アジアンタイヤ 2024年シーズン最新化を果たす!!
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第5回 実は相当迷ったNANKANG こっちだったらどうだろう?

 再開したリアルレポートは第4回まで進み、NEXEN「N7000 Plus」の慣らしを伝えたところです。新たな展開を伝える前に少し余談を。以前ならコンフォートの装着など考えることなどなかった私。しかしながら、長年スポーツばかりでは芸が無い。

 そこでコンフォートの「N7000 Plus」に注目したのが今回です。ただ同時に迷っていたのがNANKANGのスポーツコンフォート「AS-2+」です。「AS-1」の進化として「AS-2」へ移行、更に新たなコンパウンドの採用で「AS-2+」へ再度の進化を遂げた ASシリーズの最新です。

NANKANG AS-2+ の特徴
最大進化はコンパウンドの改良。評価の高いパターンデザインは従来を踏襲、静粛性や乗り心地、いわゆる快適性が更に向上。グリップと快適性…

 これなら大人気になる、と思っていたのに・・ 正直人気ない。その可能性いまのところ低い。何でだろう? 人気を維持しているのは従来品「AS-1」です。現在も圧倒的なサイズ展開を維持し存在を強固にしている。

 本来なら新製品への注目が高まるはず。でもそうならない。実はアジアンタイヤ、これ珍しいことではありません。その理由、従来品との併売にあるのでは。従来品がいつまでも新製品を圧倒するサイズ展開に終始しているんです。

 これにより新製品は製品特性の訴えが半端で展開サイズも中々進まない。魅力半減です。受け取り側にとって良く分からん新製品よりも実績ある従来品が信頼出来る、そんなところかと。新製品の登場なら従来品はスパッと消えてもらうのがいい、と思う。

 それにしてもアジアンタイヤは併売が目立ちます。既存ラインアップからサクッと持って来ただけでもこれだけある。

NANKANG
NS-2 → NS-2R
AS-1 → AS-2+

NEXEN
N7000 → N7000 Plus

ATR SPORT → ATR SPORT2

FEDERAL
595RS-R → 595RS-RR

 さて「AS-2+」だったらどうだろう、だけれど、これはこれで結構な期待へ導いてくれたのでは。特にコンパウンドの進化はグリップと快適性双方を向上するという。スポーツとコンフォートの相反する性能の両立、ここ最大興味を持ったところかと。それと大きく変わったのは製造国、台湾から中国へ移行しました。影響あるかな?

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