ブリヂストン DUELER H/L ALENZA の特徴
製品情報
ブリヂストン「DUELER H/L ALENZA」は、ファーストクラスの快適性を謳いスポーツ性能よりコンフォート性能(快適性)に主眼を置いた都市型のオンロードSUVタイヤです。
SUVにはプレミアムセダン並みの快適空間を備えるものから、スポーツ性能に方向付けされたものなど特徴があります。ブリヂストン「DUELER H/L ALENZA」は、街中での快適な乗り心地や静粛性などを実現するプレミアムSUVタイヤです。
その特徴はブリヂストンのプレミアムコンフォートタイヤの代表格であった「REGNO GR8000」の「サイレントACブロック」を採用することで、ノイズを低減し静粛性の向上を果たしています。
また、排水性とブロック剛性を両立した「3D-サイプ」を横方向に配置し、ウェット性能と偏磨耗の抑制も両立しています。
SUVはミニバンや1BOX同様ボディー重量があり重心が高い為に、ふらつきや偏磨耗の恐れがあります。それを高い剛性のあるタイヤでしっかり支えることで安定感がでます。
しかし、その分乗り心地が硬くごつごつしたタイヤになりがちなのですが、そこを同社のプレミアムコンフォートタイヤの技術を流用することで、SUVタイヤにも極上の快適性をもたらしたのが「DUELER H/L ALENZA」の特徴です。
「DUELER H/L ALENZA」の乗り心地は、タイヤの当たりが柔らかく、スーと走り出すようなイメージかと。昨今のSUVの足回りの高性能さの影響もあるのでしょうが、プレミアムセダン並みの高級な感触を得ることができそうです。
しかし、人によってSUVが持つ本来の荒々しさのようなものを完全に封じ込めてしまうようで、少し物足りなさを覚えるという人も見られるかも。
「DUELER H/L ALENZA」は、一応浅雪での性能に配慮したタイヤとなっていますが、「高速道路での冬タイヤ規制時には通行できない場合がある」とメーカーでは注意を添えています。
この辺りについてはどう判断すべきか迷いますが、個人的見解としては通行できないと判断することで割り切ることができるのではないでしょうか。
また、対応サイズも限られているようで、SUVオーナーに広く訴えることは難しく、かなり絞りこまれたユーザーが対象になるような印象です。