ファルケン AZENIS RT615K+ 発表【新製品】

 ファルケンの住友ゴムでは、従来品「AZENIS RT615K」の進化となる「AZENIS RT615K+(アゼニス アールティーロクイチゴケープラス)」を発表しました。相反するグリップ性能と耐摩耗性能の2つをバランスよく向上させ、連続タイムアタックでも安定したLAPタイム向上を主張点とします。

 トレッドデザインは従来との違いが見えて来ません。プロファイルも同様かな。なら +(プラス)進化が意味するのはなんだろう? それはコンパウンドです。

 最新では「AZENIS RT615K」をベースに、レースで培った新添加剤により発熱量をアップ。走り初めからトレッド面を素早く発熱し高いグリップ性能を強力に発揮します。また高分子量ポリマーの採用は、ハードな連続アタックでも安定したLAPタイムを維持するという。コンパウンド進化で大きなアドバンテージを得たのが「AZENIS RT615K+」という訳ですね。

 踏襲するパターンは「AZENIS RT615」からとなるのかな。「AZENIS RT615K」に引き継がれ、今回も同様のパターンを維持します。このパターンは特徴的、一つのブロックに対して3本の横溝を刻むことでランド比を広く設定する 3in1高剛性ブロック を採用、接地面積が拡大し高いグリップ性能を実現します。

 発売サイズは、275/35R18 95W ~ 215/45R17 87W の9サイズ。発売時期は、2017年2月から順次。

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