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ファルケン EUROWINTER HS449 の特徴

概要

欧州仕込みで国内市場にメリット強調

突然の雪にも対応でき、ドライ・ウェットで高い操縦安定性能を実現、スタッドレスへの交換の手間が省ける、という3つのメリットを謳う。スノーフレークマークが刻印される。

製品情報

 ファルケン「EUROWINTER HS449(ユーロウインター エイチエスヨンヨンキュー)」(以下「HS449」)は、2015年に国内導入を果たしたオールシーズンタイヤです。欧州では2012年から既に発売されています。

 国内導入は住友ゴムのブランドとなるファルケン強化の一環です。グッドイヤーとの提携解消で、海外での露出強化を図ると同時に国内でも新生ファルケンを強調します。

 国内市場はオールシーズンの普及に消極性があるものの、欧米では一般的製品カテゴリーとして注目されています。そんな中で「HS449」は、突然の雪にも対応でき、ドライ・ウェットで高い操縦安定性能を実現、スタッドレスへの交換の手間が省ける、という3つのメリットを謳います。

 サイドに欧州で冬用タイヤとして認証された スノーフレークマーク が刻印され、突然の雪にも安心、高速道路のチェーン規制にも対応した高性能オールシーズンを訴えます。

 しかしながら、そこは冬専用のスタッドレスタイヤには劣ります。メーカーでも過酷な積雪や凍結路がある環境で走行する場合は、スタッドレスの使用を勧めています。また全車両チェーン装着規制では、いかなるタイヤ(スタッドレス含む)もチェーン装着が必要、と添えています。

 ということを理解した上で「HS449」の性能を確認したい。まずはコンパウンドからかな。一般的なタイヤに比較してゴムの柔らかさが特徴となるのがスタッドレス、対してオールシーズンはどうよ?

コンパウンド

 高密度シリカと新ポリマーを配合したコンパウンドを採用します。ゴム全体は剛く、接地面だけを柔らかく設定することに成功した特殊ゴムです。

 路面への密着性を高め接地面積が増大。多彩な路面コンディションに応じてグリップ力を発揮。また低温時の発熱とゴムの剛性を向上させ、ウエット性能と操縦安定性能の両立を図るという。

 パターンは、ワイドで長いラグ溝を数多く配置した方向性パターンを採用します。効果は雪を噛み排雪性をアップすること。更に太い主溝2本をセンター部へ刻み、排水性を向上しウエット性能向上も謳います。

 またブロック内部のサイプを山と谷の複雑な立体形状で形成した キャニオンサイプ を採用。サイプ同士が互いに支え合い、ブロックのヨレを防ぐことで接地面が増大し、雪路からドライ路まで安定した走行性能を強調します。

 日本国内は、豪雪、そして厳しいアイスバーンに望まなければならない地域もあれば、一方でほとんど降らないなど冬場の走行環境に地域差があります。また除雪対応が欧米とは異なります。従って比較すればオールシーズンの普及は正直進んでいないのが現状では。

 しかしながら、非降雪地域でもスタッドレスの装着が推奨されるなど、冬場のタイヤ装着に対する発展的捉え方が進んでいます。オールシーズンの提案はまずここに向けられるべきかと。興味が得られる可能性ありでしょうね。

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インプレッション

  • 投稿数 【3】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 平均評価値(5満点)
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3.6
  • 4.0
  • 3.6
  • 3.6
  • 3.3
獺祭 さん
【購入年月】
2018年9月
【装着車種】
グレイス HV 4WD
【装着サイズ】
185/60-15
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
【インプレッション】

初雪直前~根雪&雪解け時季の中間シーズンに装着しスタッドレスを温存するために購入。
早目に装着することで「朝突然雪が降ってた」という事態にも安心できたのは有難い(昨年の初雪は10月上旬)。
ドライ&ウェット路面では、夏タイヤと比べ燃費が10%程落ちているがそれ以外は夏タイヤと変わらず走れるのは有難い。
更に現在使用中のスタッドレスは排水性があまり良く無いのに対して排水性は夏タイヤより一寸落ちる程度なのでスタッドレスより遥かに走りやすい。
雪の降り始め時期のシャーベット状の雪が相手だと結構滑る!
スタッドレスでも滑るので仕方ないといえば仕方ないが、それでも夏タイヤよりは「曲がれる・止まれる」ので突然の雪に対する安心感は非常に高い。
厳冬期前の圧雪路&凍結路面は殆どスタッドレスと変わらないで走れる。
コンパウンドが硬めのスタッドレスよりは圧雪路ではHS449の方が走りやすいくらい。

という訳で、当初の目的である「中間シーズンでの使用」に限定すれは90点以上を与えても良いと思う。

(2018/12/21)
sakuramasu さん
【購入年月】
2017年12月
【装着車種】
トヨタ アクア
【装着サイズ】
175/65R15
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 3
  • 4
  • 3
  • 3
  • 3
【インプレッション】

2018年1月に降った東京の雪ではほとんど不安なく走行できました。カチカチに凍った氷の上では丁寧に加速しないとホイールスピンを起こします。徐行すれば滑らずに走れました。
ただし、購入時に取り付けられていたタイヤに比べると、燃費が5%程度落ちましたので、燃費重視の方は予め覚悟しておいた方が良いようです。

(2018/1/28)
ホンダイチロー さん
【購入年月】
2017年11月
【装着車種】
ステップワゴンRG1
【装着サイズ】
205/60/R16
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
【インプレッション】

ロードノイズは、スタッドレスタイヤと同じです(夏タイヤよりはうるさい)。ウェット路面のグリップ感は夏タイヤと同じです。
コーナリング時のタイヤの踏ん張りは、スタッドレスタイヤよりは良く、スタッドレスタイヤのような腰砕け感はありません。飛ばさなければ、十分なドライ性能です。
雪道でのグリップ感はスタッドレスタイヤとほぼ変わりません。タイヤのトレッド面がスタッドレスタイヤとほぼ同じだからでしょう。凍結路面でも全くグリップしないということはありません。ゴムが硬めですが、山道のアイスバーンでなければ走れそうです。
タイヤの寿命については、まだ三か月しか乗っていないのでよくわかりません。ただ、ゴムの減りはスタッドレスタイヤよりは遅いような気がします。

(2018/1/25)

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