タイヤチェーンの適合サイズとクリアランス

 チェーン購入前に適合サイズと、タイヤハウス等のクリアランスをしっかり確認しておく必要があります。悩みに悩んで高価な製品を購入したけれど、いざ装着しようとしたらサイズが合わない!

 また何とか装着出来るけれどクリアランスがギリギリ、ハンドルを切ったら当たる、では走行出来ません。最近の車種はクリアランスがギリギリも多い。必ず購入前にそのあたりは必須の確認事項に挙げたい項目です。

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具体的にはどう確認する?

適合サイズ

 適合サイズは、タイヤの純正サイズを基に適合表で確認します。もしインチアップなどで純正装着サイズ以外を装着しているのなら、面倒ながらショップ等で必ずフィッティング確認をした方がいい。

 スタッドレスに装着する場合にも注意が必要です。夏タイヤと同サイズでも装着出来ないケースがあります。スタッドレスはブロック形状が特殊、ショルダーからサイドにかけては角ばっています。従って大きめでないと装着出来ない製品があります。

 これ全てではないので紛らわしい。製品により異なる、ということ。適合表はメーカーの公式サイト、またショップ等のサイトでも確認出来ます。

クリアランス

 クリアランスとはタイヤと車体の隙間です。チェーンはクルマの走行、というかタイヤの回転による遠心力で膨らみます。隙間が一定幅無いと車体に干渉し走行に支障が出ます。そもそも装着自体が難しい。製品により確認箇所が指定されていますが、一般的な目安としては以下の場所です。

 一部製品を取り上げるとこうなっています。メーカーの記載をそのまま載せておきますね。

【カーメイト BIATHLON Quick EASY】
フェンダーまわりで3cm以上、タイヤ裏側で2cmのクリアランスがあること。

【Yeti Snow net WD】
指定する各クリアランスが2cm以上あること。

【ソフト99 救急隊ネット】
タイヤハウスやサスペンションなどと、タイヤやホイールが3cm以上あること。前輪に取り付ける際はハンドルをいっぱいに回した状態でも確認を。

 購入したら実走行前に必ず試装着をし最終確認を。装着出来ますか、そしてクリアランスは大丈夫? 本番でスムーズに装着出来る、そして走行に支障がないことを確認しておきましょう。

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