2025-2026年 スタッドレスタイヤの最新化!
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トーヨー OBSERVE W/T-R の特徴

概要

荒れた氷雪路や雪深い路面での走破性を追求

荒れた氷雪路や雪深い路面での走破性を追求したパターンデザインを採用。深雪でのトラクション効果を得るために、サイドに大型サイドブロックを採用し雪を掴む効果を発揮。

製品情報

 トーヨー「OBSERVE W/T-R(オブザーブ ダブルティーアール)」が2021年8月より発売されています。SUV専用スタッドレスタイヤとして「OBSERVE GSi-6」と同時発売でこのカテゴリーの全体フォローを目指します。

 正直2製品同時発売には驚いた。ただそれ以上に先行発売されていたらしいのは腑に落ちない‥ その情報を掴んでおらず、ただ公式リリースを見逃すはずがないので密かにだったと受け止めます。まぁ1サイズのみ、ということからテスト販売の意味合いが強かったかと。

 後にサイズ追加が段階的に行われたことも、その証左と言えます。「OBSERVE GSi-6」のように大量サイズ展開でシェアを狙うのではなく、飽くまで志向性のあるユーザーに向けて尖った特性を提示する製品、という立ち位置を最初から目指していたのでは。

 「OBSERVE W/T-R」のパターンデザインはその狙いを如実に物語っています。通常のスタッドレスより大きめのブロックを採用することで耐外傷性を高め、アイス性能と同時に雪深い路面でのトラクションを強調します。特にサイド部に設けられた大型ブロックは、4×4オフロードタイヤを想起させる設計で、ラッセル走行や雪壁の突破といった局面に優位性を持たせています。

 更にショルダー部に段差を設けた配置や、幅広スリットによる排雪性向上など、深雪での掻き出し性能を強く意識した設計が目立ちます。

 一方で、氷上や圧雪路での基本性能をおろそかにしている訳ではありません。センターリブを高剛性化して直進安定性や応答性を確保することで、ドライ路や硬く締まった雪道でもSUV特有の重心の高さや車重をしっかり受け止められるよう配慮されています。

 但し「OBSERVE GSi-6」のような氷上特化の進化を前面に打ち出してはいない為、氷雪路全般のバランスではなく、深雪や未除雪路といった条件下に寄せているのが特徴です。

 このことから、「OBSERVE W/T-R」はSUVユーザーの中でも特に冬山や豪雪地帯を日常的に走る人々をメインターゲットにしており、都会派SUVユーザーや一般的な街乗り中心層には「OBSERVE GSi-6」を推奨する、という棲み分けが浮かび上がります。

 トーヨーとしてはSUV専用スタッドレスの中でも細分化を図り、ユーザーの使用環境に応じて最適な選択肢を提供するという戦略をとったのでしょう。

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