2020-2021年スタッドレスタイヤ新製品の動き活発化!

タイヤの限界を判断するのは摩耗と劣化

 タイヤの限界を判断する目安として摩耗と劣化に注目します。摩耗が激しい場合は雨の日、特に高速走行で「ハイドロプレーニング現象」が起きやすくなります。ハイドロプレーニングとは、タイヤと路面の間に水膜ができ浮いた状態になり、ハンドル操作やブレーキが効かなくなる現象です。

 その為タイヤには溝の深さが1.6mmになると「スリップサイン」が露出するようになっています。これが出ると危険信号、新品への交換が求められます。

 また「クラック」の発生、いわゆる劣化も寿命の目安になります。促進が激しい場合は安全性に影響し、最悪ではバーストの可能性もあります。従って程度によって新品への交換が望まれます。

摩耗はスリップサインの露出で判断

 スリップサインは、残溝状態ならトレッドパターンの溝に隠れています。しかし、1ヶ所でも露出すると使用してはいけません。大変危険だし、法令(道路運送車両法)でも禁止されています。従って露出する前に新品への交換が望まれます。

 タイヤの寿命は3 ~ 4年が目安とされています。しかし、使用状況等によってはそれ以下やそれ以上にもなります。なので、残溝からはスリップサインを目安にすること。それにより交換のタイミングを判断します。

 タイヤのサイド部には △矢印 が数箇所表示されています。その延長線上の一番太い溝の間に一段高くなっている部分がスリップサインです。通常新品状態の溝は7 ~ 9mm、それが1.6mmになったら危険信号です。

クラックの発生も注意したい

 「クラック」とは、ゴムの表面に発生するひび割れです。タイヤには元々老化防止剤が含まれており、それが少しずつ表面に出てきてクラックを防止します。しかし、オゾンや紫外線の影響、そして経年によって発生する場合があります。

 これとは別に、洗剤やWAXなど一部の美化・保護剤の中には老化防止剤を落としてしまう製品があります。更に空気圧不足などでもその発生を促進させることになります。

 経年はショウガナイ。ただ自然界から受けるオゾンや紫外線の影響はちょっとした工夫で最小にすることが可能です。保管は直射日光の当たる場所を避け、カバーに入れたり屋内へ置くことで期待出来ます。

 また洗剤やWAXなどの使用は注意が必要。基本は水洗いのみがいいと言われます。でもどうしても艶出しなどに拘る場合、これを促進させる油性タイプは避け水性タイプを使用しましょう。

 空気圧不足や過荷重などでの走行はたわみが大きくなり、その繰り返しでクラックが発生します。適正空気圧の維持、そして過荷重は避けることを意識したい。

 但し、程度によっては継続使用が可能です。目安は JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会) から詳しく示されていますので参考にして欲しい。

タイヤWEBサイト
タイトルとURLをコピーしました