NEXEN CP641 の特徴
- タイヤカテゴリー:スポーツコンフォート/ミニバン
- タイヤサイズ:13~17インチ
- タイヤ偏平率:60~50%
製品情報
NEXEN「CP641」は、快適性と運動性能を併せ持つスポーツコンフォートタイヤです。セカンドブランド「ROADSTONE」にも「CP641」は存在し、同性能への拘りを訴えています。
ROADSTONE「CP641」とパターンデザインは同じ。よって性能上も同一であると理解します。「ROADSTONE」ブランドは欧米などの海外展開を意識したタイヤです。その為タイヤが持つ個々の性能を前面に押し出し、個性あるタイヤを強調しています。
一方NEXEN「CP641」は、NEXENのラインアップでHP(ハイ・パフォーマンス)に位置付けられており、静粛性、吸い付くようなグリップ感、ウェットでの安定性などを謳います。
トレッドはシリカ配合のコンパウンドを有し、4本のストレートグルーブ(サイズにより3本)の配置により、排水性の向上が訴えられています。ウェットでの効果はより繊細な溝の配置に特徴を示し、一層効きへの期待感が高められ、ヘビーウェット状態でもハイドロへの懸念を払拭させるほどの勢いを感じます。また、ショルダーの浅溝によるブロック構成は、グリップへの期待を高めます。しかし、HP(ハイ・パフォーマンス)へのポジショニングであることを鑑みると、相応レベルと考えるのが妥当かと。
それでもタイヤそのものの構造は上質さを示し、しっかりと真円性が構築されている事で、アジアンタイヤレベルとして転がり抵抗に対する低減が図られているのでは。そこからの燃費は期待されるところです。従ってスポーツコンフォートへのカテゴリー配置では、比較的コンフォートへの傾向を得意とするポジションが適していると想定されます。
ROADSTONE「CP641」の国内導入はフェードアウト。これにより「CP641」はNEXENで統一され、ブランドのみの曖昧な差別化が無くなりすっきりしました。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
グリップに関しては特に不満は無かったです。
ただ、ハンドルを切り始めた時の反応が悪くワンテンポ遅れる感じで、クイックに曲がれなくなったのが残念でした。
あと、極低速域での高周波音(?)が耳障りでした。