その他アジアンタイヤ-アジアンタイヤ比較。その他アジアンタイヤの詳細について比較検討します。

その他アジアンタイヤ-アジアンタイヤ比較

 NANKANGやNEXENなど主要なアジアンタイヤの他にも、高性能を訴えるアジアンタイヤは多数存在します。ここでは、メーカーの国籍や地域に囚われず、その他アジアンタイヤについて取り上げていきます。特に価格的なメリットが見出せる中国製タイヤ、そしてPBタイヤは注目です。

 PBタイヤはタイヤメーカーとしての位置付けは曖昧さも感じられます。しかし装着では決して他に激しく劣るものではありません。他のアジアンタイヤ同様その背景や受け入れへの理解は重要ですが、新たなタイヤヘの期待感は確実に増しています。

 ここでのPBは「ROTALLA」と「FINALIST」をラインアップしています。双方とも米国のタイヤディーラー扱いを謳い、製造は中国となっています。

 「ROTALLA」はPBタイヤとしての得意性、いわゆる価格への訴えが強化されるも、スポーツコンフォート、コンフォート、スタンダードを揃え選択の可能性を高めています。一方「FINALIST」は、PBタイヤの中でも価格重視のスタンダードの追求を特徴とします。

 PBタイヤの多くはスタンダードカテゴリーの充実が特徴になっています。標準性能の追求はPBタイヤにとっては主張しやすい。更に価格追求も可能となりますので。

 その他アジアンタイヤ

ROTALLA(ロターラ)タイヤ

rotalla

 「ROTALLA」タイヤは米国のタイヤディーラーのPBタイヤ。製造は中国。

左右非対称パターン採用で静粛性や快適性の追求を謳う

コンフォートとしての性格も感じるが、ミニバンなどへの装着も推奨し剛性面からスポーツコンフォートへポジショニング。左右非対称パターンはOUTでブロック面積を確保しハンドリング性能とウェット性能、INで細かい横溝から静粛性と乗り心地を訴える。

コンフォートタイヤとして快適性への訴えを示す

コンフォートタイヤ。プライベートブランドながら快適性への訴えを示す。特徴的なのは繊細な横溝構成、太さやデザインの異なる溝がセンターからショルダーへ向けカットされ、ウェットでの排水性と伴に静粛性への期待感を高めている。

軽カーやコンパクトカーを対象に街乗り重視のスタンダード

軽カーやコンパクトカーを対象にした街乗り重視のスタンダードタイヤ。非常に細やかな溝の配列が実行され、ウェットと静粛性への期待感が高まりそう。3本構成の縦溝は幅への意識も感じられ、ウェット性能とハンドリングへの向上感を訴える。

FINALIST(ファイナリスト)タイヤ

finalist

 「FINALIST」タイヤは米国のタイヤディーラーのPBタイヤ。製造は中国。

PBブランドとして価格への得意性を訴える

「FINALIST(ファイナリスト)」は、アメリカのタイヤディーラーが中国で製造しているプライベートブランド。特に価格面での優位性を訴えることで、タイヤとしての価値は見いだせそう。

 アジアンタイヤは、インターネットを駆使して全国どこからでも購入できますが、タイヤという商品から組み換え・装着には、購入後に直接ガソリンスタンド、カー用品店やディーラー等へ持ち込んで作業をしてもらうことが必要です。その為に、予算にはこの分も考慮しておかなければなりません。以下はその為の参考価格です。

【タイヤ組み換え等参考価格】 単位:タイヤ1本
タイヤサイズ
(inch)
タイヤ組換え&バランス(円) タイヤ処分(円) 車両からの脱着(円)
10~13 1,000~1,500 300~500 500~1,000
14~16 1,600~2,000
17~18 2,100~2,500 600~1,000
19~20 2,600~3,000
 *上記は目安です。ガソリンスタンド、カー用品店、ディーラー等により値段が異なります。
 *車両からの脱着は組み換え等の場合は掛からないことが多いようです。
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