NEXEN N1000 の特徴
- タイヤカテゴリー:スポーツコンフォートタイヤ
- タイヤサイズ:16~20インチ
- タイヤ偏平率:55~35%
- 方向性パターン
製品情報
NEXENのUHP(ウルトラ・ハイ・パフォーマンス)に分類される「N1000」ですが、スパルタンなトレッドデザインなどスポーツタイヤへのポジショニングが想定されます。しかし、ここではスポーツコンフォートタイヤに振り分けることで、NEXENのタイヤラインアップでの差別化に迫ります。
NEXEN「N1000」の特徴は大胆なトレッドデザインです。トレッド面の縦溝そして横溝はかなり幅広、特に縦溝には指1本が入りそうなほどで排水性の向上を狙っているものと思われます。ブロックの接地面も相応の面積を得ており、グリップ力への期待が持てるのでは。
このトレッドデザインの印象からは、スポーツタイヤそのものという感じがします。溝幅の特性だけなら、グリップ力を誇るメジャーメーカーのスポーツタイヤにも及ぶほどではないでしょうか。
しかし、NEXENの商品特性を確認すると、ハイパフォーマンスデザインや走行安定性、そしてウェット性能面での訴え、更には静粛性やコンフォート性能までも添えられています。このことで見た目の印象とは異なり、「N1000」をスポーツコンフォートタイヤのカテゴリーへポジショニングしました。
NEXENのタイヤラインアップを整理してみると、グリップ力では「N3000」、これにトータル性能の高さを得た「N9000」、「N9000」より運度性能が劣る「N1000」はスポーツコンフォートタイヤとなります。更に快適性が期待できる「N8000」もスポーツコンフォートタイヤにポジショニングされますが、「N1000」とは方向性が異なります。そしてその下には「N6000」が控えます。
NEXENのスポーツコンフォートカテゴリーでは、運度性能に優れた「N1000」に対して、「N8000」は快適性に特徴を示すことで差別化が図られ、住み分けが明確になると考えます。
2014年1月現在、導入への道筋が途絶えているのか、在庫が確認できません。この状態は相当続いています。