ZEETEX ZT2000 の特徴
- カテゴリー:コンフォート
- サイズ:14~16インチ
- 扁平率:55%
(2018.1更新)
製品情報
ZEETEX「ZT2000」は、ウェット性能と静粛性を主張するコンフォートタイヤです。ZEETEXの乗用車用シリーズ展開はHPとZTに大別され、ZTは主に標準性能を訴えるスタンダードがメイン。対してHPはスポーツやコンフォートを配置した性能実現を謳います。
ZTシリーズのコンフォート
注目するのはZTシリーズのコンフォートというのが興味深い。特徴付けるのはパターンデザインです。左右非対称パターンを採用し、IN側ではウェットでの排水性向上と直進性を高めます。OUT側ではシッカリしたコーナリング性能を実現します。
またブロック剛性を高めることで摩耗抑性効果を発揮、寿命への貢献を果たします。特徴的な溝とブロックのコンビネーションが、得意とする静粛性を実現します。最適化されたデザインによるトータル性能の高さは「ZT2000」最大の特徴となりそうです。
インドネシア製
更に注目するの製造国では。「ZT2000」はインドネシアと示されます。「ZT1000」は中国、「HP1000」はインドネシアです。シリーズ展開による違いではなくカテゴリー性能により異なるのか。コンフォート系はインドネシア、ですかね。
これにより更なる興味が膨らみます。比較的受け入れの柔軟さが期待できるインドネシア製、いいのいでは。PBタイヤとして定着した ZEETEX、スタンダード主体からコンフォートへの追求はレベルアップによるタイヤ性能の本質に注目したい。
差別化
同じコンフォートに配置される「HP1000」との違いはどこでしょう? トレッドデザインはやはり左右で異なるデザインを採用しています。しかしながら、シリーズ展開における優位性はHPと捉えています。従って「ZT2000」は走りの安定性に注目します。