2025-2026年 スタッドレスタイヤの最新化!
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トーヨー OBSERVE GSi-6 の特徴

概要

先進技術が生み出すグリップ力と操縦安定性

多彩な冬の路面でハンドリング性能とブレーキング性能向上。いずれも7%の短縮を実現。従来品「OBSERVE GSi-5」を踏襲しつつ素材・パターン技術の大幅な進化を果たしている。

製品情報

 トーヨーが2021年8月に発売した「OBSERVE GSi-6(オブザーブ ジーエスアイ シックス)」は、2013年に登場した「OBSERVE GSi-5」の後継という位置付けでありながら、その背景には同社の冬用タイヤ戦略による複雑な流れが関わっています。

 表面上は約8年ぶりに主力のスタッドレスタイヤが新世代へ移行した印象が強いものの、実際には2017年に登場した「Winter TRANPATH TX」がミニバン専用という枠を超え、SUVや背の高い車種をもカバーするコンセプトを打ち出しており、その存在が「OBSERVE GSi-5」から「OBSERVE GSi-6」への空白を補って来ました。

 更に同時期には各社がSUV専用、あるいは乗用車用との共有を前面に出した製品群を展開しており、トーヨーとしてもこの流れに応える必要がありました。そこで、「OBSERVE GSi-6」と「Winter TRANPATH TX」を2本柱に据えたフォロー体制が整えられたという訳です。

 「OBSERVE GSi-6」は、夏タイヤで好調な「OPEN COUNTRY」シリーズからの履き替え需要を強く意識して開発されており、クロスオーバーやSUVのユーザーを冬も取り込むことを狙っています。

 更に同時期に発売された「OBSERVE W/T-R」がクロスカントリー系の11サイズを担当し、「OBSERVE GSi-6」が22サイズを揃えることで、合計33サイズのラインアップによる広範なカバーを実現しました。こうした展開は単なる後継モデルとしての発売に留まらず、トーヨーの冬用タイヤ全体の戦略的補完を意味しています。

 技術面では、「OBSERVE GSi-6」は氷雪路やシャーベット路、ウェットなど多彩な冬の路面状況において、ハンドリングとブレーキングの性能向上を実現しました。従来品比で制動距離を7%短縮しているのが大きな進化点です。

 コンパウンドにはシリカを増量し柔軟性を高めることで氷面への密着性を強化、さらに吸水カーボニックパウダーがミクロの水膜を効率よく除去します。そして鬼クルミの殻は氷より硬くアスファルトより柔らかいという独特の性質を活かし、引っかき効果を与えてグリップを強化します。

 これらは「OBSERVE GSi-5」から受け継がれた技術でありながら、素材や配合の改良によって確実な進化が図られています。

 パターンデザインも刷新され、4本の縦溝はジグザグ形状となり、スノートラクションと排水性の両立を追求しています。センター部にはセレーテッドスタビリティリブが配され、操作性と安定性を補完します。

 更にブロックの変形を抑える3Dグリップサイプや、新品時から確実にエッジ効果を発揮するファーストエッジ加工など、従来の技術を進化させつつ新要素との組み合わせで相乗効果を狙っています。

 結果として、氷雪性能を軸にしながらもドライやウェットを含めた総合的な性能向上を果たしたモデルと言えます。

 「OBSERVE GSi-6」は、「OBSERVE GSi-5」からの長い空白を埋めるだけでなく、トーヨー全体の冬タイヤ戦略を刷新する象徴的な存在です。

 「OPEN COUNTRY」ユーザーを取り込みつつ、「Winter TRANPATH TX」と役割を分担して幅広い車種に対応する布陣を敷いたことで、激化するSUV市場や乗用車用のSUV兼用スタッドレス市場の中でも十分な存在感を発揮することを目指したモデルと言えるでしょう。

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