUVタイヤの多くはM+Sなどの冬用タイヤ性能を搭載しているケースが多く、低燃費タイヤのガイドラインから外れるのがほとんど。トーヨーにとって全サイズ低燃費タイヤ化を果たしたことは、発想の先進性を示したことになるのでは。
同時展開される乗用車用「PROXES CF2」は、2012年春から欧州で先行販売されており、時を経て日本導入を果たしました。欧州向けの公式サイトではHP(ハイパフォーマンス)としてパッセンジャーカー向けに括られるも、国内では輸入車向けと添えられています。
一方「PROXES CF2 SUV」とはパターンデザインや基本性能は共有化しています。しかし、ターゲットはコンパクトからミドルサイズのSUVです。そこはSUV専用として独自路線を強調します。
搭載技術
材料設計基盤技術 Nano Balance Technology によって、ウェットブレーキング、低燃費性能の向上を実現しました。新配合のトレッドコンパウンドと低燃費サイドウォールの採用では、従来品「TRANPATH SU Sports」と比較して、転がり抵抗を23%低減し、ウェット制動距離を3%短縮しています。
サイドウォールによる低燃費の実現は熱伝導の抑制を果たしたものです。サイドの たわみを適正化しエネルギーロスを抑え込みます。これによりショルダー部の発熱も抑えられ、重要なトレッド部の発熱量を低下させます。転がり抵抗低減は発熱量を抑えることが重要な技術展開として確立されています。
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インプレッション
- 投稿数 【1】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 5.0
- 5.0
- 5.0
- 4.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
主に、新車装着タイヤ ヨコハマ Geolandar G91F (25000Km走行)と比較します。
角がとれた上質な乗り心地で、高速道路での直進安定性が大幅に向上し、ハンドルに手を添えるだけで運転できるので、長距離を運転しても疲れません。大雨で水たまりに突っ込でもビクともしません。静粛性も高く一クラス上の車を運転している感じがします。SUV用に一般的なM+Sラベルではありませんが、夏用タイヤのメリットを十分に享受できます。転がり抵抗の低さは、走り出しの軽やかさで即実感できます。Treadwear 400ということなので、そこそこの寿命があると思われます(ちなみにMichelin Primacy 3はTreadwear 240)。購入後1500Km走行しましたがこのタイヤに大変満足しいます。