ダンロップ DSX−2 の特徴
タイヤ性能
ダンロップ「DSX−2」は、接地面積を拡大することでグリップを向上させる「ミウラ折りサイプ」の「DSX」の進化で、氷上における「止まる」「曲がる」性能に加え、「安心感」という感応的な性能をも身につけた新世代のデジタイヤスタッドレスを謳っています。
このタイヤの性能について確認していきます。
タイヤテクノロジー
ダンロップ「DSX−2」は、「DSX」で採用された「ミウラ折りサイプ」を継承し、氷上におけるグリップとハンドリング性能を両立、氷をガッチリつかみ、しっかり踏ん張ることが特徴とされています。
「ミウラ折りサイプ」とは、その効率の良さから多くに採用されている「ミウラ折り」を応用したもの。非常に複雑な立体構造ですが、ブレーキによりブロックに力がかかっても内部でサイピング同士が支え合い倒れこみを最小限に抑えるものです。これにより路面との接地面積が増大することで、コンパウンドが持つ撥水効果や引っかき効果を引き出すことが可能となります。
また、従来のテトラピックを2倍の大きさにすることで、氷をガッチリ引っ掻く効果が増加し、「剛性コントロール剤」の採用により、スタッドレスタイヤに必要なゴムの柔軟性を確保しつつ、適度な剛性でしっかり踏ん張るそうです。
更に、氷上制動時に最も力のかかるショルダー部の剛性を高め、センター部より剛性を上げることで、氷上制動性能、直進安定性、操縦安定性が向上、更にミドル部の剛性を下げることにより、雪を効率的に噛み、スムーズに排雪するので、雪路の走破性も向上しているようです。
タイヤインプレッション
ダンロップの実験によると、「DSX−2」の氷上制動性能は従来品「DSX」に比較して約7%の向上が見られるそうです。これは、アイスバーンでの性能向上を示すことになりますが、最新技術の導入は急速な性能の進歩をもたらしているといえそうです。
「DSX」からダンロップのスタッドレスタイヤは、よりヘビーな環境下での信頼性の高さが目立ちます。更に「DSX−2」へ進化したことで、特にアイス性能に対する安心感は発進時や、コーナリング、そして止まるという基本動作において更なる評価を得ていると感じます。
これ、剛性感の高さがブロック機能を維持し、本来の働きを氷雪路で発揮することが可能となっていること大きいかと。今シーズンのスタッドレスタイヤは、氷に対する拘りが高く、その点で「DSX−2」はこれまでより更に性能評価高まるのではと想像します。
また、「DSX−2」は冒頭で触れましたが、「安心感」という感応的な性能をも身につけた新世代のタイヤを謳っています。でも、この感覚は冬の雪道を日常環境で知っているユーザーであれば、走れば走るほど雪道の怖さを実感しているはずであり、一般的にその受け入れは難しい感覚である気がします。
それは別として、デジタイヤシリーズ最高を誇るスタッドレスタイヤであることは間違いなく、また、より走行条件の厳しい環境下で装着するほどその性能は感じられる気がします。
但し、「DSX−2」も今シーズンは4シーズン目を迎えます。従って、モデルチェンジへの期待感を持っていたのですが、これは来シーズンか?
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