ブリヂストン ALENZA LX200 発表【新製品】

 ブリヂストンは、プレミアムSUVタイヤ「ALENZA LX200(アレンザ エルエックスニヒャク)」を発表しました。

 「ALENZA LX200」は、従来品「ALENZA LX100」の後継モデルで、上質な走行体験と高い安全性、環境への配慮を同時に追求した製品です。商品設計基盤技術ENLITENが採用され、構造や形状の最適化と新トレッドパターンを組み合わせ、乗り心地や静粛性、運動性能のバランスを高い次元で実現しています。

 発売サイズは 235/50R21 101W ~ 175/80R16 91S までの23を設定。転がり抵抗係数「AA」(一部「A」)、ウェットグリップ性能「a」を実現し低燃費タイヤの規定を満たします。2026年2月より発売予定です。

 「ALENZA LX200」で大きな特徴の一つは、従来モデルに比べてロードノイズが約16%低減されている点です。これは荒れたアスファルト路面での振動入力を抑える設計によるもので、静かでなめらかな走行感を追求しています。

 加えて、凹凸の大きな路面を乗り越える際の衝撃吸収性も向上させており、プレミアムSUVに求められる快適性と安定したハンドリング性能が実現されています。

 雨天時の性能にも注力されており、「LX Aqua Techゴム」と呼ばれる新しいゴム化合物を採用することでウェット性能を大幅に向上させています。この結果として、従来モデルと比較してウェットブレーキ制動距離が約15%短縮されています。

 環境性能への取り組みも重要なポイントとなっており、転がり抵抗係数が従来モデルより約18%低減されています。軽量化や接地形状の最適化と合わせて、低燃費性能の向上に貢献するだけでなく、ISCC PLUS認証に基づくマスバランス方式により再生資源・再生可能資源が一部原材料として活用され、サステナブルな製造プロセスが進められています。

 外観デザインとしては、タイヤサイドのロゴや文字をより深い黒で表現する微細加工技術「LUXBLACK」が広範囲に適用されており、プレミアムSUVの足元を引き締める高級感あるデザインに仕上がっています。

 このように、「ALENZA LX200」は静粛性や乗り心地、安全性、環境性能を総合的に高めたプレミアムSUVタイヤとして設計されており、従来の「ALENZA LX100」から進化した上質なドライビング体験を提供する新製品となっています。

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