SAILUN ATREZZO ZS+ の特徴

製品情報

 SAILUN「ATREZZO ZS+(アトレッツオ)」は、コンフォートにポジショニングされながらもミニバン対応を謳うタイヤです。

 SAILUN「ATREZZO ZS+」は、ハイパフォーマンスタイヤが持つ洗練、複雑化されたデザインとは異なる形状を有しています。4本の縦溝に対して一定方向に流れる横溝はスタンダードな印象ながら、ブロック面は一定の面を確保しており、走りへの期待感を高めます。

 左右非対称パターンの採用はこのレベルのタイヤとしては珍しい。ハンドリング性能の向上や変磨耗、そして片減りに対する気遣いが伺えます。静粛性への訴えも強調されています。

 本来コンフォートとしてのポジショニングであるものが、これらの実現ではミニバンへの使用も推奨しています。ただ、サイド剛性には不安も感じます。より重量が増す大型ミニバンは厳しいのでは。ライトサイズのミニバンなら影響は少ないか。乗り心地に対する評価は得ており快適性のへの期待は持てそうです。

 磨耗への在り方は評価が難しい。単純な減りに対しては標準的劣化が受け入れられるかと。それ以上では性能への影響は大きくなります。中国のタイヤに対しては、中国メーカーと中国製タイヤでは異なり、その位置付けに微妙な違いが見らます。中国メーカーとしてのSAILUNには、コストパフォーマンスへの期待が最大となります。

インプレッション

KR214514 さん
【購入年月】
2012年10月
【装着車種】
プレリュード(BB5)
【装着サイズ】
225/40R18
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
  • 1
【インプレッション】

FF車のリアに履かせていたので、限界のグリップなどはわかりません
特に不満はなかったので「4」としました。
ロードノイズは大きめで、同情した仲間にも不評でした。

このタイヤの最大の問題は寿命です。
(私の環境では)装着から1万キロほどでスリップサインが出てしまいました
減りは猛烈に早く、そこから2千キロほどでほぼスリック状態に。
空気圧は常に2.8で使用していました

…とはいえ、1本2千円前後のタイヤなので、値段相応といえばそうかもしれません。
というか2千円で1万キロならコスパ高い方かも?
「とにかく今はお金が無いから安くしたい!」という方にはオススメです。

(2013/11/6)

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(2014.1更新)
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