グッドイヤー オールシーズンの可能性を更に強調する!

gy_vecter01

 1977年に世界で初めてオールシーズンタイヤ「TIEMPO(ティエンポ)」を投入したのがグッドイヤーです。

 利便性・安全性・経済性に着目、そこから40年間に渡り開発を続けています。四季がより明確な日本特有の気候環境こそ向いている、とグッドイヤーが訴えるものの・・

 普及著しい欧米に比較して、除雪環境や降雪後様々に変化する路面状況によって、日本国内でオールシーズンタイヤは正直厳しい印象があります。それでも尚、普及への道筋を探るのはなぜ?

 それまで住友ゴム色が至るところで感じられた国内のグッドイヤー展開。双方の決別により特にグッドイヤーは従来を脱し、グローバルとしての特色作りに舵を切りました。その一環がオールシーズンタイヤでは。

 恐らく苦戦は承知の上かな。昨シーズン急に取り入れた製品ではないし、以前からひっそりながらラインアップには名を連ねていました。そこから露出を急激に高めた訳で、長い目で育てる施策がいいと思います。

 ちょびっとずつながら他メーカーでの露出も見られるようになっています。グッドイヤーはここを牽引し、筆頭にならないといけないでしょね。その為には、繰り返すけれど継続的な強化が必要です。それでも可能性は五分五分、諦めないで可能性を見出して欲しい。

(2018.7更新)