ピレリ Scorpion ATR の特徴

  • カテゴリー:4×4タイヤ(A/T)
  • サイズ:15~16インチ
  • 扁平率:80~70%
  • 発売:

製品情報

 ピレリ「Scorpion ATR」は、オン・オフ対応のオールラウンド=A/Tタイヤです。WRCで培ったグラベルでの性能、そしてオンロードでの快適な走行を謳っています。

 Scorpionブランドは、ウルトラプレミアムSUV向けでオンロードでの高速走行をイメージした「Scorpion VERDE」、それに続く「Scorpion Zero」「Scorpion Zero Asimmetorico」、そしてオールラウンド性が高く、特にオンロードでの性能を発揮する「Scorpion STR」、更にオン・オフに優れたこの「Scorpion ATR」などがラインアップされます。

 A/T(オールラウンド)タイヤは、よりブロックの働きに頼る傾向が強く、それにより強烈なトラクション性能を発揮します。しかしブロックに対する負担は増大し、その継続ではクラック(裂け目)が入ることもあるのです。

 「Scorpion ATR」は、この対策として高密度カーボンと新世代のシリカを採用、これによりブロック剛性の向上が図られクラックの拡大を抑制します。トレッド面の深溝は4×4カテゴリーに共通するモノですが、一見では乗用車用のデザインを感じさせます。これピレリがWRCからのノウハウ導入を示すもので、オンロードでのハンドリング性能と、オフロードでのトラクション性能を両立させていることが謳われます。

 「Scorpion ATR」のオンロード性能は、随分快適な印象を示します。舗装路でのパターンノイズ気になりそうですが、静で乗り心地も十分。ブロックのヨレを感じることも少なく、トレッド面がしっかりと路面を捉えている、そんな感触を得ることが出来るよう。トレッドデザインからは、オンロード性能重視のように感じますが、実際はかなりトラクション性能が高く、オフロードでの得意性も示されます。

 「Scorpion ATR」は、オフロード性能の高さ、そしてオンロードでも快適さを得ることが出来ることから、SUV、4×4、そしてライトSUVでのオフロードなども対象になります。但し、サイズ設定は最小に近いのが難点かと。

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(2016.3更新)
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